とうとう”THE POET”を読んでしまいました。
ここのところ、MICHAEL CONNELLYに完璧にハマッて
しまい、随分前に読んでほとんどスジなど忘れてしまった
"THE POET"を読み直したのです。
"THE SCARECROW"を読んだ後だからね、同じ主人公
ですし。あれ、そもそもはどうだったっけ、てワケです。
まずこの本を買おうとオアゾの丸善に行ったら何と在庫が
ない。かなり前の作品だものね、無くても無理はないけど。
それではと、急遽アマゾンで取り寄せることに。
つまりネットで入手したってワケです。安いし、早いし。
洋書はアマゾンが便利ですね。翌日に届きました。
で、この「THE POET」は何と500ページもあります。
更には字が小さい。このところ小さな字がまたまた読みにくく
なってきていて、どうにもこうにもしんどいのであります。
老眼鏡をかければいいじゃん、と仰せかもしれませんが
近眼は裸眼なら何とか読めるので、眼鏡を外している時に
読むことにしています。つまり風呂の中とか布団の中とか。
それでも終いには目がしょぼしょぼしてきますよ。
もう小さい字は嫌だなあ。遠近両用で境い目の無いのでも
使わないと・・・
そんなことで、本の内容はというと相変わらずグングンと
引っ張り込まれる迫力でした。登場人物の背後設定やら心理
描写は非常に巧みで、その上に二転三転する、読者の想像を
はるかに超える、ストーリーの巧みさには驚いてしまいます。
何か映画を意識して書いているのではないか、というくらいの
生き生きとしたタッチで話が進みます。実に巧みに書かれて
いて作者渾身の力作です。
口当たりの良いお酒みたいな感覚ですね、いわば。
グイグイいけちゃいます。
新聞記者をしている主人公McEVOYの双子の兄が自殺をして
しまいます。刑事でした。どうしても納得のできないMcEVOYは
調査を開始します。やがて他殺の線が濃厚になります。さらに
同じような自殺をした刑事も何人か浮かび上がり、現場には
それぞれエドガー・アラン・ポーの詩の一節が残されていること
を突き止め、他殺の疑いが急上昇。FBIは犯人を”THE POET"
と呼び捜査を開始。同一犯による犯行か?
FBIはMcEVOYの同行取材を許し彼と共に犯人を捜索します。
FBIの仕掛けた罠の中に来る犯人と思われる容疑者。しかし
張り込んでいた刑事は殺され、McEVOYももみ合いになり結果
的に犯人はMcEVOYに射殺されます。兄の仇をとり事件は解決
したかのように思えたのですが、McEVOYには何か府に落ちない
ものがあったのでした。ここからさらなる展開が・・・
犯人は誰か、というのはもうすでに知ってはいるのですが、再読
すると新たな発見があったり、FBI AGENTのRACHEL WALLING
に疑惑が生じる場面などは実にハラハラさせられます。McEVOYと
恋仲になっている状況なのにRACHELを疑い始めるあたりの描写
は見事です。作者の力量に感心してしまいます。
前にも書きましたがRACHELの姉御はFBI AGENTとしても優秀
でしかも美人です。こういう役は誰にやらしたら面白いですかね。
若い頃の宮城千賀子とか嵯峨美智子みたいなイメージを持って
しまうんですけど・・ちょっと仇っぽくて。え、知らない? じゃあ
ジェニファー・コネリーあたりも良いかなあ。インテリで美人で。
アンジェリーナ・ジョリーって感じでもないしジュリアン・ムーア
のイメージか? ウーン。誰がピッタリですかねえ。
MICHAEL CONNELLYは刑事もののサスペンスを書かせたら
今のところ、ナンバーワンと言っても良いかも知れません。懐の
深い作家です。アメリカで人気が高いのもうなずけます。
500ページもあるとさすがに目が疲れたけど再読する価値は
充分にありました。
主人公の新聞記者、McEVOYが最初に登場する作品ですし、
ついこのあいだ発売になった"THE SCARECROW"にまたこの
記者は登場してきます。シリーズ化の可能性大ですね。
お馴染みの刑事、ハリー・ボッシュシリーズからは離れた単発
作品ですが、MICHAEL CONNELLYを読むのならこの本から読む
と良いかも知れません。邦訳は文庫本で入手可能です。
いやいや、本当に目が疲れた。若い頃は平気だったんだけど・・・
ここのところ、暑さと仕事疲れで体調が良くないもので洋書
ばかり読んでいます、それもCONNELLYばかり・・・
スタンドアローンの単発にしてもハリー・ボッシュものにしても
やっぱり面白いです。おかげで寝不足になってしまいます。
困ったもんだ。
ここのところ、MICHAEL CONNELLYに完璧にハマッて
しまい、随分前に読んでほとんどスジなど忘れてしまった
"THE POET"を読み直したのです。
"THE SCARECROW"を読んだ後だからね、同じ主人公
ですし。あれ、そもそもはどうだったっけ、てワケです。
まずこの本を買おうとオアゾの丸善に行ったら何と在庫が
ない。かなり前の作品だものね、無くても無理はないけど。
それではと、急遽アマゾンで取り寄せることに。
つまりネットで入手したってワケです。安いし、早いし。
洋書はアマゾンが便利ですね。翌日に届きました。
で、この「THE POET」は何と500ページもあります。
更には字が小さい。このところ小さな字がまたまた読みにくく
なってきていて、どうにもこうにもしんどいのであります。
老眼鏡をかければいいじゃん、と仰せかもしれませんが
近眼は裸眼なら何とか読めるので、眼鏡を外している時に
読むことにしています。つまり風呂の中とか布団の中とか。
それでも終いには目がしょぼしょぼしてきますよ。
もう小さい字は嫌だなあ。遠近両用で境い目の無いのでも
使わないと・・・
そんなことで、本の内容はというと相変わらずグングンと
引っ張り込まれる迫力でした。登場人物の背後設定やら心理
描写は非常に巧みで、その上に二転三転する、読者の想像を
はるかに超える、ストーリーの巧みさには驚いてしまいます。
何か映画を意識して書いているのではないか、というくらいの
生き生きとしたタッチで話が進みます。実に巧みに書かれて
いて作者渾身の力作です。
口当たりの良いお酒みたいな感覚ですね、いわば。
グイグイいけちゃいます。
新聞記者をしている主人公McEVOYの双子の兄が自殺をして
しまいます。刑事でした。どうしても納得のできないMcEVOYは
調査を開始します。やがて他殺の線が濃厚になります。さらに
同じような自殺をした刑事も何人か浮かび上がり、現場には
それぞれエドガー・アラン・ポーの詩の一節が残されていること
を突き止め、他殺の疑いが急上昇。FBIは犯人を”THE POET"
と呼び捜査を開始。同一犯による犯行か?
FBIはMcEVOYの同行取材を許し彼と共に犯人を捜索します。
FBIの仕掛けた罠の中に来る犯人と思われる容疑者。しかし
張り込んでいた刑事は殺され、McEVOYももみ合いになり結果
的に犯人はMcEVOYに射殺されます。兄の仇をとり事件は解決
したかのように思えたのですが、McEVOYには何か府に落ちない
ものがあったのでした。ここからさらなる展開が・・・
犯人は誰か、というのはもうすでに知ってはいるのですが、再読
すると新たな発見があったり、FBI AGENTのRACHEL WALLING
に疑惑が生じる場面などは実にハラハラさせられます。McEVOYと
恋仲になっている状況なのにRACHELを疑い始めるあたりの描写
は見事です。作者の力量に感心してしまいます。
前にも書きましたがRACHELの姉御はFBI AGENTとしても優秀
でしかも美人です。こういう役は誰にやらしたら面白いですかね。
若い頃の宮城千賀子とか嵯峨美智子みたいなイメージを持って
しまうんですけど・・ちょっと仇っぽくて。え、知らない? じゃあ
ジェニファー・コネリーあたりも良いかなあ。インテリで美人で。
アンジェリーナ・ジョリーって感じでもないしジュリアン・ムーア
のイメージか? ウーン。誰がピッタリですかねえ。
MICHAEL CONNELLYは刑事もののサスペンスを書かせたら
今のところ、ナンバーワンと言っても良いかも知れません。懐の
深い作家です。アメリカで人気が高いのもうなずけます。
500ページもあるとさすがに目が疲れたけど再読する価値は
充分にありました。
主人公の新聞記者、McEVOYが最初に登場する作品ですし、
ついこのあいだ発売になった"THE SCARECROW"にまたこの
記者は登場してきます。シリーズ化の可能性大ですね。
お馴染みの刑事、ハリー・ボッシュシリーズからは離れた単発
作品ですが、MICHAEL CONNELLYを読むのならこの本から読む
と良いかも知れません。邦訳は文庫本で入手可能です。
いやいや、本当に目が疲れた。若い頃は平気だったんだけど・・・
ここのところ、暑さと仕事疲れで体調が良くないもので洋書
ばかり読んでいます、それもCONNELLYばかり・・・
スタンドアローンの単発にしてもハリー・ボッシュものにしても
やっぱり面白いです。おかげで寝不足になってしまいます。
困ったもんだ。
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