第４０回飯塚少年剣道大会

９月２３日（水）シルバーウィーク最終日に飯塚市体育館で開催されました。

我が益富は、小学生・中学生Ａ、Ｂチームの計４チーム編成で、道具を着けている子供たちは全員個人戦に出場します。ＵＰの後は、恒例の「目標設定タイム♪」今日の目標を一人ずつ宣言してもらいます
勿論、やりがいの領域での設定です。例えば、個人戦３回戦突破！、パート決勝、などなど。。。
未達成の場合は罰があり素振り１０００本ですｗ



さて試合です。先ずは、小学生低学年・小学男子の個人戦から始まり、中学男子、小学女子、中学女子と進みます。


私は、毎年の事ですが審判員での参加で、合間を見ては駆けつけ士気を高めるアドバイスをします。

特に注意するところは、子供たちのテンションを下げない事です。叱り付けたり、技術的な指導をするのはＢＡＤ！！出来ていない所等がある場合は、叱りの中に「大丈夫！お前なら出来る！」的な励ましを入れて試合に送り出します。

それといくつかのキーワードを毎回使ってます。

例えば、「常に前へ」「小さく速く鋭く」「ビビッたら負け」「胴と胴を当てるつもりで体ごと」等々



今回の試合は、１０日前に行われた田川少年玉竜旗での悔しい思いをバネにして臨んだ試合でもあります。その試合では、自分の実力を出し切れず、それぞれのポジションの仕事を全て大将に押し付けた事です。

個人戦では、殆どの子が２回戦敗退する中ドンドン勝ち進む子がいます。溝口拳志郎くん、田子森彩ちゃん、古野佑佳ちゃん、、、みんなパート決勝で敗退する中、彩ちゃんは勝ち進みます。遠間から攻めて相手の起こりを捕らえた出鼻面！！！ここ最近の彼女は別人の様に急上昇中です。毎回鋭く相手の面に切り込みます！体のスピードが速いので相手が抜き胴や返し胴を打つよりも早く体が接近して間合いを詰めるので打たせません。順調に駒をすすめ遂に決勝戦！！１本先取され取り返します！ここは行けるかもっ！！っと思いましたが取られてましました。しかし素晴らしい結果です！彼女の目標は、２回戦突破でした。目標を大きくクリアーし、今後の弾みが付いたと思います。これからが楽しみですね

続いて団体戦です。小学生Ｂチームが惨敗する中、お揃い胴を身にまとったＡチームは勝ち進みます。しかしながら毎回僅差での勝利。ところが試合を重ねる度に動きが良くなるのが見えます。後は気持ちだ！チームワークだ！と思った私は、子供たちを呼び話をしました。
「今、隣にいる仲間に負担をかけない！自分の仕事をキッチリやれ！例え負けてもしっかり応援しろ！」と・・・
子供たちの目の色が輝いてました。そして決勝へ！！我が道場では快挙です。
「勝つことが目的ではない！自分を出し切る事が目標！胸を借りて思いっきり悔いの無い試合をしてきなさい！！」と送り出しました。結果は負けましたが、思いっきりのある良い試合でした！！


そして中学生もパート決勝まで進み惜敗。続いて３位決定戦では、意地を見せ、粘りがあり、「お前、そんな技打てたのかっ！！」みたいな試合でした。


ここ十数年、賞状を頂いてませんでしたので、喜びは大きいです。試合を楽しんで伸び伸びと成長していく姿に感動すら覚えます。指導員として今までやって来た事は間違いでは無かったと確信すら湧きます。
さぁまだまだこれからです！！稽古頑張りましょう！！！

保護者の皆様、朝早くからお疲れ様でした！！

第３５回田川少年玉竜旗剣道大会

９月１３日（日）田川市総合体育館で行われました。

小学低学年、小学高学年、中学生の３部門での参加で、私は審判でした。

開場し、稽古が始まると、、、おおお！！近隣の県外の道場も参加しているだけあって結構な人数です。




さて、結果は。。。

小学低学年

拳志郎：運動神経は低学年ピカイチで遠間からの飛び込み面が持ち味。試合は、単発な面が相手に届かず簡単にかわされて打ち返され負け。

龍馬：近間からの鋭い面が持ち味。初太刀の相面はこちらが乗っていたにも関わらず声と気迫不足で１本ならず。勝てる相手であったが相手が先に動いた相面で負け。

亮成：素早い足捌きと不意をついた打突が持ち味。良い所無しでした。なぁ～んにも考えずに試合に出て、打たれて終わったぁ～、、、ってな感じ。

寛隆：素直で真面目、人の話を理解し記憶する事が持ち味。最近果敢に攻めることが出来るようになって来ましたがそれは、気心が知れた部内戦のみ。知らない相手だと緊張して攻めるも空回りで技が大きくなっているのでそこを打たれました。

佑樹：動き、スピード、打突力、打つ機会を知っている所では低学年最強。負けると五人抜きを達成させてしまいます。勢いに乗った相手ではありましたが疲れているのでどうかな？っと思いましたが、打つ機会をしっかり捉えて先鋒、次鋒、中堅、副将と次々に抜いて行きついに大将戦へ。勝てば逆転５人抜きでしたが惜しくも敗退。。。

小学生高学年

英晴：来年の主将候補。遠間からの飛び込み面と素早い引き技が持ち味。単発の面と自信過剰の飛び込み面が相手に全く通用せずに惨敗。

彩：補欠からの登板。しっかり攻めてからの面と円を切らない攻めが持ち味。最近メキメキと頭角を現し６年生とも五分に戦えるようになってきました。しかし、緊張のせいか、足が全く動いていなく打突も硬い。それじゃ止まった的だね。

世理奈：気合があるのか無いのか良く分からないマイペースなタイプですが、基本的に運動神経は良いので負ける事は少ないのが持ち味。勝ち進んで来た相手に勢いで呑まれて良いとこ無し。

晃樹：５年生中頃から剣道を始めて道具を着けて稽古しはじめたのが今年の春。やる気は誰よりもあり負けず嫌いな所が持ち味。勢いがある相手に気持ちで負けず果敢に前へ攻め込んで打っていました。そこが相手の技や心を潰し引き分け。

杏衣：クールな性格の割には、情熱があり、技や打突スピードは勿論のこと小学生の中では最強の根性の持ち主であり女主将。身長が低いので殆どの相手は自分より大きくなりますが、全く動じず果敢に飛び込み面が炸裂！杏衣の持ち味の一つに動きの中で打突を連続で繰り出す事が出来ます。面と小手の上下を攻めて次鋒、中堅、副将と抜き低学年と同じく大将戦へ。しかし、スタミナ不足。。。電池が切れました。

中学生

審判中だったので見れず。。。五人抜きをやられました。主力メンバーは嘉穂高校の「淬砺杯」に参加したので若干戦力不足なんでしょうが。。。


総評
週２じゃ全くの稽古不足。礼法（入場するとき、面を着けて試合場に入る時、お互いに礼をする時、退場する時など等）試合に対する心構え、勝つ事への執着心、などが足りません。素直で優しいのは、とても良い事ですが、お人好し、単純なのは違います。試合後も厳しい事を言いましたが、このブログも含めて私のボヤキ＆記録です。ご了承ください。

次は飯塚少年剣道大会ですね！！ただ単に打ち込みばかりでなく、心を持っての稽古を中心にやっていきたいと思います。

胴ダーー！！！

９月１０日（木）今月は、田川少年剣道大会と飯塚市少年剣道大会があります。

試合前の稽古は、調整と技の稽古、試合稽古です。

今年の６月辺りから本格的に道具を着けている小学生を担当して指導してきました。

基本打ちをメインに「足」に重点を置いての稽古を積み重ねて来ましたので何かしら成果が出るといいなぁ～って思ってます


そして、先日塗りなおした胴をレギュラーに装着！！！

うおーーー♪いい感じ♪強そーーーｗ


レギュラー胴を着けると子供たちの顔が、ピリッと引き締まります。

さぁ後は中身だ！！！！緊張せずに伸び伸びと試合をやって欲しいものです！





さて、前回のブログでもお話しましたが胴のマークは、黒田節で有名な、母里太兵衛の家紋です。

福岡県嘉麻市大隈地区にある古城で「益富城」の城主でした。わが道場は、そのお名前を頂いたわけです。

前回の大河ドラマ「軍師　官兵衛」で、もこみっちゃんが演じていました。



性格は、豪傑で忠義に厚く、大男で酒豪だったとか。。。本当は下戸（げこ、お酒が飲めない人）だったので酒癖の悪い福島正則公に無理やり飲まされてベロンベロンになって、調子に乗って大杯のお酒を一気飲みしたら記憶がぶっ飛んで気がついたら自宅の枕元に「名槍　日本号」が置いてあったみたいなｗ
後で福島公が
「お前、飲めねぇ～ったから潰してやろうと、日本号賭けて一気飲みさせたら全部呑みやがった！！嘘つくんじゃねーぞ！！ゴラーッ　だから返せ！！」って言ったら。

「武士に二言は御座らぬキッパリ」

っと一刀両断！！！！なぁ～んてこんな仮説を作ってみるのも面白いですね。これは私の空想なので信じないでね♪

こんな感じの人です。


博多人形でも有名ですね。博多駅前にも銅像があります。


さぁ！試合頑張りましょう！！！