前回までのあらすじ・・・自分を試す為そして孤独に耐えるため、そしていつまでも
チャレンジャーであり続ける為、スペインで夜中独りさまよいそしてとうとう本当の
迷子になりつつも勇敢にたくましい迷子として行き交う人々にホテルまでの行き方を
聞きたおし、終いには泣きそうになりながらも最後の一人警備員風の人に声を
掛けるのだった・・・・
自分『オラ!(やぁ)ヴェナスノチェス(こんばんは)ジツハ、コマッタコトニ、マイゴ
ニ、ナッテシマイマシタ』
警備員風スペイン人『フムフム!ソレデココロボソカッタンダネ?』
自分『ナンデ、ココロボソカッタッテ、ワカッタノ?』
警備員風スペイン人『カオニカイテアルヨ!』
自分『・・・・・オハズカシイカギリデス』
警備員風スペイン人『フムフム!ホテルマデノ、イキカタヲ、シリタインダネ!』
自分『シ(はい)ソウナンデス!ポルファボール(おねがいします)』
警備員風スペイン人『ドレドレ?ン~!ソノホテルハ、ソコノカドヲ、マガッタトコジャ
ヨ!ハハハハハ~』
自分『ハハハハハ~グラシアス(ありがとう)』
警備員風スペイン人『デナーダ(どういたしまして)』
←(今回の旅で一番美味しかった。魚を揚げた物。付け合せの人参とキャベツを一緒に食べると絶妙なハーモニーをかもし出す。いわばこれは、魚と野菜の玉手箱やぁ~!なんじゃそらっ)
というわけで、ウロウロさまよっている内にホテルの近く迄来ていて真近かで迷子
になりさまよいながら、一人不安になっていただけだった
そうとわかれば急に元気モリモリ
少し歩くと見慣れた風景が目に入ってきた
『よっしゃ~もう一回探検に出て今度こそ本当の迷子になったろかい~』
・・・・・・・と思ったが、いちびるのは、もう止めにした。
少しこの旅で成長したのだった・・・・・(続く)
弊社情報紙We To Man VOL7 11月号掲載分より抜粋
棚橋