2015年5月20日(水) ホノルル最終日
朝6時40分に起きた。何だか良く眠ったという感じがない。
疲れをそのまま引っ張ってしまったようだ。
昨夜遅くまでかかった荷物のパッキングの最終確認をする。
ここで忘れものをしたら面倒なことになるからね。
朝食は冷蔵庫の中にある残り物で済ませる。それでもワインの
飲みかけとかビールが残ってしまった。もったいないが置いていく。
9時25分。ホノルル空港に着いた時と同様、帰りも空港までの料金が
定額になっているCHARLIE’S TAXIを呼ぶ。
West Freewayを経て10時10分にはホノルル空港に到着。
この空港は何だかいつも混んでいる印象がある。 つねにこんなに
人がいるんだろうか。 姉夫婦たちはビジネスクラスなのでANAの
カウンターで優先される。 我々夫婦はついでにくっついていたら
優先して登場手続きをしてくれたので、あまり並ばないで済んだ。
免税店が並ぶ中を歩いてANAのゲートまでぐるりと歩いていくが、
これが結構歩く。 成田でもそうだか何であんなに距離があるのだろう。
航空業界は力関係だからローカル空港のゲートの近い遠いなど
大した問題でもないのだろう。 もっと他のところで優位に立ちたい
のかもしれない。そこへ行くと70年代の羽田などはコンパクトで
搭乗者には使い易い空港だった。
10時半にはANAの7番ゲートに着いてしまったが、早いので外の
ベンチで荷物番をしながら待機することにする。 カミサンと姉は時間が
あるので免税品を買いに行ってしまった。 目の前でシャトルバスが
行ったり来たりしている。 まだ搭乗者も来ないのでノンビリした空気が
漂う。 疲れた体にはこういう静かな日常が居心地が良い。
NH181便は12時45分ETDだからまだ時間がある。
ここのゲートへ来る人たちは日本便なので圧倒的に日本人の帰国
グループが多い。 カミサンと姉が買い物を終えて戻って来た。
この空港内では生バンドによる定期的なハワイアン音楽の演奏が
あり、歌やフラのデモダンスも見せてくれる。 乗客へのサービスで
いかにもハワイという雰囲気に溢れているが、何とカミサンは飛び入りで
フラを披露して来たらしい。 姉が携帯で動画を撮ってきたので見せて
もらったが、ハワイの空気の中で踊れる幸せが体から出ている。
やはりフラはハワイでなくては。 音楽は空気によって左右されるものだ。
日本で見る彼女のフラとはムードがまるで違う。力が抜けてアロハ
スピリッツに溢れている。 何より顔の表情が良い。 大受けしたとか。
やっと登場開始となった。姉たちはビジネスだから優先して搭乗し
我々は一番最後のグループ。
B767-300 2X3X2列のシート。 何度も乗っている機だが何度
乗っても狭いシートだと思う。もう少しレッグスペースを広く出来ないもの
だろうか。 航空業界はビジネス(仕事)で利用する搭乗者の多い路線で
黒字を出しているところはシートの改善やらサービスの向上などは
いち早く動くが、レジャー客が多い路線の改善は遅い傾向にある。
ハワイ路線などその典型だと思う。 つねに満席だからといって胡坐を
かいていると他社に乗客を奪われかねない。 パイの奪い合いはどこの
世界でも必死なのだ。
さて、機内のランチは小エビのカレーを選んだ。 カミサンが赤ワインを
リクエストしたので一口もらったが美味かった。
帰国便はいつでもホッとする気分になる。 開放される気分になる、という
言い方も何だか変だがそんな気分になるのは旅行のスケジュールを無事
こなしたという達成感からだろうか。 この数年は疲れもプラスするように
なってきたから、次回もし行くことがあれば、よほど体調を整えてからに
しないと行けないな。
成田着 16時3分。 風の関係か帰国便は時間がかかる。
ちょっと疲れた。
17時50分発の箱崎T-CAT方面のリムジンに乗る。 これはシニア割引
で1900円だ。
夕日が綺麗に落ちる成田のあたりを高速道路から眺める。 だんだん暗く
なろうとしている空に赤の波長が良く伸びてまだ残る青色とのコントラストが
美しい。 成田の夕日も捨てたものじゃない。
18時50分 箱崎にリムジンが到着。 この近くに成城石井もスーパーの
ピーコックもあるので食べ物の買出しをしてタクシーで帰宅。 やっと着いた
という感じか。
窓を開け放して風呂を沸かして、お寿司とビールを飲んでそのまま寝てしまった
のはいつもの通りです。 9時過ぎには寝入ってしまった。
今回のハワイ旅行も無事終わりました。 旅行の途中で疲れを感じるように
なりましたね。 ぼちぼち体力が低下してきたのかも知れません。
それを痛切に感じたハワイ旅行でした。
もうこれからは国内旅行にしようかなあ。
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