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CHASING THE DIME

2013-10-12 07:50:19 | MICHAEL CONNELLY
邦訳は「チェーシング・リリー」。
文庫本で出版されています。


MICHAEL CONNELLYはアメリカではかなり有名な
作家で、ロスアンゼルス警察の刑事ハリー・ボッシュ
のシリーズで多くのファンを引き付けています。

ボッシュ・シリーズだけでも10余作もあり
初めから読まないと興味が半減してしまうほど
ボッシュに関連する人物が後になって登場し
てきます。

このボッシュ・シリーズはほとんど読んでいるの
ですが、次回作のペーパーバックがまだ出版されて
いません。映画化された弁護士ミッキー・ハラーが
登場する「リンカーン弁護士」もボッシュ・シリーズ
とは別のシリーズでこのシリーズも読んでしまっています。

スタンド・アローン作品で読んでいないのはないか、
と改めて捜したところ。この”CHASING THE DIME”
が見つかりました。2002年あたりの作品です。

新しいアパートへ引っ越してきた主人公ピアースは
引っ越したその日から「リリーは居る?」という
電話がひっきりなしに鳴り、ウンザリさせられます。
その度に「間違いです。ここにはリリーというひと
はいません」と答えることに嫌になり、秘書に頼み
電話番号を変えようかとも思いますが、ひょんな
好奇心が湧き上がり、この「リリー」という女性は
誰だろうか? と調べることに。

やがて彼女はセックスを売り物にするような店で
働いていたことが判りますが、行方不明のまま
手がかりがありません。彼女に直接会って電話
番号を変えてくれと依頼しょう、と軽い気持ちで
首を突っ込んでいったことが、やがて予想もしない
事件に発展していきます。軽いノリと好奇心で
やったことがとんでもないことに。


面白いですね、ボッシュ・シリーズとは全く違う
切り込みで書かれていて結構引っ張りこまれます。

読書の秋ですからね、またしばらくペーパーバック
三昧の生活ができます。

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