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パエジャを食す

2014-10-21 19:15:19 | その他
フライパンで作ります。オーブンが無くてもOK。

パエリャと日本では呼ばれていますが、スペイン語では paellaと綴り
ます。パエジャというほうがそれっぽいです。これは標準語と地方の
発音の差みたいなものでして、スペイン南部ではまずパエジャであります。
paella の lla をリャと発音するか、ジャと発音するかということであり、
そういう意味ではどちらでも正解ではあります。

その昔、ラテンボーカルのメキシコ人のトリオでトリオ・ロス・パンチョス
というグループが日本で大変人気があり、富士山をモチーフにした
「その名はフジヤマ、セジャマ・フジヤマ」という歌がヒットした
ことがありましたが、これなんかも発音によっては、セリャマ・
フジヤマになっちゃいます。なんだかちょっと間の抜けた感じが
しないでもないです。まあ聞き慣れた発音のほうが耳に馴染む、という
ことですかね。もっともこの歌の場合は fujiyama のフジヤマの
yama のところが これまたジャマ と発音できるので脚韻している
とも言えますが。

話がパエジャからそれましたが、Esta paella es para ella.
とスペイン語でいえば、このパエジャは彼女のためなんだよ、てな
意味ですが、こいつを南部風に早口で話すと、para ella のところが
パラ・エジャ となるところが詰まって パッ,エジャとなります。
つまりパエジャとパラ・エジャをかけた無理やりなダジャレです。


んで、お味のほうはというと、フライパンで作ったということを
除けば、もう立派なパエジャでありました。本物のサフランを
入れてますからね、もちろん。 あとはムール貝があるとそれっぽく
なるのですがこの辺じゃ売ってないもんで。上出来です。

そういえば たしかパエジャ鍋があった筈なんだけどどこに仕舞ったかな。






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