しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

久々のUP

2014-10-28 14:38:17 | インポート

10月27日(月)今日も張り切って稽古へ・・・

いつも通りに稽古を終え、拳志郎くんが初の防具デビュー、次男龍馬は3日目でお互い同じレベルです。さぁどうなるか楽しみw

居残り稽古で、玲杏ちゃんに手伝ってもらって三人で稽古をしました。

先ずは切り替えし。いや~ホント下手くそwしかし、回数を重ねる毎に上達していきます。

拳志郎くんは、相手が打って来たら左に避けて右側から抜かせる癖があるようです。左側から抜かせるように指導しますが、何度も失敗しますw

玲杏ちゃんは、左こぶしが上がり過ぎるため右腕に力が入ってます。龍馬はへっぴり腰。

まぁそれぞれ欠点はあるものの、拳志郎くんと龍馬は一年半みっちり基本を叩き込んだのでその甲斐あってか、そこそこ打ててます。拳志郎くんは、姿勢と踏み込み足が上手です。龍馬は、構えと打ち込む腕の使い方がイイです。12月14日の嘉麻市少年剣道大会がデビュー戦ですので、それまでにはある程度試合が出来るように指導したいと思います。

今、2~4年生がそろっているので、この子たちが高学年になるのが楽しみです。

新期生を教えていて、つくづく感じますが、打ち込む時は足から、握りや手の内はしっかりと基本通りに身に付ける事が大切だと思います。そして、何よりも声を出すことは大前提です!!

気無くして正しい打突なし!!


六段昇段審査会in福岡

2014-09-02 12:08:29 | インポート

平成26年8月31日(日)福岡市民体育館で行われました。

前日に洗って干していた袴をアイロンがけして防具の準備。この袴は購入して一度も洗ってないのでゴワゴワして気持ち悪いので程よくなりました。

前日は、旧泉河内小学校の校庭清掃作業&バーベキューで飲み過ぎには気を付けてましたが話が盛り上がり夜の22時まで外で飲んでましたwしかし、前日の緊張がほぐれて気楽になりました。

当日は、9時受付なので7時半に家を出るつもりが7時45分に・・・まぁ間に合うだろうとスイスイと目的地に進むなか、「イヤー!!!」っと車内で声のチェック。うんうん声の調子はいいね♪そうしているうちに到着。適当に駐車場を見つけて会場へ入ったのが9時前。受付を済ませ、着替えて準備万端。前日のお酒は全く残ってなく、コンディションはベスト!!準備運動は、待ち時間があるだろうからそこでUPしようと思いました。

会場は、京都に比べて狭いので人がごった返してます。素振りや打ち込みをするスペースがない・・・それと知り合いが結構居ました。大学の3つ上の徳〇先輩、1年まで一緒だった清〇、後輩の谷〇、石〇、京都で一緒だった田〇先輩。筑豊地区では、大〇先生、森〇先生、などなど。審査会場では、中島先生、岡田先生、高橋先生が、形会場では後輩の星丸七段が立会人で「形会場で待ってます♪」と声を掛けてくれました。開会式等は無く、全体での諸注意が終わったところで早速審査開始です。

「それでは、番号を呼ばれた方から前に来てください!357番!357番!!」

あれ?聞いた事ある番号。もしや・・・自分の受付カードに目をやると、ゲッ!!!俺やん!

はーい!と返事をして前に行く。何度も番号を読んでいたのか、不機嫌そうな係員。

「はい、401Aです。」と垂に番号札のシールを張られる。なんと、一発目!!完全に油断してた。

アップもしてなければ心の準備も出来てない。直ぐに面を着けなければ・・・慌てずに、落ち着いて、深呼吸をしながら面を着けました。田川の長末くんが見に来ていました。彼は勉強熱心で、昇段審査の分析等をやってました。「えっ!一番ですか?!頑張ってください!」と励まして頂きましたがアップ出来ていない自分を見ると「もう、開き直るしかないですね!」と言ってくれました。その時、ホント開き直って思いっ切りやるしかない!!と思い、少し気持ちが楽になり緊張が解れました。

面を着け、会場へ行くと椅子が用意してあります。

そこに腰を掛け、「前に・・前に・・稽古でも良い面が出てた。初太刀!」数日前からユーチューブの動画を見て、イメージを描いていました。「力を抜いて、慌てずに・・でも、初太刀の面は取る!」

さて、一斉に礼をして審査開始です。

三歩で開始線まで歩む中、「もう、審査はこの時点から始まっているんだよな。」と思い、ゆっくりと呼吸を整え、蹲踞。

「はじめ!!」の号令でスッと立ち上がり、大きく呼吸を吸い込み丹田に力を込め8割程のボリュームで発声。相手の発声を丸め込んだ感触はありました。

触刃の間合いで中心を取り合いますが、その間落ち着いて相手の全体が見えてきました。

「相面勝負だ!!」そう心の中で相手の打つ気配を感じ思いっ切り面を打ち込みました。

「バクッッ!!!」相手の出小手がさく裂したと同時に私の面もガッツリ打ち込んでいました。

あちゃ~出小手かなぁ?よし!もういっちょ面じゃ!!

すり抜けて構えを整え、先に攻め込みます。相手の剣先を抑えて面!

相手が受けたと同時に私の胸に両腕パンチの体当たり!!丁度私の両足は宙に浮いていたらしく、スコーンっとすくわれ背中から床へドーーン!!「あちゃーこけちゃったよー」立会人の「やめ!!」が聞こえた。

でも、気を取り直し、スッと立ち上がると相手がお詫びの右手だしポーズをとって頭をペコペコしていた。私も軽く一礼をして構え直し「はじめ!!」の合図と共に攻め直します。

次は、面を誘ってみる。グイグイ攻めて「面を打って来い、、、」

面に来た!抜胴!!タイミングは良かったのですが詰まっていました。「ん~こりゃ一本じゃないな・・・」さぁ時間が無い!あと1本だ!!

またもや先に攻める。グイグイ・・・また出小手を狙ってるな?!

スッと打つ気を見せて大きく振りかぶり小手抜面!!「バクっ!!」んんん・・・それも詰まってたな・・・そこで終わりの号令。一人目は、相手の方が優勢だな。。。

気を取り直して二人目を待ちます。私はAでしたので次の相手はDです。なので、待ち時間が4分程あります。おまけにDの試合内容もじっくり見れますので、落ち着けました。すかさず立会人で待機されていた中島先生が近寄って、倒れた私に気遣って声をかけて頂きました。その時「しっかり中心を攻めて!」っと囁くように言ってくださいました。先ほど倒されたと言う事は浮足立ってる証拠です。作戦は、しっかりと腰を据えて一人目と変わらず、攻めて中心を取って初太刀の面です。

さぁ二人目です。相手は呼吸が乱れているようでした。その間攻め入ります。ちょっと長めの中心の取り合い。打つ兆しが見えた!と同時に相面!!わずかに私の面がかすったかな?!

その後は、小手を誘い小手刷り上げ面を狙うも相手が面を打ってきたので不発。もう一度相面・・・ガチャ・・・不発、その後も相手が何かガチャガチャやってたのでそれを捌いていました。

やばっ、時間が無い・・・最後に決定打が欲しい!グイグイ攻めて交刃の間合いまで入ったところで「やめ!」の合図。

 

良い所なし。間違いなく今回も落ちた。。。。

15組あたりまで来ると中間発表があります。合格した人は形会場へ行きます。番号が無い方はご帰宅です。まぁ番号無いだろうけど一応見ておこう。

その間、清原や長末くん、佐藤さん、那須さん達と色々話をして今までの六段審査の経験談を聞いているうちに本当に落ちたと思うと同時に、皆さん何度も受審されて、研究して、剣道を磨いていらっしゃる事が分かり逆に勇気づけられ「よし!俺もまた一年間稽古に励んで再審査に臨もう!!」と決意いました。

いよいよ中間発表です。張り出された瞬間、隣にいた佐藤さんが「番号あるやん!!」

「あら?」「え?」「ホント???」間違いないよね~401A~

何が良かったのか悪かったのか、考える間もなく形会場へ・・・

会場へ到着すると後輩の星丸七段が、大変喜んでくれました。

しかし、受かる事をあまり考えてなかった私は、殆ど形の稽古をしていませんでした。

まぁ、いつも通り堂々とやろう!と言い聞かせていましたが、ここで落ちたくないなぁ~受かって帰りたいなぁ~と弱気の心が見え隠れ。いかんいかん!!

6人づつ一組に分けられての形審査です。私の順番は、4組目だったので前の人たちの方を見て予習が出来たのでリラックスしていたのですが、次、私の組となったところで私の相手が、ツンツンと突いて来て「私の打ち太刀の7本目の足捌きは右、左どちらからでしたかね?」なぁーんて聞いてくるんです。その顔は緊張で引きつっていてかなり不安そうでした。「左からですよ。」っと答えると安心したようでしたが、心の中では「ちょっと勘弁してよー!!!今頃そんな事言うなよー!!」多分、彼は自分が仕太刀と思って仕太刀ばかり見てたら並んだ時に打太刀に変わったのでパニクったと思う。おいおい六段を頂こうって奴がそんなんでいいんか?!下手な方と当たると巻き添えを喰らって落ちる事があるのです。

案の定、打ち始めると呼吸は合わない、間合いは遠いはで、こちらが緊張しました。ホントにめっちゃ緊張しました。

他の組では、巻き添えを喰らって落ちている人がいまいた。本当に可愛そうでした。が、終わった後にブイブイ文句を言っていたので、剣道の神様はいるんだなぁ~と思いました。

何はともあれ形審査も無事に合格しました。受審者938名、合格者237名の25.3%でした。前回は受けた京都は18.2%でした。

今後は、この思いを読み返して、落ちたと思った時に考えた事「また一年間稽古に励もう!」の気持ちを忘れず、修練して行きます。それに今回、何故合格できたのか実感がありませんので、周りから見ても「六段に相応しい剣道、言動、振舞い、」を心掛けていきます。

子ども達と一緒に基本を重く置いて稽古に励んだこと、出稽古に行って先生方かたアドバイス頂いた事等を素直に聞き、取り入れ、実践した事が今回の結果に繋がったと思います。

指導して頂いた先生方に大変感謝しております。次は6年後の七段を目指して日々精進していきます!!!


夏季合宿IN夜須高原青少年自然の家

2014-08-18 11:32:42 | インポート

平成26年8月16(土)~17日(日)

今年も合宿を行いました。一週間前から台風などの雨続きで暑くないのですが、ジメジメ。。。

お盆明けともあり結構、体が鈍ってますねw

和気藹々的な我が道場は、今回、新たな試みで、5名程度の班編成を行い、上級生が下級生の面倒を見る、下級生も上級生と協力して生活するっと言う内容にしました。

これが結構いい感じ♪最初は、ぎこちない感じでしたが、次第に打ち解けています。日頃の道場では、得られない交流が出来たと思います。(上級生は大変でしたけどw)

稽古の内容は、基本メインで、正しい間合い・足捌き・打突を行いました。

夜は、夕食と入浴を済ませ、先生方による講義と竹刀手入れの方法です。基本稽古法のDVDを見ていると・・・数名がコックリコックリ・・・こーらー寝るなー(`Д´)ノシ

2日目午後からの最終稽古は、紅白戦抜勝負を行います。毎回思うのですが、必ず大将戦になります。不思議ですね~

1泊2日でしたが、事故やケガなど無く終えた事が一番ですね!!

相変わらず、夜は寝ない子が多かったのですが、まぁこれも思い出ですねw

何かレクリエーション的な事も考えた方がいいのかな???肝試し ヘ(`0´ヘ) する??


梅雨稽古

2014-07-01 18:12:00 | インポート

6月30日(月)梅雨の晴れ間稽古です。

今回新期生での桑野寛隆くんが初防具でした!とても嬉しそうでした(^▽^)

もちろん初打ちは私がw

こうやって子ども達は少しずつ上達して新たな境地に向かって行くんですね~

さて、新期生の指導ですが、二挙動の素振り、一挙動の素振り、すり足、前後のすり足をしました。楽しく厳しく充実した時間でした!

寛隆くんは、初めて40分面を着けてましたので汗びっしょり!こればかりは慣れるしかないですねw頑張りに期待します!!

居残り稽古は、最近、彩ちゃんと佑樹くんが掛かってきます!

二人ともとても気合が入って今が伸び盛りですね!しっかり教えないと!!!ってプレッシャー感じてますw

注意するところはやはり「足」です。歩み足や継足で打って来てます。これは絶対ダメ(`Д´)

少しずつ良くなってますので、毎回掛かって来てください!私で良ければ・・・w

後は、海斗くんですが、風邪引いて体調が悪いみたいでしたが、せっかく稽古に来てるので1人掛かって帰りなさい!と促すと、私に掛かって来ましたw私は厳しいですよ(`Д´)

案の定、へばってました!このままで帰っていいのか?家に帰って自分を褒められるのか?聞きました。試合で勝ちたいなら、今の自分に勝ちなさい!弱い自分に勝たないと試合では勝てない事を話しました。根性を見せて頑張って欲しいです!期待してますよ!!

 

さて、週末は嘉飯の合同稽古会と伝達講習会で盛り沢山♪疲れないように頑張ろう!!


第24回嘉穂ライオンズクラブ杯少年剣道大会

2014-06-03 10:19:01 | インポート

平成26年6月2日(月)毎年恒例の徳風館と益富剣友会での大会です。

今年は小・中学合わせて27名のエントリーでの開催です。

小学低学年の部(2~4年生)小学高学年の部(5・6年生)中学1年の部、中学2・3年の部の4つの部門に分かれてのトーナメントです。

今回は事前に先生方と打ち合わせして対戦表を作成しました。「くじ」だと偏り過ぎるし、技量の差が大きいのでみんながやりがいのある領域で組み合わせました。

低学年は、単調な技ばかりなので良く相手を見て機会をとらえる事と体全体を使って思いっ切り打ち込む事が大切ですね。気合ももう少し欲しいところ(-ε-)

高学年は、低学年の進化版としての試合をしてほしいです。まだまだ低学年レベルから脱してない!!もっと足を使う事!!

今回は古野杏衣ちゃんが健闘しました!声も出るようになったし、自分よりも大きな年上の相手に対して果敢に立ち向かって行きました!!私は今大会のMBPだと思います♪上達してますのでその調子で頑張って!!

中学1年は、一回戦から厳しい中身となりました。技術的にみんな変わらないところで女子の方が多いので誰が上がって来てもおかしくない試合です。中学生になって稽古量が増えたためか成長して筋力が付いたのか、6年生の時と比べるとみんな上達してます。しかし、上半身に力が入り、足の動きが鈍くなっています。肩の力を抜き、丹田に力を溜め、足を使って2本3本と技を出してほしい所です。日頃の稽古に自分自身の課題を持って打ち込んでください。

中学2・3年は、さすがに見応えのある内容でした。打突のスピード、技の数、理合い等・・・ただし、もっと欲を言えば、上下を打ち分け、変化に富んだ技を出して欲しいと思いました。例えば、面にも色んな打ち方があって、差し面、左右面、大きく打つ面、担ぎ面など・・・このように自分の技のバリエーションを増やして稽古や試合で使うことで応用技術が体得できます。ここで慢心せずに自分の可能性を追求してください!!

今年は、延長戦が多くあり9時過ぎまで掛かりました。決着が付かない時はジャンケン・・・っと言うわけにはいきませんからね(笑)

来年はもっと工夫した内容にしたいと思います。