上から見たイルカ
2012年5月16日(水)イルカツアーの日。
朝4時に起きる。姪と甥夫婦と我々の5人でまだ暗い中を集合場所の
シェラトンまで歩く。ここまでバスが迎えに来てピックアップしてくれる。
歩いて10分とかからない。ALOHA LANDINGという発着所が
我々5人の集合場所だ。
小雨が降っている。霧雨だ。しばらく待っているとガイドの日本人の
オネエサンが迎えに来てくれた。
さっそくバスに乗り込むがイルカツアー催行会社の専用バスでボデイに
DOLPHIN & YOUとそのものズバリの名前が書いてあった。あちこちの
ホテルに寄りピックアップをする。
総勢25名くらいになった。外国人のカップルが2名であとは日本人で
ある。ジイチャンに小さな赤ちゃんまでいる。
ここから西海岸を目指す。約1時間のドライブだが雨が止み明るくなって
来たら何と虹が見えた。ハワイ島では虹が名物だがここでも見られるとは。
しかもダブルレインボーだ。窓越しに写真を撮る。
6時過ぎにフリーウェイに乗る。高速道路だね。順調に走り20分も
走ると海沿いの道に出た。走行中にイルカツアーの説明がある。
ガイドが一緒に泳ぐからその後について泳ぐようにとか、イルカには
触ってはいけないとか、以前ハワイ島のツアーの時に受けた注意事
項と同じだ。ここではウエットスーツと度付きのマスク、フィンを貸して
くれるのでこれは良いシステムだ。体が冷えるからウエットスーツは
重宝する。
ただしウエットスーツは5ドルの有料貸出しである。さらに全員ライブ
ジャケットをつける。口で空気を入れてふくらますタイプ。これなら
溺れないがただし潜れないな。水に浮いてマスクで水中のイルカを
眺めるということなのだろう。安全優先てわけだ。20人を超えると
安全の確保を優先させなければならないからね。無事故優先。
浮いているだけでもイルカは見られるからね。これはハワイ島でも
一緒。泳げないひとも見られますってわけ。
バスは順調。NANAKULI AV.を通り海岸沿いに出てMAILIILII RD
を抜けてWAIANAE HARBOURに6時50分に着いた。ここまでの
途中にKONISHIKIの家があるらしい。天気も回復。
ミディアムサイズのボート。2連のアウトボード。M/V ENZOUが
本船名だがどういう意味なんだろう。塩漬けかな。3人ほどクルーが
いて乗り込むのをお手伝い。陽気なハワイアンの三人組ってところ。
ハワイ版お笑い三人組。アハハ。ウフフ。アロハ。
7時10分過ぎに離岸。沖をめざす。この辺まで来ると自然が
多く本来のハワイらしい雰囲気があり神聖なムードもある。
やはりハワイはこうでないと。ポイント到着までボートでは
クルーが歌やら踊りやらでリラックスさせてくれる。最後に全員で
海にレイを捧げるセレモニーをやる。例のエーホーマイ何たらの
フレーズだ。フラではお馴染みのエーホーマイである。
今日はイルカのパレードだい!というくらいにイルカの群れが
多いらしい。船長が大きな声を上げている。相当な数の群れが
入ってきているという。船の近くにまでたくさんのイルカが来る。
さっそく海に入る。ガイドが先に入りこっちこっちと手を挙げながら
案内して下を見ろ、という。すごい数のイルカが見える。
確かにこれは大きな群れだ。ハワイ島のイルカツアーとは違った
趣きがある。イルカが行ってしまうと、またガイドが手を挙げて
今度はこっちへ来いと呼ぶ。これを何回か繰り返すが、ガイドの
行く先々にイルカがいるので写真を撮るのが忙しい。ライジャが
あるので潜れないのがちょいと残念だ。
イルカを追いかけてボートの移動を何回か繰り返しまた泳いでは
イルカの遭遇を楽しんだ後は、ウミガメのポイントへ移動。
このあたりはMAKUAという地域でMAKUA VALLEYの
あるところ。神聖な地域の雰囲気がある。かなり北上したことになる。
いましたねえ、カメさん。底の方に何頭もいる。岩の上を行ったり
来たり。何か食べてるのかな
イルカもカメもマンタもハワイ島で経験済みのカミさんは持参の
フィンとスノーケルですっかりご満悦であります。
ボートへ戻るとお手製のハンバーガーランチが待っていた。美味い。
船上で焼いたものでホカホカだ。泳いだ後はお腹が減る。でまたここ
でクルーのショータイムがあります。ついでにカミサンもフラを披露
する。大受けでありました。イェーイ!
イルカとカメさんの竜宮城ツアーの後は、バスに戻り近くの公園
のような芝生のところまで移動。ここでフラの簡単な講習会です。
このあたりまで来るとハワイらしいノンビリした静けさが宿り何だか
ホッとする。やっぱりハワイはこういう自然が良いよ。高層ビル
の多いのはちょっとねえ。
みんなでフラの簡単な練習をやった後はバスに戻りホノルル市内へ
戻る。バスの中でイルカと泳いだときのDVDの予約販売があった。
これは記念になるので購入決定。
12時45分朝の集合地まで戻る。その後ホテルへ戻る。
甥とサンドイッチを買いに外へ出た際、歩道の縁石に左足の親指
をイヤというほどぶつけてしまった。年に一度履くか履かないビー
チサンダルだから裸足と同じだ。折れたかと思う位痛い。思わず大
声を出してしまった。しばらく見ていたら親指の爪が見る見るうち
に赤紫に変色してズキズキと痛み出す。こりゃまずい、と慌てて
ホテルに戻り氷を入れたジップロックで冷やす。痛いの、何の。
骨折してなきゃよいんだけど。
夕飯の支度の買い物から帰ってきた女性軍は、どしたの、どしたの?
と次々に同じことを聞いてくる。事情を説明すると、え~、痛そ。
大丈夫? なんて心配してくれるのは有難いが折れていればもっと
痛いだろう、ダイジョバないと大変だが何のこれしきと、やせ我慢。
夕飯はパスタであった。美味でしたが足の親指がズッキンズッキンと
痛む。ビールかワインで痛みを誤魔化す。モーフィン代わり。
朝早く起きたのでさっさと寝てしまいました。年を取ると足が思って
いるより上がっていないだね、と実感。困ったものだ。そう言えば最近
良くつまずくもんな。それじゃなくてもスリ足なのに・・・
(その後一月経って爪の色が紫から白に戻ったので、おお直った、と
思ったら爪が半分以上ベロン状態。オオ、剥がれるぞ。ヤバ!結局爪は
死んじゃったのであります。骨折は無かったみたいで不幸中の幸い。
痛みはもうないのですが無理に剥がすのもよくないからそのままに
してあります。
多分半年くらいかかるのではないかなあ、再生するのには・・・・)
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