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交配番号「SSG-7」 経過報告

2024年09月22日 16時44分32秒 | ■「実生」関連
※2024年09月22日内容更新
交配番号「SSG-7」
※SSG=Shin's Second Generation
暫定品種名=Rlc. Shining ~(未定)
交配=Rlc. Sanuki Suntrap‘Miracle Orange’× Rlc. Ren Nishiguchi‘Lucky Star’
受粉=2023年11月12日
播種=2024年08月12日(受粉から9ヵ月)
発芽=2024年08月30日(播種から18日)


・私のオリジナル交配第二世代の交配番号「SSG-7」です。「SSG-5」の逆交配です。
・種子親の Rlc. Sanuki Suntrap‘Miracle Orange’は、育種家サンセットさんのオリジナル交配登録品種で、言わずと知れた台湾産の極大輪系黄花有名銘花 Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’と優秀なオレンジ(サンセットカラー)系花 Rlc. Sunstate Colorchart‘Sachi’との交配です。
・花粉親の Rlc. Ren Nishiguchi‘Lucky Star’は、私のオリジナル交配第一世代で、交配は、育種家サンセットさん交配・選抜による、私の初登録品種 Rlc. Shiny Canyon(シャイニー・キャニオン)と台湾では既に多くの優秀な赤花&オレンジ(サンセットカラー)系花を生んでいる有名優秀花 C. Tainan City‘General’です。ちなみに、両親共に、オレンジ(サンセットカラー)系の銘花にして銘親である C. Waianae Sunset の子供です。
・オレンジ(サンセットカラー)系巨大輪花狙いの交配です。



※2024年09月22日の様子
 左右両方とも、同じ日に播種したのですが、右の方が明らかに生育が良いです。じつは右の培地には微粉ハイポネックスを少し入れてみました。


※2024年08月30日の様子
 実の熟成期間を2ヵ月以上延長した影響か、発芽が早いです。じつは、同時に播種したSSG-8とSSG-3も発芽しているのですが画像では判りにくい程度の状態のため、また後日にします。


※2024年08月12日の様子
 SSG-4の発芽後の生育の遅さの原因が実の熟成度にあると推察し、SSG-4の熟成期間が7ヵ月だったのに対して、SSG-7は9ヵ月熟成させました。
 ちなみに、瓶は100均で調達し、フタに隙間ができないように水道用の水漏れ防止テープを巻いています。


※2024年08月12日の様子



※2024年06月29日の様子



於:我が家(2017年11月)※「SSG-7」の創出のために実際に交配に使用した親株の花画像です。
■Rlc. Sanuki Suntrap‘Miracle Orange’
リンコレリオカトレヤ サヌキ・サントラップ‘ミラクル・オレンジ’
(Rlc. Haw Yuan Gold x Rlc. Sunstate Colorchart (30/03/2011))
●Rlc. Sanuki Suntrap‘Miracle Orange’についての記事は、こちらをクリック!


於:我が家(2018年3月4日の状態、花径約14.5cm、1花茎2輪咲、初花)※「SSG-7」の創出のために実際に交配に使用した親株の花画像です。
■Rlc. Ren Nishiguchi‘Lucky Star’
リンコレリオカトレヤ レン・ニシグチ‘ラッキー・スター’
(Rlc. Shiny Canyon x C. Tainan City (29/03/2018))
●Rlc. Ren Nishiguchi についての記事は、こちらをクリック!


◆「カトレヤ師(大輪系交配種)西口のカトレヤ交配記録」についての記事は、こちらをクリック!


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