2013年6月7日(金) 日の出 04:25 日の入 18:55
NYダウ 15040.62 +80.03 反発
ダウ工業株30種が約200ドル乱高化したほか、S&P総合500種は重要なテクニカル水準を割り込んだ後切り返すなど、7日の米雇用統計発表を控え、相場は終日、不安定な値動きとなった。
朝方の外人動向 140万株(買い越し)
外国人投資家1週間動向(6/3~7) 2490万株(買い越し)
東京株式市場・前場= 3日続落
前場終値 12732.59 -171.43
出来高 195434万株 売買代金(億円) 13971.53
高値/安値 12851.86 - 12660.08
一時243円安となり、1万2700円を下回る場面があった。前日の米国株は上昇した一方、為替市場での円急上昇を受けてリスク回避の売りが強まった。国内外実需勢による押し目買いや売り方のショートカバーなどが指摘され、下げ渋る局面もあったが、円が一段と上昇し日本株の戻りを押さえた。東証1部全銘柄の9割超が下落する全面高となった。
JASDAQ平均 1714.03 -100.25 5日続落
マザーズ指数 658.31 -98.86 4日続落
為替 7日 買 売 前日比
米ドル 12:20 96.50 - 96.54 -0.44
ユーロ 12:19 127.89 - 127.95 -0.51
東京株式市場・後場= 3日続落
後場終値 12877.53 -26.49
出来高 439973万株 売買代金(億円) 33421.69
高値/安値 13106.20(+202.18) - 12548.20(-355.82) 値幅 558.00
終値は4月5日以来約2カ月ぶりの安値だった。前日の米国市場に続き、この日の東京市場でも1ドル=95円台まで円高・ドル安が進行し、トヨタなど主力の輸出関連株が売られた。取引時間中には下げ幅を350円程度に広げ、日銀が「異次元緩和」の導入を決めた4月4日の終値である1万2638円を下回る場面があった。もっとも公的年金の日本株の持ち高比率引き上げへの思惑から、大引けにかけて急速に下げ渋った。午後に一部海外通信社が「厚労省がGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人 )の中期計画の変更について午後3時から説明する」と伝わり、公的年金による日本株買いへの期待感から株価指数先物に買いが入り、一時は上げに転じる場面があった。ダウ・ジョーンズ通信が「著名投資家のジョージ・ソロス氏が今週初から再び円売り・日本株買いを再開した」と伝えたことも、投資家心理の追い風だった。市場では、米雇用統計発表を控えており、安心して上値を買える状況でもないとの見方が出ていた。日経平均の週間の下落幅は897円、下落率は6.5%と、ともに東日本大震災直後の2011年3月14~18日の週(1047円、10.2%)以来の大きさだった。
JASDAQ平均 1717.03 -9.25 5日続落
マザーズ指数 670.15 -87.02 4日続落
為替 7日 買 売 前日比
米ドル 17:59 96.44 - 96.47 -0.50
ユーロ 17:59 127.60 - 127.65 -0.80