釧路市議会2023年12月定例会報告のその2ができました。😀
今号は、主に福祉政策について取り上げました。
支持者の方には紙面で配布しました。🗞️
内容は次の通りです。
福祉灯油の実施を
今議会で、共産党議員団は、福祉灯油とは補聴器助成制度に重点を置いて質問する方針を立てました。そのうち福祉灯油は、私、西村が担当しました。「灯油代が高くて大変だ」という声を北海道民医連の調査に基づいて届けました。
しかし福祉部長は、「まずは国において制度設計すべき。学校給食費を無料にしたり、住民税非課税世帯に7万円を速やかに届けるよう準備をしている」などと論点そらしの答弁。これに対し「国の臨時交付金の推奨メニューの中に『エネルギー高騰による低所得世帯支援』があるのだから、暖房費助成に使えるはずだ」と追及すると、総合政策部長も否定はできませんでした。給付金7万円は福祉灯油の代替にはならないと強調し、重ねて実現を要求しました。
子どものインフルエンザ予防接種に助成を
今年もインフルエンザが流行し、学校では学級閉鎖が続いています。釧路市でも高齢者などに続き、3年前から中3、高3に予防接種費用助成制度を始めています。学校での流行を止めるためには、受験生だけではなく全学年での接種が重要です。予防接種費用は3000~5000円程度で、小学生は2回打たなければならず、子どもが数人いると家計の負担が大きいという相談を保護者から受けました。そこで予防接種を希望する保護者に、助成することを検討できないか、質問しました。しかしこども保険部長は「接種はあくまでも任意である」と強調して、助成をする考えはないことを表明しました。引き続き求めていきます。
精神科医療の体制強化を
市内では精神科医院の廃業が続き、行き場を失う患者さんが生じています。この問題は道の権限によることが大きいため、釧路保健所長に12月4日、申し入れという形で要請してきました。
要望の中身は、道から医師・保健師を派遣すること、現在行っている「こころの健康相談」の回数を増やすことなどです。石井所長からは「釧路の精神科医の不足は喫緊の課題だと考えている。しかし道から精神科医を派遣することは今の体制では難しい。また月1回の『こころの健康相談』の回数を増やすとその分外来の診療時間が短くなってしまう」などと述べ、抜本的な解決策が見つからない状態になっていることがうかがえました。
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