👾義父、モニタリング退院後

排便で尿の回数は減った。
退院して家に帰った。

義父の思い描いていた同居生活は始まることなく、義姉が顔を出す回数も入院前より減った。
義姉は義父に
「もう、迷惑かけないでよ」
と言い続けた。

今回の入院経過を掛かり付けの内科にも共有できるよう連携をとると医者は言ったが、義姉にその後は任せているためどうなったのかわからない。

と、言うのも
旦那にしつこく車の鍵を返せと
義父だけでなく姉弟もが迫った。
「車があれば元の生活ができるんだから、良いじゃない。」
話し合いというより兄弟、親子喧嘩になり
旦那は、鍵を叩き返してきてしまった。

旦那は
「もう、知らん‼お前も、もう行かなくていい‼」
「行くのは盆正月冠婚葬祭くらいだ」
と言われ、盆には顔を出したがその後しばらく行っていなかった。

👾義父、結果をきいて（旦那）

やはり認知症かぁ～
車には乗せられないから、俺が鍵を持っていることにする。

兄弟で話し合わないといけないなー

義父に対する現状の受け止め方のズレを、まずは話し合って統一して欲しい。
仕事で都合つけにくいと、ほとんど私からの報告のみでの発言な旦那。

人まかせ過ぎて兄弟対立にならねばいいが‥‥

👾義父、結果をきいて（義姉）

認知症って医者は言うけど、お父さんはああなのよ。
私もそんなに行けることは出来ないし。
手術しなくて良いんだったら、家に帰ってのんびりしていれば良いじゃない。
食事も宅配頼めば。

‥‥かける言葉がでなかった。

👾義父、結果をきいて（義父）

義父、認知症の傾向はあるということはまったくきき入れていない。
しかし、誰かに面倒を見てもらうということをこう解釈した。

やはり、同居だ！
せっかく住まわせてやるんだから
さっさと来い‼

この医者は手術もろくにできないやぶ医者だ！
飯は不味いし帰っていいだろ。
水分補給？ああ、半日で飲めってお茶を淹れていくわ。そんなに飲めたもんじゃない。
娘はいつもコーヒーを買ってきてくれる。今日は来ない。コーヒーでも外に買いに行くとするかな。

水分量計測している最中だが、義姉の差し入れたコーヒーは申告していない様子だった。

義父は、手術ができない不満と、家族に構って貰いたいきもちに募っていた。

👾義父、モニタリング結果③

義姉が帰ろうとしているのを察知して看護師がまだ外来診察していた医師を呼んでくれた。

医師、義姉、私で結果説明開始。

モニタリングでわかったこと。
・確かに夜間の尿は頻回
・夜中に、義姉が迎に来るから帰ると看護師に申し出た事があった
・食事はとれている

・夜間の頻尿があるが膀胱には異常がなく手術する意味がない
・腹部レントゲンで腸に便がたまって膀胱を圧迫していると

‥‥便秘による頻尿⁉

今後の治療は
整腸剤で排便コントロール
水分量のチェックし必要量水分をとるようにする

認知症のほうは、やはり誰かが見てあげなくちゃならんだろう
なんだかんだ言っても娘を頼りにしてるんじゃない？
介護保険とか使ってうまく考えなよ

これが医師の意見‥‥
義姉にすべてまかすのは大変だろう。
自分の家庭事情や仕事でいっぱいいっぱいアピール半端ない人だから
すぐに爆発も予想できる。
からやはり協力して行く必要があるなと思った。