道東勤医協友の会春採支部総会が本日開かれ、私も来賓として参加し挨拶をさせてもらいました。
会場いっぱいの参加者で大盛況でした。
総会終了後には、医療懇談会が行われ、釧路共立病院内科の片渕亮介医師が「便秘について」と題して講演しました。
60歳代以降になると、男女を問わず多くの方が便秘で悩む傾向があるとのこと。また大腸がんは早期発見が重要で、毎年検査を行ってほしいと強調されていました。
来賓あいさつの要旨
本日は、道東勤医協友の会春採支部の総会開催おめでとうございます。日ごろからの健康推進と要求運動のご尽力に心から敬意を表すると同時に連帯のごあいさつを申し上げます。
釧路市は25日まで市議会が開かれていました。私は一般質問で物価高騰から市民の暮らしを守るために市が取り組むべきことについてただしました。中でも、医療機関や介護施設では、物価高騰によって資材や水道光熱費があがって、職員の賃上げにまわせないという切実な声がでています。市内でもクリニックが閉院したり、介護施設には求人を出しても応募が来ないという状況が起きています。そのため、市が何らかの援助ができないか求めました。しかし市長は市民生活に大きな影響はでていることは認めながらも、「物価高騰対策は国においてなされるべきもの。今後国は対応策を出そうとしているところなので、それを注視したい」という答弁で終わりました。市としてやることはないという答弁です。昨年度までは国からコロナ交付金がありましたので、それを使って介護施設の支援策などがありました。しかし国からの交付金が終わってしまうと、市の対策も終わりというのでは、本来の自治体の役割を果たしたとは言えないのではないでしょうか。
それからもう1つ特徴的なできごとがありました。それは市議会議場に日の丸を掲揚するよう求める請願が採択されたことです。これまで釧路市議会では、保守系会派から表立ってはこのような動きはありませんでした。しかし昨年の選挙で議席を得た参政党が中心になって動き出し、自民・公明・創志会がそれに同調してこの請願が通ってしまいました。日の丸については、積極的な人と好ましいと思わない人と、人によって考え方が分かれる問題です。それを市役所の敷地のみならず、議場にまで掲揚するというのはいかがなものでしょうか。
今議会でも、鉄道高架、釧路港の軍事利用、プラザさいわいの多目的ホールの廃止、市内の中学校で起きたいじめの重大事案、大楽毛の津波避難複合施設の工事契約、学校給食センターにある全ての食器類を廃棄して新たに買い替える、休日の当番病院制度をなくし夜間急病センターに一本化など、身近な市政の問題が多数話し合われました。
課題山積の釧路市政です。今年は市長選挙も行われます。友の会の皆さんとご一緒に今の釧路市政を変えていく決意を申し上げまして、日本共産党議員団を代表してのご挨拶とさせてもらいます。ご清聴ありがとうございました。
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