My Glassfiber Fly Rods

とりあえず。

また釣りの話で恐縮です。

この他にもグラスのフライロッドがありますが
My Favorites　ということでこの４本を載せてみました。

カーボンロッドは除いて、これらのグラスロッドは
一応バスをポッパーやバスバグで釣るときに使用して
いますが、もっぱらFenwickの出番が多いです。
ルアーでバスを釣る際もFenwickのロッドを長い間
使ってきたせいか、どうしてもFenwickを選んで
しまいます。今年もとうとうFenwickのフライロッドで
通してしまいました。

こうしてみるとハーディのジェットセットの８ｆｔ６番
なんかバスポッパーで充分使えるアクションです。
この４本の中では一番スティッフな感じで、その逆が
Pｈillipsonの７番でしょうか。これはもうバスバグを
胴に乗せて手元から曲げてキャストするようなロッドで
ルアーのトップウォーターベイトロッドのアクションの
ような感じです。Fenwickの８０６はその中間のアクション
です。やや小さめのポッパーやバスバグなら問題なく
楽しめます。

それぞれ思い出のあるフライロッドですが、ハーディの
フライロッドは特に思い入れが強いです。

１９７０年の中頃でしょうか、ヨーロッパに旅行に行く
いとこに頼みロンドンで写真のハーディ２本をライト
ウエイトとフェザーウエイトのリールと共に買って来て
もらったものです。

７１年から７２年にかけて僕も一年ばかりヨーロッパに
いましたが、帰国の際にロンドンを経由出来ずイタリア
経由で帰ってきたために時間的に無理でした。

余談ですが、アンカレッジから日航便に乗った際に
パーサー（男のキャビンアテンダント。今はこの業種は
ないようですが昔はありました。）が大学の同期生で
びっくりした覚えがあります。あちらは自社便で接客中、
こちらはお客で搭乗していましたが、まさか飛行機の
中で久しぶりに再会するとは！　お互い顔を見合わせて
ただただびっくりでした。かつての同窓生同志が搭乗員と
乗客、こんな偶然もあるんですね。

この後の機内サービスがぐっと良くなったのは言うまでも
ありません。御みやげもたっぷりもらってね。

いずれも７０年代のフライロッドですが、じっくりと
眺めているとこんな懐かしい思い出も蘇ってきます。

もう今年もフライでバスを釣るのも終わりです。
来年はハーディのフライロッドでバスを釣ってみます
かね。ちょっとイメージがそぐわないですけど。
でもジェットセットのロッド設計者はアメリカ人
だったと思いますから、この竿にもアメリカンの血が
流れているということで無理矢理リーズニング付け
してしまいましょう。何でも好きなロッドでやって
みれば良いんです。こだわるのじゃなければね。
気楽にやりましょう。好きなロッドにお気に入りの
リールで、まずは楽しく楽しく。

もう若くはないんですからノンビリと気ままにさ。
ゆったりとした夏の夕方かなんかに、ポワーンとバス
バグを投げてスローに釣りを楽しむのが良いです。