西村まさと 

日本共産党釧路市議会議員

一人一人を大切にし、多様な声を市政に🌈

釧路公立大学事務組合 2023年10月定例会報告 できました

2023-12-20 18:04:19 | 市政

釧路公立大学事務組合議会2023年10月定例会が11日、開かれました。🏫

それをお知らせするニュースを紙面では支持者の方に配布済み

 

西村ニュースの内容は以下の通りです。📰

法人化を押し進めた決算は認められない

 今年4月から釧路公立大学は、公立大学法人へ組織変更されました。法人化事業費は2022年度だけでも6,300万円もかかりました。決算ではこの点を中心に審査しました。法人化すると中期目標を定めなければなりません。その中には

・受験料、入学料、授業料は、安定財源として確保する

・資産を効率的・効果的に運用する

・外部資金の獲得を進める

・事務組織の合理化をする

などが盛り込まれています。これでは大学が企業体のような組織に変わってしまうのではないでしょうか。蝦名管理者(市長)は「法人化によって、大学運営から大学経営に変更した。経営力の強化が目的だと」と認めました。これでは公立大学としての公的責任が後退するのではないでしょうか。そのためこの決算は認定しませんでした。

 

入学料、授業料の減免を

 日本の大学の学費は国際的にも高すぎます。釧路公立大学では、入学料30万円、それに加えて授業料等で初年度は約58万円かかります。釧路管内出身者の入学料は6万円安くしていますが、入学者315人中適用を受けているのはわずか47人。

 授業料とりわけ入学料の減免制度をもっと充実させて、それによって魅力ある大学作りを目指さないのかとただすと、蝦名管理者は、「それが魅力ある大学につながるとは全く考えていない」と強い口調で真っ向から否定。まさに受益者負担論そのもので、苦しい学生の気持ちに応えようとしません。

 

会計年度任用職員の処遇改善を

 釧路公立大学でも、2022年度は13人の会計年度任用職員という非正規公務員が働いていました。月給は14万5048円、時給に換算するとフルタイムで1,681円、パートタイムで1,291円であることが明らかにされました。全労連は時給1,500円を要求しているので、事務組合から公立大学法人に是正を求めるべきだと質問。理事者は「法人化にあたり、会計年度任用職員は法人の非常勤職員に身分が変わった。今後は法人が適切に判断することと思う」と真正面から答えません。希望する非常勤職員は積極的に正規職員にせよと強く要求しました。

 

 



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