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2005年ハワイ島旅行・DAY  1  PART 2

2005-11-15 09:02:06 | 2005年ハワイ島旅行記
漆黒の闇の中を飛び立ち1時間ほど経過する。出発前のざわめきも
すっかり収まり機内はもう落ち着いた。前の座席に小さなTVモニター
が組み込まれていて目の前で映画なり何なり好きなものを選んで見
ることが出来る。

その他に天井からモニターが釣り下がり、そこで現在どの辺を飛行中か
簡単なイラストで表示されているので、マイル数を知ることが出来るよ
うになっている。

日本時間22時45分の時点では、ホノルルまで3249マイル、
5226キロと表示されていた。

あまり眠くならない。持ち込んだ本を読んだり、映画を見たりしている
と天井のモニターの飛行機のイラストが国際日付変更線あたりに近づい
ている。180度のINTERNATIONAL DATE LINE という仮の設定線で
あり実際に線が引いてあるわけではない(当たり前!)。

地球は丸いから、これを360度として24時間設定だと1時間で
15度になる。だから15度進むたびに1時間進めてあげれば世界中
どこへ行っても時間だけは正確ということになる。ところが昼と夜が
ある以上は日付のズレが生じてくるので、線を引いて日付を調整する
ということにしてあるのよ。

北極と南極を結ぶ縦の線で(これを経度という。経とは縦糸の意。)
確かロンドンの旧グリニッチ天文台のあたりで重なるところを基準に
していたんではなかったっけ! 

そこから東と西へそれぞれ東経と西経180度ずつ割り当てて、
それで陸地のない、海上の経度180度線のあたりで日付を進めるか、
遅らせるかにした。東から西は日付を増やし西から東は日付を戻す
ってワケ。180度線が北から南に陸地に沿ってあるとひとつの国の
中で日付が狂うなんてことが起きてしまう。それじゃあマヅイもんね!

ところが現実には180度線の向こう側の島とこっち側の島と時間的
には2時間の距離しかないのに、着いたら日付が違うなんてこともあり
得るのさ。この場合の2つの島は確か国が異なっていたから問題ない
はず。

誕生日パーティなんか良いね。祝ってもらってすぐスっ飛んで行って
また誕生日を迎える、なんてことも可能だ。2回も誕生日を味わえる。

そんなわけでここで日付を変更するんだけど、狭い座席でややくだび
れたせいか腕時計の時間を修正するのを忘れてしまいました。腕時計は
修正し忘れても、どうということはないけどわりと忘れるのがデジタル
カメラの日付。これを直すのをすっかり忘れてしまいました。はい。
 
日本時間午前3時半。外はすっかり明るい。
雲の上を飛んでいるのが認識できる。朝食が出た。またご飯だよ。

何だか妙な感覚だな。現地の早朝のご飯ってところなんだろうけどね。
動くこともないからあまりお腹もすかないけど一応全部平らげる。
6時間半なんてアッて言う間だね。

現地時間午前9時30分やっとホノルルが見える。狭い座席から
やっと開放される。海が青いなあ。あ~あ~、憧れ~のハワイィィ
航路お♪ この歌じゃ年代がバレちゃうねえ。いよいよ着陸で~す。

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