さて、今回の「世界らん展日本大賞2017」での戦利品(?)は、億晟蘭園(イーチェン・オーキッド)さんでゲットした、
Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)
(Rlc. Laddawan Beauty x Rlc. Haadyai Delight (02/06/2014))
じつはこの品種、数年前から目をつけていて、ベトナムの方からの入手を試みたのですが、規制がキツく無理でした。その為、個体名が無い事には目をつぶって(リップの彩りに結構、差異があるし、もしかして、実生?←※あくまでも個人的な感想です。悪しからず。)、開花しかけの株で一応、花を確認し、全く違う花が咲く悲劇は回避。交配親として2株ゲット!1株はセルフ実生して、個体名のある子をデビューさせる計画です。
なお、販売時にお店の方から一言、「覆輪の入り方(濃淡)は環境により変化する」とのこと。ちゃんとご説明下さり親切だと思いました。(※「Rlc. Chomthong Fancy」でネット検索していただくと立派な花がたくさんヒットすると思います。)
ちなみに、この品種の親の Rlc. Haadyai Delight(ハージャイ・デライト)が、タイやベトナムの方々の交配結果を見る限り、花径・花容は Rlc. Haadyai Delight 似で、一方の親が濃色系花だった場合も花色は、その濃色を忠実に継承するような、かなり面白くて良い結果を出しているようなのですが、現在、国内に入って来ているメリクロン株に良株が少ないようで入手をためらっていました(株が矮小でどんどん芽が出て花が咲かない。咲いても奇形気味。株にクセが強く葉やバルブが奇形気味など。)。
(※タイやベトナムの方々がネットにアップしているこの花(株)の画像が、立派過ぎるんだと思います。)
ということで、この Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)による結果を、10年後(?)を、お楽しみに~!(苦笑)
今回ゲットした「Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)」の株です。根元から葉先まで25センチ未満で既に中~中大輪花を咲かせてきていました。
店員さん曰く「開花例のような花が咲くかどうかは、栽培環境や日照条件による」とのことです。夢を壊さない為にも、この一言って大切ですよね。
店頭の「Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)」の様子。株のサイズはほぼ均一で、ほとんどの株が蕾付き、もしくは、開花中状態でした。
億晟蘭園(イーチェン・オーキッズ)さんの販売ブースの様子。
「Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)」は37番として売られていました。
※購入時はラベルの有無を要確認。無ければ申し出ればもらえます。
<Rlc. Chomthong Fancy の祖先にあたる品種たちの交配>
・Rlc. Laddawan Beauty = Rlc. Pamela Tainan x Rlc. Lucky Man (18/07/2001)
・Rlc. Haadyai Delight = Rlc. Angkinantana x Rlc. Destiny (20/05/1999)
・Rlc. Pamela Tainan = Rlc. Pamela Farrell x C. William Miles (01/01/1987)
・Rlc. Lucky Man = Rlc. Lucky Strike x Rlc. Norman's Bay (01/01/1977)
・Rlc. Destiny = Rlc. Xanthette x Rlc. Primate (01/01/1968)
・C. William Miles = C. Lorraine Shirai x C. Camelot (01/01/1971)
・Rlc. Lucky Strike = Rlc. Memoria Crispin Rosales x C. Bonanza (01/01/1966)
・Rlc. Golden Galleon = Rlc. Xanthette x Rlc. Camilla (01/01/1962)
・Rlc. Herons Ghyll = Rlc. Norman's Bay x C. Ishtar (01/01/1955)
上記以外にも交配系統をさらに紐解いてみたのですが、目に付いたのは、Rlc. Norman's Bay が何度も登場することと、黄花の銘親たちのオンパレードだった点でした。Rlc. Norman's Bay 偉大なり!
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Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)
(Rlc. Laddawan Beauty x Rlc. Haadyai Delight (02/06/2014))
じつはこの品種、数年前から目をつけていて、ベトナムの方からの入手を試みたのですが、規制がキツく無理でした。その為、個体名が無い事には目をつぶって(リップの彩りに結構、差異があるし、もしかして、実生?←※あくまでも個人的な感想です。悪しからず。)、開花しかけの株で一応、花を確認し、全く違う花が咲く悲劇は回避。交配親として2株ゲット!1株はセルフ実生して、個体名のある子をデビューさせる計画です。
なお、販売時にお店の方から一言、「覆輪の入り方(濃淡)は環境により変化する」とのこと。ちゃんとご説明下さり親切だと思いました。(※「Rlc. Chomthong Fancy」でネット検索していただくと立派な花がたくさんヒットすると思います。)
ちなみに、この品種の親の Rlc. Haadyai Delight(ハージャイ・デライト)が、タイやベトナムの方々の交配結果を見る限り、花径・花容は Rlc. Haadyai Delight 似で、一方の親が濃色系花だった場合も花色は、その濃色を忠実に継承するような、かなり面白くて良い結果を出しているようなのですが、現在、国内に入って来ているメリクロン株に良株が少ないようで入手をためらっていました(株が矮小でどんどん芽が出て花が咲かない。咲いても奇形気味。株にクセが強く葉やバルブが奇形気味など。)。
(※タイやベトナムの方々がネットにアップしているこの花(株)の画像が、立派過ぎるんだと思います。)
ということで、この Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)による結果を、10年後(?)を、お楽しみに~!(苦笑)
今回ゲットした「Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)」の株です。根元から葉先まで25センチ未満で既に中~中大輪花を咲かせてきていました。
店員さん曰く「開花例のような花が咲くかどうかは、栽培環境や日照条件による」とのことです。夢を壊さない為にも、この一言って大切ですよね。
店頭の「Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)」の様子。株のサイズはほぼ均一で、ほとんどの株が蕾付き、もしくは、開花中状態でした。
億晟蘭園(イーチェン・オーキッズ)さんの販売ブースの様子。
「Rlc. Chomthong Fancy(チョムソン・ファンシー)」は37番として売られていました。
※購入時はラベルの有無を要確認。無ければ申し出ればもらえます。
<Rlc. Chomthong Fancy の祖先にあたる品種たちの交配>
・Rlc. Laddawan Beauty = Rlc. Pamela Tainan x Rlc. Lucky Man (18/07/2001)
・Rlc. Haadyai Delight = Rlc. Angkinantana x Rlc. Destiny (20/05/1999)
・Rlc. Pamela Tainan = Rlc. Pamela Farrell x C. William Miles (01/01/1987)
・Rlc. Lucky Man = Rlc. Lucky Strike x Rlc. Norman's Bay (01/01/1977)
・Rlc. Destiny = Rlc. Xanthette x Rlc. Primate (01/01/1968)
・C. William Miles = C. Lorraine Shirai x C. Camelot (01/01/1971)
・Rlc. Lucky Strike = Rlc. Memoria Crispin Rosales x C. Bonanza (01/01/1966)
・Rlc. Golden Galleon = Rlc. Xanthette x Rlc. Camilla (01/01/1962)
・Rlc. Herons Ghyll = Rlc. Norman's Bay x C. Ishtar (01/01/1955)
上記以外にも交配系統をさらに紐解いてみたのですが、目に付いたのは、Rlc. Norman's Bay が何度も登場することと、黄花の銘親たちのオンパレードだった点でした。Rlc. Norman's Bay 偉大なり!
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