お陰さまで、6月定例会を終える事が出来たのですが、引き続き、課題は山積。
本日の厚生病院委員会の委員長報告をお伝えします。
平成23年度第2回定例会、厚生病院委員会、委員長報告
厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第44号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」他3件であります。
本委員会は6月16日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
先ず議案第44号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」、この改正は、国民健康保険税の課税限度額を改定しようとするものであるが、この改正の影響額と最高限度額を超過する人数を説明願いたい、と云う質疑に対し、影響額は医療分が約300万円、支援分が約400万円、介護分が約200万円で、医療分で超過される方は900人、支援分で超過される方は1244人、介護分で超過される方は163人と推定している、と云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第44号「津島市国民建国保険税賦課徴収条例の一部改正について」は賛成者多数で可決いたしました。
次に議案第45号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、この改正は保護者が市民税所得割非課税の場合に限り、義務教育就学児、いわゆる小学生・中学生の通院、また、義務教育終了児、いわゆる中学校卒業後18歳になる日の年度末までの方の通院及び入院に係る医療費を新たに支給しようとするものであります。
この原案に対し、市長の選挙公約を受け止めた市民にとってあまりにも内容に落差があり失望感がひろがっている。
市民と市政の信頼関係が失われかねない問題であるとの理由により、「保護者が市民税所得割非課税の場合に限る」としている規定の撤廃する修正案が提出されましたので、その質疑・応答について報告します。
高校卒業までが対象となるが、総額どの程度医療費が必要となるか、その財源措置はどう考えているかと云う質疑に対し、医療費については1学年2千万円程と云う試算が当局から出ている。財源については、地方交付税が以前より回復傾向にあること、市長選のマニフェストの中で40億円ぐらいの借金が減って4億か5億円増えたと云うデータがあり、この財源で充分に医療費無料化は拡大できると考えているとの答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、原案及び修正案両方に対して反対の立場から、原案については所得制限があると云うこと、修正案については高校生までというのは財源の裏付けがなく飛躍しすぎていると云う意見がありました。
次に、原案について反対の立場から子ども医療費拡大の問題と非課税世帯の優遇措置の問題とは別物であり、所得制限の撤廃を求めるもので原案に反対と云う意見がありました。
次に修正案に反対の立場から、完全無料化を拡大すると云うのは、今予算の事を含め現実的には無理である云う意見がありました。
次に採決結果を報告いたします。
議案第45号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、まず修正案については、賛成者少数で否決され、次に原案について採決したところ、賛成者多数で可決いたしました。
なお、可決に際し、財源確保が出来た早い段階で所得制限を撤廃する事との付帯決議の案が提出され、当委員会として付帯決議とする事に決しました。
次に議案第46号「平成23年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」のうち当厚生病院委員会の所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。
先ず、健康福祉部福祉課所管中、緊急雇用創出事業基金事業・要援護者避難経路図作成業務委託料として、1327万円計上されているが、要援護者の避難経路について説明願いたいと云う質疑に対し、市に対し要援護者の登録をされている675名を対象に市内29か所の避難所までの避難経路図を作成すると云う答弁がありました。この答弁に対し、作る以上は定期的に確認し、きちっと活用していただきたいと云う趣旨の意見が出されました。
次に、児童課所管中、児童館のコンビネーション遊具に施設管理経費として328万円計上されているが、説明願いたいと云う質疑に対し、ここの遊具は平成3年より使用し、たびたび修理をしているが、現在使用できない状態で、このたび撤去と新設するものと云う答弁がありました。
次に、保険年金課所管中、子ども医療費の電算システム改修について525万円計上されており、所得制限の住民税非課税についてのシステム改修費用であるが、年齢拡大だけのシステム改修費用はいくらであるかと云う質疑に対して、今回の条例改に関する費用見積もりであり、年齢拡大のシステム改修だけの見積もりは執っていないと云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。
議案第46号中、当厚生病院委員会の所管にかかる予算については、全員一致で可決いたしました。
次に議案第47号「平成23年度津島市介護保険特別会計補正予算について」は、採決した結果、全員一致で可決いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
本日の厚生病院委員会の委員長報告をお伝えします。
平成23年度第2回定例会、厚生病院委員会、委員長報告
厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第44号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」他3件であります。
本委員会は6月16日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
先ず議案第44号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」、この改正は、国民健康保険税の課税限度額を改定しようとするものであるが、この改正の影響額と最高限度額を超過する人数を説明願いたい、と云う質疑に対し、影響額は医療分が約300万円、支援分が約400万円、介護分が約200万円で、医療分で超過される方は900人、支援分で超過される方は1244人、介護分で超過される方は163人と推定している、と云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第44号「津島市国民建国保険税賦課徴収条例の一部改正について」は賛成者多数で可決いたしました。
次に議案第45号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、この改正は保護者が市民税所得割非課税の場合に限り、義務教育就学児、いわゆる小学生・中学生の通院、また、義務教育終了児、いわゆる中学校卒業後18歳になる日の年度末までの方の通院及び入院に係る医療費を新たに支給しようとするものであります。
この原案に対し、市長の選挙公約を受け止めた市民にとってあまりにも内容に落差があり失望感がひろがっている。
市民と市政の信頼関係が失われかねない問題であるとの理由により、「保護者が市民税所得割非課税の場合に限る」としている規定の撤廃する修正案が提出されましたので、その質疑・応答について報告します。
高校卒業までが対象となるが、総額どの程度医療費が必要となるか、その財源措置はどう考えているかと云う質疑に対し、医療費については1学年2千万円程と云う試算が当局から出ている。財源については、地方交付税が以前より回復傾向にあること、市長選のマニフェストの中で40億円ぐらいの借金が減って4億か5億円増えたと云うデータがあり、この財源で充分に医療費無料化は拡大できると考えているとの答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、原案及び修正案両方に対して反対の立場から、原案については所得制限があると云うこと、修正案については高校生までというのは財源の裏付けがなく飛躍しすぎていると云う意見がありました。
次に、原案について反対の立場から子ども医療費拡大の問題と非課税世帯の優遇措置の問題とは別物であり、所得制限の撤廃を求めるもので原案に反対と云う意見がありました。
次に修正案に反対の立場から、完全無料化を拡大すると云うのは、今予算の事を含め現実的には無理である云う意見がありました。
次に採決結果を報告いたします。
議案第45号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、まず修正案については、賛成者少数で否決され、次に原案について採決したところ、賛成者多数で可決いたしました。
なお、可決に際し、財源確保が出来た早い段階で所得制限を撤廃する事との付帯決議の案が提出され、当委員会として付帯決議とする事に決しました。
次に議案第46号「平成23年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」のうち当厚生病院委員会の所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。
先ず、健康福祉部福祉課所管中、緊急雇用創出事業基金事業・要援護者避難経路図作成業務委託料として、1327万円計上されているが、要援護者の避難経路について説明願いたいと云う質疑に対し、市に対し要援護者の登録をされている675名を対象に市内29か所の避難所までの避難経路図を作成すると云う答弁がありました。この答弁に対し、作る以上は定期的に確認し、きちっと活用していただきたいと云う趣旨の意見が出されました。
次に、児童課所管中、児童館のコンビネーション遊具に施設管理経費として328万円計上されているが、説明願いたいと云う質疑に対し、ここの遊具は平成3年より使用し、たびたび修理をしているが、現在使用できない状態で、このたび撤去と新設するものと云う答弁がありました。
次に、保険年金課所管中、子ども医療費の電算システム改修について525万円計上されており、所得制限の住民税非課税についてのシステム改修費用であるが、年齢拡大だけのシステム改修費用はいくらであるかと云う質疑に対して、今回の条例改に関する費用見積もりであり、年齢拡大のシステム改修だけの見積もりは執っていないと云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。
議案第46号中、当厚生病院委員会の所管にかかる予算については、全員一致で可決いたしました。
次に議案第47号「平成23年度津島市介護保険特別会計補正予算について」は、採決した結果、全員一致で可決いたしました。
以上、ご報告申し上げます。