■Slc. Anzac 'Orchidhurst' FCC/RHS
交配はSlc. Marathon x Lc. Dominianaで1921年登録の非常に古い有名銘花です。
今日のソフロ系赤花の品種改良の礎となった品種です。
花径は80mm~100mmくらいでした。
とても古い品種ですがメリクロン株があり比較的入手は容易です。
■Slc. Litozac 'Livingfire'
交配はSlc. Diablito x Anzacで1970年登録です。
画像では小さく見えますが花径は約100mmくらいありました。
とても育てやすい強健種で株姿は非常にコンパクトでした。
上の画像「Slc. Anzac」の子供です!
■Slc. Vallezac 'Billy Miles' AM/AOS
交配はLc. Golden Gate x Slc. Anzacで1960年登録です。
こちらも「Slc. Anzac」の子供です。
花径120mm前後の中大輪系品種です。
僕的には現在の赤花交配種中「最高の赤色」だと思っている品種です。が、
株や根がやや弱く、作りにくい品種で上級者向けです。
恥ずかしながら僕も過去に3株枯らしています。
環境の変化に弱く、株分けや植え替え時に弱らせると
回復せずにそのまま枯れてしまうパターンが多いようです。
しかし、近々再チャレンジする予定です。
よく似た個体に「Evelyn」があり、こちらは強健という噂です。
とにかく、見ていると吸い込まれそうになるくらいに
まったりとして妖艶な美しすぎる赤花です。