トルコ 10万リラ

今日は桁の大きい硬貨の紹介です。

トルコでは1980年代後半にインフレが進行しました。

こちらは1000、2500、5000、そして10万リラ硬貨です。

こちらは新旧50BIN、100BINリラ硬貨です。BIN＝1000なので、5万、10万リラ硬貨となります。流通用では最高25万リラ硬貨が発行されました。

2005年には100万分の1のデノミが実施されました。

マン島 マンクス・ポンド

マン島は、グレートブリテン島とアイルランド島の間のアイリッシュ海にある島で、イギリス王室領になります。

世界最古といわれる議会を持ち、金融業や観光業が盛んです。

通貨はイギリス・ポンドと等価のマンクス・ポンドが流通しています。

こちらは1ペニー硬貨です。裏面には、古代教会の遺跡が描かれています。

ジャージー ジャージー・ポンド

ジャージー代官管轄区は、ガーンジー代官管轄区とともにイギリス海峡南部のチャネル諸島を構成するイギリス王室領です。

イギリス・ポンドと等価のジャージー・ポンドが流通しています。乳牛ジャージー種の原産地としても有名です。

こちらは1ペニー硬貨です。南東部セント・クレメントにあるオック塔が描かれています。

ガーンジー ガーンジー・ポンド

ガーンジー代官管轄区は、イギリス王室領で、イギリス海峡のフランス沖のチャンネル諸島北西部の島々で構成されます。

乳牛などが有名です。ガーンジー・ポンドとイギリス・ポンドが流通しています。

こちらは1ペニー硬貨です。カニが描かれています。

ジブラルタル ジブラルタル・ポンド

ジブラルタルは、ヨーロッパとアフリカ大陸の最も接近したジブラルタル海峡の、イベリア半島側に位置します。

18世紀初めにイギリス領となり、20世紀後半から自治政府によって治められていますが、スペインが領有権を主張し、返還を求めています。

ジブラルタル・ポンドが流通しています。(イギリス・ポンドと等価)

こちらは1ペニー硬貨です。裏面には、ザ・ロックに生息する鳥であるバーバリーパートリッジが描かれています。

ルクセンブルク フラン

ルクセンブルクはフランスとドイツの間に位置する、大公を君主とする国です。

1839年に独立し、当初はベルギー貨幣が流通していましたが、1848年にルクセンブルク・フラン(1フラン＝100サンチーム)通貨制度が導入されました。

2002年からはユーロが導入されています。

こちらは5、10フラン硬貨です。

リヒテンシュタイン スイス・フラン

リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアの間に位置する国で、1719年に公国として成立しました。

1852年からはオーストリアの通貨が流通し、1924年以降はスイス・フラン(1フラン＝100サンチーム)が使用されています。

こちらは1サンチーム硬貨です。

ラトビア ラッツ

ラトビアは、バルト三国の真ん中に位置する国で、18世紀以降ロシア領となっていましたが、1918年に独立、1922年にラッツ通貨制度を導入しました。

1940年にはソ連に編入されましたが、

1991年にソ連から独立、通貨もラトビア・ルーブルに移行しました。

1993年に200ラトビア・ルーブル＝1ラッツ＝100サンティムのラッツ通貨制度を復活させました。

2004年にEUに加盟し、2014年からはユーロが導入されています。

こちらは1サンティム硬貨です。国章が描かれています。

ポルトガル エスクード

ポルトガルは、ヨーロッパ西端の国で、14世紀末にスペインから独立後、15世紀以降海外進出しましたが、20世紀後半までに独立などで、海外植民地を失っています。

通貨は1835年にレイス通貨が十進法化され、1910年に共和国となった際に、1000レイス＝1エスクード＝100センタボとなりました。

2002年にユーロが導入され、現在に至ります。

こちらはエスクード、センタボ硬貨です。サイコロのように見える模様は、国章の盾を5つ並べたものです。その他、大航海時代の帆船などもデザインされています。

モナコ モネガスク・フラン

モナコはフランス南東部に位置する、世界で2番目に小さい国です。1640年に初の独自硬貨を発行、1641年にはフランス保護領となっています。

1837年には、フランス・フランと等価のモネガスク・フランが発行されました。1861年にはフランス保護下で独立しました。

2002年には、ユーロが導入されています。

こちらは5フラン硬貨です。