にじの木通信

小さな家族の日々のこと。
安心安全栽培の菜園も、カメの歩みで一歩ずつ。

イチゴちゃんのお母さんより

2014-05-29 00:05:07 | 育て方研究
前にイチゴキャベツの苗を分けてくださったT田さん。
畑の先輩で、70代のスーパーウーマンです。

4時半に起きて、3世代のお家のことを全てして、美容のお仕事で飛び回っておられて畑も毎日。
趣味も芸術鑑賞も幅広く、お話もお上手です。
今日は4着洋服を縫ってお友達に届けられ、ほかの方には山椒の実をいただかれてお料理に使えるようにされるとか。

収穫物はご家族にもお友達にも大変喜ばれて、待っておられる方がたくさんおられると。


T田さんの畑のきれいなこと。作物の元気なこと。T田さんは独自の育て方をされています。



私はなんでこんなにできたお人の横に来させていただくことになったのか。
今は畑一か所お借りしているので、‘この方によく学びなさい’ということかと・・・?


できた人は大概そうでない人のお世話をされていませんか?私はお世話をされるほうなのです。


でも‘畑をしたい’、と言って、T田さんのお姉さんから譲っていただいた場所。(お姉さんは今お家の近くの畑をされています)
ぼちぼちでもできるようになっていかないと。
自分で蒔いた種なんだから、育てて、収穫できるまでにならないといけませんから。


T田さんは、一年の畑計画をしっかりと立てておられて、それに沿って種まきや苗の植え付けをなさっていて、
作物の顔を見て全て感覚で、水を撒く量や肥料のタイミングを感じたままにしておられるとか。

一つ一つの作物のことだけではなく、人のこともすごくおわかりになる。
そういうことは多分天性のものだと言われる。


でも私もちょっとはできるようにならないと、T田さんやお姉さん、声をかけてくれた父にも、好きにさせてくれている家族にも申し訳がない。
ああやらせてよかったなと思ってもらえるとうれしいし、作物のことをする中で、きっと他のことも見えるようになるんではないだろうかと思えていて、私に必要なことだとも思う。

主人に前々から言われていたことですが、畑の計画とか、結果を出すこととか、楽しみながらとか、ここで学ばせていただくんだなあと、今日改めて思いました。



T田さんに頂いたキャベツの苗が根ついたあと、私はのんびり見ていたんですが、T田さんのキャベツは大きく育ってもうすでに収穫をしておられると。(すみません。)
私独自の感覚なんて、小さなワールドだなあ。


パンづくりもそうなんです。微生物のタイミングをみる、ということは、最も小さなもの(意志とか命)とかお天気や空気を感じられるようになる訓練のようでもあり、子育ての仕方とか、時間の使い方とか人との接し方の根本につながっていて。
私の場合はそちらを修正するがために、畑やパンづくりに携わっている部分もあると思っています。

実際子供への考え方など変わったなあと思います。きっと子供達も楽になったでしょう。(今日もストレスがない、という言葉を聞きました。)

また家の中を、公の場でするのが畑でもあって、家事や子育てでの失敗を見せることのできにくかった私は、人前にてたくさんの失敗をすることも学んできたところです。

もう失敗はいっぱいしたので、これからは成功できるように、先人の経験をお聞きしお知恵を拝借し、協調しつつ、みなさんにいい形で成長をと。。一歩一歩でも。













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