サンフランシスコさすらいの一人旅 その8

2010-09-08 15:25:30 | 旅行記

さぁどうなる 緊張の一瞬!手に汗にぎります

ドキドキど~ん

勝ちました

100ドルが倍の200ドルになりました

では、またこの200ドルを賭けて勝負

ドキドキど~ん

また勝ちました!この時点で400ドル

よしっ!引き続き勝負にでるかぁ~?

ドキドキど~ん

P1000021 ←(ラティーノ達のデモ行進、すごい人とともにすごいパワーだった)

負けました・・・

そんなもんです・・・・・

最終的に100ドル残りました。いわゆる振り出しにもどったわ

けです。100ドル札1枚での残りの旅はかなりきついものとな

るのは、この時誰もが想像つきました。

まだこれからサンフランシスコに次の日にもどって数日間過ご

さなければなりません。

幸い、飛行機代はカードで既に購入済みだったので助かりま

した。

その日の夜は水だけで過ごしました。(しかもチップも払えなかった・・・)

次回に続く・・・

We To Man VOL 17 9月号掲載分より

棚橋


サンフランシスコさすらいの一人旅日記その7

2010-09-05 16:01:52 | 旅行記
ヘリが上空へと上がり始める。その感覚は昔、子供の頃、デパートのエレベーターに
乗った時のあのキュンとなる上がり下がりの感覚がずっと続いている感じです。
ヘリはグランドキャニオンの渓谷を掻い潜り素晴らしい景色を見せてくれました。
途中降り立ちワインやジュースなどの飲み物とクラッカーやチーズ等の軽食で
休憩タイムがあり、自然の中で外国人達とひと時の異文化コミュニケーションの時間を過
ごした。
岩陰から野生のリスも顔をだします。
P1000061 ←(ラスベガスでの食事・・・オムレツ)
そしてまたガソリンを補給して出発地まで帰っていきました。いい経験をしました。
さてラスベガスに戻り、話題のショーなどを観てまわり当たり前の事ですが、気がつくと
お金がもうわずか100ドル札1枚になっていました。
まだこれから先、サンフランシスコにも戻りしばらく滞在しなければならないにも関わらず
後先考えずに飛ばしてしまったようです。ちなみに毎回そうです(泣)
Dsc00148 ←(ラスベガスのホテル内の観賞用クラゲ・・・ライトに照らされてとても奇麗でした)
さっきまでリッチな気分でいたのに急に貧乏な気分になってしまいました。
しかしここはラスベガス
そうですカジノがあるではあ~りませんか
今回の旅は自分を試す旅でもあったと冒頭でも言っておりました。
そうです勝負するのです
ここはチマチマとスロットなどをしていたのでは、時間とわずかなお金が知らん間に無くな
ってしまいます。一か八かの勝負
トランプのバカラで残り100ドル札賭けちゃいましょう
負ければこの先、皿洗い、勝てば引き続き楽しめるという危険な賭けですが、
やるしか方法が無いのです。
ちなみにこの地点でクレジットカードも旅費から食事、ショーからありとあらゆるカードが
使えるところは使い切っていました。
配られるカード!
どきどきの一瞬!
さぁどうなる
負けて皿洗いか?
どうなるのだぁあああああ~
緊張高まる中次回に続く・・・・
We To Man VOL.16 8月号掲載分より
棚橋






サンフランシスコさすらいの一人旅日記 その6

2010-07-11 10:12:22 | 旅行記
この話は、今の会社を立ち上げる前の遠い昔の話です。
さて旅はサンフランシスコからラスベガスへと移動しました
ラスベガスは、みなさんもご存知の通り気温が40度あり
砂漠の真ん中にカジノなどの娯楽施設があるホテルが建ち並んでいる所です。
ラスベガスといえば、カジノのイメージが強いのですが
カジノをしなくてもショーを観るだけでも十分楽しめます。
僕はこの日グランドキャニオンをヘリコプターで観てまわりました。初めてのヘリ体験です。
P1000023 ←(グランドキャニオン上空)
まず最初に体重計に乗り体重を量ります。
そしてヘリに乗る前に軽くビデオを見てレクチャーをうけます。出発までの間に用をたそうとトイレに向かうと、そこには
前に飛び立って戻ってきたアメリカ人がトイレの個室で
この世の終わりかのごとく雄叫びを上げながら嘔吐を繰り返していました。
しかもトイレが個室とはいえ戸を開けたまま吐いていた為
丸見えだ
吐きながら涙ぐんでいるところまで観察できた。
その吐き様は、まさしく阿鼻叫喚のような光景でした。
P1000025 ←(グランドキャニオンにおりたったところ)
見るんじゃなかった・・・・・
急にヘリコプターに乗るのがなんだか怖くなってきた・・・
でももう引き下がれない・・・・
ドラえもんに登場するのび太でもタケコプターに平気で乗っているじゃないか!自分で自分に訳解らない理由を付け言い聞かせていた。
でも僕はジェットコースターに怖くて乗れない男だ。
どうする?
集合~~
キミハ、ウンテンシュノ、ヨコネ!
有無を言わせぬ早業で事が運んでいきヘリに乗り込まされた。ドキドキドキ~(心臓音)
ブルブルブル~(ヘリのプロペラ音)
うぅ~(こみあげるなんとも言えない声)
いろんな音が入り混じりながら上空へと舞い上がっていった
つづく・・・・
We To Man Vol 15 7月号掲載分より
棚橋





サンフランシスコさすらいの一人旅日記その5

2010-06-11 16:00:17 | 旅行記
夜はノースビーチという地区で夜遊びです。
映画を観たりジャズバーでの生演奏でシャンソンなど
黒人女性の歌声に酔いしれながらゆったりとした時間を
日々過ごしていた。
それから当然の事のようにストリップクラブにも行ってみた
りもしてみた。これはあくまでも社会勉強の為だった
この日はサンフランシスコ在住のカナダ人達と一緒に
遊んでいた。
P1000058 ←(この写真は店内が暗くてわかりにくいですがアフリカ料理でスパイシーな味付けでナイフフォークなどはなく手で食べるのだ。)
カリフォルニア州の規制でお店でのお酒は夜12時まで。
ストリップクラブでお酒の飲めるお店はトップレスまで、
お酒が飲めないお店はオールヌードOkという決まりだっ
た。両方入ってみた。
カナダ人は、この店の常連なのでVIP席に顔パスで行く事
ができた。VIP席は上からダンサーの踊るステージを
ゆったり見る事が出来るが、下のステージ脇の日本で言う
いわゆるかぶりつきの席だとラップダンス(プライベートダン
ス・・・自分のみに踊ってくれる。別料金のチップが要)
をどうか?とひっきりなしに声を掛けて来るので、せわしな
い。しかしVIP席はこちらが呼ばない限り来ないのだ。
P1000066 ←(日本人が経営しているチカというすし屋さんでおいしい。ワンプレートに盛り合わせがのってリーズナブルだが今はこの店は無い)
上の席からお酒を飲みながら下を眺めていると金髪のかわ
いい子を発見した
『あの娘かわいいなぁ』
そう言ってトイレに行った。ちなみにトイレでも中に黒服がいて手洗い場所でおしぼりを渡してくれる。
しかしその度にチップがいるのでトイレにいくのにもお金がかかるしお酒が入っているのでトイレが近い為トイレで破産しそうだった
席に戻るとさっき僕がかわいいなぁ~といっていたあの娘がなななんと席に座っているではあ~りませんか
カナダ人が『今晩彼女は君のもんだぜ』と言った。
僕がトイレに行っている隙に、僕がぼそっと言った事を聞いてくれていて彼女を呼びつけて話を付けてくれていたらしい
どこまでもかっこよく決める憎い奴だ
P1000057 ←(お金が無くなったり英会話に困るとチャイニーズに行っていた。しかも量が多くご飯もおひつでどーんとだしてくれた)
別の日・・・・また別のストリップに行きシャボンショーみたいなよくわからない入り口に入った。
そこには、お風呂が一つ有り女性2人がお互いの身体を洗っていた。よくわからないので見とれていたら、客の黒人が
チップをその女性の身体に貼り付けていた。
貼り付けたチップはシャワーで流される。
またシャボンまみれになって客がチップを貼り付ける。
流れる、貼り付ける、流れる、をくりかえすだけ
すると・・・・・
客の黒人『ヘーイボーイ~ボサット、ミテナイデ、チップヲ、ハリツケロヨ!』
どうやらチップが途切れたらこのショーは終わるらしい。
急いでその女性の身体にペタペタチップを貼り付けた。
客の黒人『ヘ~イボーイ!ヤルジャナイカ!(笑)オタクモ、スキダネ~』
あんたには負けるよと内心思いながら最後はブラザーのようになっていた。
次号に続く・・・・
P1000056 ←(チャイニーズレストランでチンジャオロースを頼んだらピーマンの細切りではなく大きいままでてきた。)
WE TO MAN VOL14 6月号掲載分より
棚橋

サンフランシスコさすらいの一人旅日記その4

2010-05-10 16:46:03 | 旅行記

毎日が新鮮でワクワクドキドキでスリリングでエキサイティン

なエブリディを過ごしていた。

次の日の昼食はインド料理屋さんに入ってみた。

店員は無愛想なインド人だ。

なんかおっかない感じだ。

何がなんだかわからずに注文してみた。

スパイシーな山盛りのライスとヨーグルトがでてきた。

P1000038 ←(でてきたのがこれ!)

ヨーグルトはデザートに食べるんだなと思い、先にその

スパイシーなライスを食べていたら、店員のインド人がやって

きてジェスチャーでこのヨーグルトをそのスパイシーなやつに

かけるのじゃ!と言ってきたので、内心ご飯にヨーグルトかい

な~と思いながらも顔がおっかないので言われるがまま試

てみると、あら不思議!味がまろやかになって美味しいで

は、あ~りませんか!その後もちょくちょくインド料理屋さんに

足を運ぶ事となる。

しかもキープザチェンジ(釣りはいらねぇよ)をかっこよく言って

みたかったのでここでちょくちょく言ってみたりしていたら、無

愛想な、おっかない顔が日に日に変わってエンジェルな顔に

っていくのが、手に取るようにわかっていった。

さてこの日は色んなところをミニュイ(路面電車)に乗って

探検してみた。

Dsc00202

ノースビーチ、カストロ、ヘイト-アシュベリーなどなど色々廻り

そこでちょうどタンニングという看板が目に入った

僕は色白のいわゆる美白という顔なので、その日焼けサロン

に入ってみた。

Dsc00201 ←(いろんな方々のお部屋訪問した。壁やタイルの色使いが素敵だ)

素っ裸になり日焼けマシーンでこんがり狐色で美味しそうに

焼けた。

店を出てあまり見慣れない光景が目に入ってきた。

男同士が手をつないでいたり抱き合ったりしているのだ。

なんだこりゃ?

後から判った事ですが、そこはゲイの街だったのです。

危なかった

日焼けマシーンに美白の美少年(美中年ともいう)が一人ゲイ

の街で日焼けとは・・・・

しかも素裸にサンオイルで滑りやすいときてる!全てが好都

合ではあ~りませんか

なかなかスリリングな旅はまだ続く・・・

Dsc00199 ←(おしゃれなライティング

We To Man VOL.13 5月分より

棚橋