一泊のショートステイ
帰宅直前に電話が入った。
昨日、夕食前車椅子から立ち上がろうとして転倒しました。顔を打ちしばらく冷やして対応しました。その後特に変わった様子なく過ごされています。帰宅後も気をつけて見てあげてください。
帰宅後、報告書を見ると
車椅子に座った体勢で前のめりになり転倒した。
となっていた。
本人からは話すことも出来ず、忘れてしまったのか様子がわからない。
転倒まえの夕方
決まったように不穏時の頓服を毎回服用している。
以前、暴れがあった父。今は手が出ることはたまにあるがそれなりに理由となるきっかけがあり一日中ではない。
毎回頓服を飲むことに疑問を持ち介護スタッフのリーダーと面談したが驚きの発言だった。
多人数の介護なので夜間スタッフが、父の以前の暴れがトラウマで怖がるので夕方不穏時の頓服を飲ませてレベルダウンを図っているとさも正論のように言ったのだ。
こちらも、預かってもらわないと介護する母が倒れてしまうので強くも言えず…
不穏時の頓服も継続する事で終えたが…
デイサービスでは頓服使用はなく経過している。送迎のスタッフに車椅子での様子を聞いてみた。
動きたくしていることもあるが、最近は立ち上がる能力が低下してしまった様子です。
眠い時に前のめりや左右に倒れて座位の姿勢が保持できないことがありますよ。
満点の回答だとおもった。
確かに、自分で動きたくてそわそわすることもあるが
頓服でレベルダウンしての車椅子座位保持が出来なくて転倒に繋がったとも考えられないだろうか?
頓服を飲んだならその後の観察はどうなっているのか全く明らかでない上に、介護の目が父だけに向けるのには限界があるから使う頓服だと言っているようで
確かに、人手もなく体力勝負の介護職だ。本音と建前もあるだろう。
しかしボランティアじゃなく対価を払っているのだから介護士としてのプライド!?を持って仕事して欲しい。