西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

のけ者

2012-01-31 11:10:54 | Weblog

「のけ者、邪魔者」、言い方もそれぞれ。要は社会から排除されたツマハジキ者。

高齢者、身障者、犯罪経験者等々、まるで今叫ばれている「暴力団」の排斥運動と一緒。「怖い、暗い、汚い」、それを社会から排除したいとするムード。そこまで冷たい社会になって、「孤立」からの脱却を叫んでみても、なぜか虚しく聞こえる。

人権問題の対象にされ、「清く、明るく、美しく」社会全体で救おうと云うスローガンは立派。実際はどうか。ここに、「親の面倒を誰が見るか」で争っている兄弟同士がいます。親も仕方なく、「のけ者」にされ、施設へ放り込まれる事になるのでしょうか。そして必ずと言っていいほど「カネ」の問題が絡んできます。

もう、「助け合いの社会」もこれにて、エンがチョン!


リハビリ難民

2012-01-30 19:14:02 | Weblog

「脳梗塞・脳出血・脳卒中」等、脳障害で後遺症を抱えるリハビリ難民、急増中。私の周りでも(家内の脳腫瘍は幸いにも後遺症も軽い方)手足のマヒに悩んでいる方が多い。どうしてもそう云った方が気になり、目が行ってしまうのも身近な出来事があったせいか。

同じ町内で、独りツエを頼りに歩んでいる姿を見るたび、「日常生活で不便なこともあるのに、付き添いもなく、やっていけるのか」、気の毒に思われる。聞いてみると、「身うちも居らず、今、受けているリハビリの内容も分からず、今後どうしていけばいいのか」見通しもない。

「たまに来るヘルパーさんと女性(ケアマネのこと?)が何人か来て、やってくれているが分からない」状態。「施設に行きたくもなければ、行くところもない」状態。こうなると行政はもちろん、かかりつけ医をはじめ支援センター・民生委員等の理解不足さえ指摘され、充分なリハビリやサービスが受けられない高齢患者を生みだしているとも云えるし、これからは益々リハビリ難民が増えて来るのは間違いありません。

そんな折、「行政のディサービス事業からの撤退」は何を意味するのか、理解に苦しむのです。

どうしても、社会全体で支えていくにはマンパワーの拡充が必要となり、行政の管理指導(介護の公的制度)は不可欠であると思うのですが。

いずれにしても、リハビリ難民解消までには、相当の時間と経費、そして険しい道のりがあります。


孤独な人間の生き方

2012-01-28 11:20:01 | Weblog

「私は生真面目タイプ、決して事を荒げたりせず、無理して笑っている、こんな人間どこにでもいるの?」、先ほど尋ねられた。答えました、「この現代社会、腐るほどいるのでは」

本人に聞くと「表では優柔不断、内では孤独です」。周囲に必要以上に同調し、むりやり付こうとするとバランスを崩し、怖い。だから行き過ぎた付き合いも敬遠し、楽な生き方「まあイイじゃん」、それで孤独に耐えている。イイのか、悪いのか。

思いつめて落ち込むより、開き直り(?)も時には必要。友は、こうやって60年近く一人でやって来たのです。


上に立つ者

2012-01-27 11:41:19 | Weblog

「上に立つ」ということ。NHKテレビ番組の特集記事「プロフェッショナル」。結論は「ひとの心の痛みが分からなければヒトの上には立てない」。付け加えるなら、世界を変えていくのは一人ではできない、やはりこう云った「チームの力」である。

賢さや勢いだけで「頭角」を表しても、ヒトの言葉を聞き入れないモノはダメ、尽くすべき努力・取り組み方、そしてヒトとの付き合い方で親身を尽くす、「上に立つ者」の必須条件。そこで尊敬されてこその上司。この上司の一言で部下の人生が変わる。

仏教用語「縁なき衆生は度し難し」。


過保護

2012-01-26 22:42:30 | Weblog

過保護というか、「ホメテ育てる」のも程度モン。レストランをかけずり回って、あげく、水の入ったコップを割り、よそ様に迷惑をかけているにもかかわらず、「うちの子どもはイイ子」。「どこが」・「節穴か」。

親も取り繕う。「うちの子に限って」、失敗する我が子を見るに忍びない。子どもは子どもで「親のイエスマン」。「イヤと云えない」、逆らったら後が怖い。「失敗したら親に見捨てられるのでは」と云う不安。

不安定な子どもの感情が「ガマン」から、ある日突然「暴発」するか、失敗を恐れ「何も出来ない」、また無欲な人間になってしまう。かくして、「巣立ちが出来ない・親離れ出来ない」子ども、「子離れできない」親がここにも。社会中に充満している。

子どもの成長には子どもを愛する事は必要、それを履き違えた、「ほめ過ぎ」が問題。


貿易赤字

2012-01-25 22:36:48 | Weblog

「貿易赤字、31年ぶり」、本日夕刊の見出し。これは輸入が増え、輸出が減ったと云う単純な構図で、震災やタイの洪水の影響による部品の調達、供給網の滞りとヨーロッパの財政危機等の理由が上げられています。いよいよ、日本の「貿易立国」の成長モデルの転換期が来ているのではないか。1月15日の私のブログにも「日本国債」の格下げは円安につながると同時に日本に対する信用不安を煽る可能性もあり、「円安」で喜んでばかりいられない、むしろ「円安」の方向へ進むことの方が危険であると解釈します。どうも政府はそちらの方へ誘導し、喜んでいるような。

極端な話、仮に為替相場で1ドル120円にでもなれば、日本経済はどうなるのでしょうか?素人判断ではいけませんか。

それほどに日本政府の甘言に騙されてはいけません。「原発」で実証済み。


別れ

2012-01-24 15:30:31 | Weblog

お互い限りある「命」。本日、義理の弟の通夜、58歳にして散った「はかない人生」。人工透析を受け、長期の入院生活を余儀なくされ、不摂生ゆえに覚悟していたとはいえ、実りある時もかけがえのない時もあった訳で、やはり寂しさは隠せない。あの時もっと体をいたわり、大事にしておけばと後悔しても遅い。確かなことはもうこの時は2度とないということ。別れは必ずやってくる、悔いの残らないよう、今このひと時を大事にしたい。


風邪にご用心

2012-01-23 22:14:58 | Weblog

年末より、夜中ひどい咳に襲われ、ここに来てやっと一息。友人も相当ひどいもので声もガラガラ、40℃の熱に見舞われたとか、おう吐・下痢に悩まされたとか、その症状もバラバラ。インフルエンザもその型にとって症状も違うよう、どれを取ってみても大変。一部老人施設内では閉鎖状態、小学校では学級閉鎖も聞かれます。いずれにしても「要注意」。

今度の議会の質問予定も「高齢者の肺炎球菌感染症・ワクチン接種事業(接種費助成事業)について」。

 


青少年の夢を乗せて

2012-01-22 20:42:19 | Weblog

私の所属するライオンズクラブの「ユースキャンプ・エックスチェンジ」(YCE)事業。

青少年の国際交流を実施、制度化されて以来10年余りが経過しています。派遣5880名、来日3920名余りがこの事業の対象になり、様々な経験と多くの知識を養い、社会に大いに貢献されています。

この事業に携われた方の意見発表では素晴らしい体験談を含め、非常に有意義な時を共有する事が出来、また「交流」と「成長」が合言葉であることを再認識し、感激した次第。

やはり、国際規模で物事を図り、他国を知ると共に自国をも知る・眺める力を育む、この事業の推進するクラブの熱意を垣間見ることが出来ました。目先のことで「チマチマ」している井の中のカワズ、反省しなければなりません。


中医協、総会

2012-01-20 21:38:26 | Weblog

第216回、中央社会保険医療協議会、総会(公聴会)が当津島市文化会館において、開催されました。全国からも注目されたこの総会、早速夕方のTVで放映されておりました。津島市議会常任委員会・厚生委員会の委員長である私にとっては誠に意義深いことであり、伊藤津島市長の此処に至るまでの英断をたたえる訳です。

厚生労働省主催の平成24年度の診療報酬改定に係る検討状況と意見発表がありました。(平成24年度診療報酬改定の基本方針に則して行っている)結果的に全体改定率+0.004%のみ。(薬価改定率-1.38%、約5500億円が診療報酬改定+1.38%、約5500億円に振返っただけ)

中医協メンバーには支払い側委員、7名の中の1人に伊藤津島市長がおります。他、医師、歯科医師、薬剤師を代表する診療側と公益を代表する有識者5人、専門委員10人、保健局長と云ったそうそうたる顔ぶれ、何とも画期的な出来事であり、内容は充分、情報発信できたのではないでしょうか。

平成24年度診療報酬改定に係る基本的な考え方の基本認識は中長期的な視点(2025年のイメージ?)を見据えつつ、介護報酬との同時改定が述べられております。今後増大する医療介護ニーズを捉え、サービスを提供していくことが必要。

他、2つの重点課題と4つの改定の視点が説明されておりました。細かな内容は(割愛)改めてこのブログにて提示します。

とにかく、本日の公聴会の意見発表を机上の論理で終わらせることなく、質の高い効率的な医療を実現させてほしいものです。