ゴールデンウイークは何処へも出かけずにただ静かに過ごしておりました。
唯一、最近夢中になっているMICHAEL CONNELLYのペーパーバックだけは
手放すことなく読みふけりとうとう2冊も完読!
出たばかりのTHE ECHO PARK を読み直して、さらにTHE CONCRETE BLONDE
というちょいと前のシリーズを読み、主人公であるLAPD の HARRY BOSCH の
魅力にますますはまり込んでしまいました。
THE CONCRET BLONDE は珍しくも 法廷場面が多く、ちょいとこれまでと
趣向が変わっていて新鮮でした。
HARRYが射殺した連続殺人犯を弁護する美人の敏腕検事が HARRY の状況
不利をついて、HARRY の不当射殺を訴え陪審員も検事側に同情を示し、HARRY
は不利な立場に追い込まれます。刑事としての絶対的なカンから射殺したのは
真犯人であることは間違いがないのですが、状況証拠が弱いのでした。
HARRY は裁判で負けるのかと思われた時、物語は意外な展開を見せます。
何と、射殺した連続殺人犯と手口がそっくりの殺人事件が発生。なおかつ美人
検事も殺されてしまいます。ここからあっという間に話が展開し、連続殺人の
うち、何件かは別の犯人による犯行が含まれていたことが判明。事件は急展開
を見せ実に見事なストーリーが進行していきます。
面白かったですね!
というわけで、さらなるHARRY BOSCHモノを求めて、最近ちょいと前のシリーズ
を入手。2001年度の作品でロスアンゼルスタイムスのTHE BEST BOOKS OF
THE YEAR のひとつに選ばれているもので、 A DARKNESS MORE THAN NIGHT
という作品です。
HARRY BOSCH と TERRY McCALEB という、どちらも主人公を張れる存在の
二人の刑事が同時に登場するもので、この二人がどうやって話に絡んでいくの
かが見ものなのであります。TERRY は BLOOD WORK という作品で単独で登場
していますし、HARRY BOSCHシリーズとはまた違った位置づけになっている刑事
ですが、ひとつの作品に贅沢にも二人の人気刑事が登場してしまうのです。
かつてTERRY 役でCLINT EASTWOOD が映画化したこともあり、魅力ある人物
なのですが、後のTERRY の人生がどうなっていくのかを既に知っているだけに
読む方としては複雑な思いで読み進まなければなりません。(THE NARROWS を
先に読んでしまい、話の筋の上で結果的にTERRY の身の上を知ってしまった。
BLOOD WORK という作品はタイトルが全てを語るんですが、ある意味、重たい
テーマです。TERRY シリーズをもっと作ってせめてもう2,3作くらい書いてくれ
ても良かったとは思いますが。)
時代を追って読まずに、順不同で読んでいるから仕方がないのですが,年代順に
読めば良いものを、本屋に在庫がないものだから、ついあるものから読んじゃう。
まあ、仕様がないね。RETROACTIVE には行かない。
この作品もちょっと重そうなタイトルですが、HARRY の本質に迫る印象があります。
もっともまだ読み始めたばがりで、そんな感じがするとしか言いようがないの
ですが。
THE POET と呼ばれる連続殺人犯を後年 HARRY がRACHEL と一緒に追うことに
なるのも、このTERRY との出合いがあったからとも言えるのです。その時の詳細
はTHE NARROWS で発表されています。
読んだ後でまた書きます。
唯一、最近夢中になっているMICHAEL CONNELLYのペーパーバックだけは
手放すことなく読みふけりとうとう2冊も完読!
出たばかりのTHE ECHO PARK を読み直して、さらにTHE CONCRETE BLONDE
というちょいと前のシリーズを読み、主人公であるLAPD の HARRY BOSCH の
魅力にますますはまり込んでしまいました。
THE CONCRET BLONDE は珍しくも 法廷場面が多く、ちょいとこれまでと
趣向が変わっていて新鮮でした。
HARRYが射殺した連続殺人犯を弁護する美人の敏腕検事が HARRY の状況
不利をついて、HARRY の不当射殺を訴え陪審員も検事側に同情を示し、HARRY
は不利な立場に追い込まれます。刑事としての絶対的なカンから射殺したのは
真犯人であることは間違いがないのですが、状況証拠が弱いのでした。
HARRY は裁判で負けるのかと思われた時、物語は意外な展開を見せます。
何と、射殺した連続殺人犯と手口がそっくりの殺人事件が発生。なおかつ美人
検事も殺されてしまいます。ここからあっという間に話が展開し、連続殺人の
うち、何件かは別の犯人による犯行が含まれていたことが判明。事件は急展開
を見せ実に見事なストーリーが進行していきます。
面白かったですね!
というわけで、さらなるHARRY BOSCHモノを求めて、最近ちょいと前のシリーズ
を入手。2001年度の作品でロスアンゼルスタイムスのTHE BEST BOOKS OF
THE YEAR のひとつに選ばれているもので、 A DARKNESS MORE THAN NIGHT
という作品です。
HARRY BOSCH と TERRY McCALEB という、どちらも主人公を張れる存在の
二人の刑事が同時に登場するもので、この二人がどうやって話に絡んでいくの
かが見ものなのであります。TERRY は BLOOD WORK という作品で単独で登場
していますし、HARRY BOSCHシリーズとはまた違った位置づけになっている刑事
ですが、ひとつの作品に贅沢にも二人の人気刑事が登場してしまうのです。
かつてTERRY 役でCLINT EASTWOOD が映画化したこともあり、魅力ある人物
なのですが、後のTERRY の人生がどうなっていくのかを既に知っているだけに
読む方としては複雑な思いで読み進まなければなりません。(THE NARROWS を
先に読んでしまい、話の筋の上で結果的にTERRY の身の上を知ってしまった。
BLOOD WORK という作品はタイトルが全てを語るんですが、ある意味、重たい
テーマです。TERRY シリーズをもっと作ってせめてもう2,3作くらい書いてくれ
ても良かったとは思いますが。)
時代を追って読まずに、順不同で読んでいるから仕方がないのですが,年代順に
読めば良いものを、本屋に在庫がないものだから、ついあるものから読んじゃう。
まあ、仕様がないね。RETROACTIVE には行かない。
この作品もちょっと重そうなタイトルですが、HARRY の本質に迫る印象があります。
もっともまだ読み始めたばがりで、そんな感じがするとしか言いようがないの
ですが。
THE POET と呼ばれる連続殺人犯を後年 HARRY がRACHEL と一緒に追うことに
なるのも、このTERRY との出合いがあったからとも言えるのです。その時の詳細
はTHE NARROWS で発表されています。
読んだ後でまた書きます。
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