トラウト・フェスタ ２０１１ 川越

フライのデモキャスト。このひとは誰だったっけ？



１２月４日（日）に川越で催されたトラウト・フェスタ

実に良い天気です。朝からくっきり晴れた日曜日で

気持ちの良い朝ですね。しかしながらやや風があります。

今日は川越の水上公園のプールを利用してのフライフィシング

のデモンストレーションがあります。

フライにはこの風はやや嫌な感じですねえ。

フライロッドビルダーの各社やフライフィッシンググッズ関連の

販売会社も展示参加していますが、見せ所は名の知れた

フライキャスター諸氏のキャステイングレッスンでしょうか。


左側のプールを利用してフライキャストのデモ中です。


この日はアメリカからのゲスト、SKAGIT　MASTERの　ED　WARD、

JERRY　FRENCHの両氏も参加。

外人さんのフライキャスティングのデモを見るのはジム・ハーディ

かジョニー・ローガン以来でしょうかね。古すぎて忘れてます。


家でモタモタしていたらお昼近くになってしまい慌てて川越に向かい

ました。道路の渋滞が読めないので、電車で上野に出て大宮経由で

川越、更にひと駅先の西川越駅まで乗り換えをして２時間弱。

更に駅から水上公園まで歩いて２０分少々とちょっと疲れました。


各社の展示コーナー　この頃ダブルハンドが多いですね。スペイだ、
スカジットだとすっかりフライは長竿です。


天気は良かったものの風があってやや寒い午後でした。

お目当てのSKAGIT　MASTERの二人組とは少し話しが出来ました。

「テキサス経由で来たので１５時間もかかった、疲れたよ。」

なんてEDさんは言っておりました。この後北海道へ行くとも

言っていましたがワシントン辺りから来ているはずだから寒さに

は強いでしょう。


SKAGIT　MASTER　のお二人


あちこちで顔馴染みから声を掛けられてつい昔話の長話ばかり。

そうだよねえ、ハーディのフライカースティング教室から３７，８年

は経過しているもの。あの頃社会人ならもうとっくに年金生活者だ。

サンスイの社長にバッタリ。「いやいや、久し振りです」なんて挨拶された。

このひとは笑うと笑顔が良いねえ。大昔に渋谷の店で映画俳優の梅宮辰夫に

ルアーを説明していたっけ。「こんなんで本当に釣れるの？」なんて社長に訊い

ていたのを思い出す。４０年近い前の話だ。古いねえ。


老けただの、年取っただの、いや変わらないだの、おい、そもそも

スカジットって何なのよ、ミサイルか？　とそんな話題ばかりで

肝心のゲストのフライのデモをあまり見ることができません。

まあ、この頃流行りのダブル・ハンドはあまり興味がないからよい
・
ですけどね。昔ジョニーローガンの爺さんがスペイをやって見せたけど

今になって今度は日本の爺さん連中が一生懸命になってやっているわけだ。

寒い冬には体が暖まって良いかもしれません。大川の巨大サーモンを夢

見て頑張って欲しいですね。


ロッドにしてもリールにしても今じゃ日本のモノがトップレベル、手先の

器用な日本人が巻いたフライも世界レベルだしフライキャスティングの新しい

技術だってすぐに適応しちゃうでしょう。何だって初めから先生はいないのよ。



寒くなって来た夕方は、有難いことに群馬のマエストロのご主人にクルマで

送ってもらいすごく助かりました。ご好意感謝です。


痛い足を引きずって寒い中を川越まで行って何だか疲れた一日でしたねえ。

どうにも足がおぼつかない。トシですかねえ。