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~印象に残る「赤いカトレヤ」たち~

2005年05月21日 12時24分02秒 | ■赤・濃赤紫系

■Blc.Iroquois Trail 'Midfarm' FCC/AOS,PC/JOS
(イロクオイス トレイル ’ミッドファーム’)
僕が神戸蘭友会に入会する以前の神戸蘭友会の離宮蘭展で撮影した画像です。
この品種の苗を藤井洋蘭園さんで購入して育てていたのですが
上級者向けの品種のようで当時の僕の技術と栽培環境では
株を大きくして開花サイズにまですることが出来ずに
四苦八苦していた時期でしたので、この株を見た時の感動は
今でも忘れることが出来ません。
不思議なことに以後は、どの蘭展に行ってもこの品種を見かけることは
有りませんでした。もう一度是非、見てみたい素晴らしい赤花です。


■Blc.Chia Lin 'Super Gold' FCC/OSROC
有名個体の「Shin shyn」と比較して、花色は濁りの少ない極々濃いワインレッドです。
株はコンパクトかつ強健です。
花弁の展開があまり良くないのが少々気になりますが香りもとても良い美花です。


■Blc.Sanyung Ruby 'Shin Mei'
「Chia Lin」の子「Sanyung Ruby」の数多い個体の中でも特に優秀だと
僕が勝手に思っている個体です。
昨年末に高松の高橋洋蘭園さんで分けて頂きました。
初花で140mm前後、展開も悪くなく、黄目もしっかり大きく入ります。
株姿もコンパクトで暴れません。いい花ですねー!
今年は株をいじらずにしっかり咲いてもらう計画です。
今年の花に期待大です!


■Blc.Chia Lin 'The Sun'
別個体の「Chang Tai」「Pau Ching Tien」と殆ど見分けが付きませんが
強いて言えばややペタルが広く花色が朱赤に近い点でしょうか?
初花ですので今年の花で再確認します!


■Blc.Chia Lin 'Chang Tai'
昨年の神戸蘭展にて麗城蘭苑さんのブースで購入した花見本株です。
花径160mmの堂々とした花。濃い花色も貫禄充分でした。
昨年は管理を失敗して奇形花にしてしまいました。
今年はちゃんと咲かせたいです!


■Slc.Riffe 'Red December'PC/JOS
(Lc.Mysedo×Slc.Anzac)1961年登録です。
有名な「Anzac」を片親に使った品種です。花径は140mm前後と意外と大きめでした。
この画像は数年前に兵庫県加西市のフラワーセンターで撮影したものです。


■Blc.Sanyung Ruby 'Kuan Lung'(=Crown Dragon)AM/AOS
花径160mmの大輪、輝くような花弁の美しい赤花。
本種中、最も有名な個体です。
展開にやや難があるようですが、迫力のある素晴らしい赤花です。
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