■この画像の株は Lc. Culminant‘La Tuilerie’(カルミナント‘ラ・チュレリ’)です。
1994年の冬に近所のフラワーショップで花が終わったものを500円で入手しました。
当時はまだ、カトレヤに恋心を抱き始めたばかりで、とにかく品種に関係なく、どんな品種でも入手・栽培したいと思っていました。
しかし、この頃から年々フラワーショップに並ぶ大輪系カトレヤの姿が減り始めて2~3年後には全くと言ってもいいくらいに、フラワーショップに並ぶ彼女達(大輪系カトレヤ)の姿を見ることができなくなってしまいました…。
今思えば、あの当時、フラワーショップの物置で見た、花が終わり売れ残った十数株ものカトレヤたちの姿が、数年後に訪れる事態を予告していたようにも思えます。
■Lc. Culminant‘La Tuilerie’開花中(1)
■Lc. Culminant‘La Tuilerie’開花中(2)
■Lc. Culminant‘La Tuilerie’開花中(3)
■Lc. Culminant‘La Tuilerie’開花!
株姿は比較的コンパクトですが、葉が大きく湾曲し株が暴れる傾向があるようです。
■1995年頃の Lc. Culminant‘La Tuilerie’栽培ケースの様子です。
右上のツボミの着いている株が Lc. Culminant‘La Tuilerie’です。
30cm水槽の中にレンガを入れてその上に鉢を置いていました。(※鉢は水にはつけていません。)
水槽はエアレーションし、ヒーターで加温していました。水槽から蒸発する水分でケース内が加湿していました。
思えば、この「カトレヤ」という花に恋い焦がれて十数年が経ちましたが、未だ思いは募り、夢は膨らむばかりです。
さぁ、まだまだこれからです!
これからの僕の人生の何パーセントをこの花のために費やすことが許されるかはわかりませんが、この素晴らしい花の持つ“癒しの力”と“魅力(魔力?)”を、僕の力の及ぶ限りで可能な限り多くの方にお伝えしたいと、心からそう思う今日この頃です。