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壽初春大歌舞伎ー歌舞伎座

2015-01-17 14:17:47 | 江戸由縁東京旧聞
歌舞伎座

ここのところハワイの溶岩ばかりでちょいとばかり
ブログの更新をサボっておりました。

話題がないわけでもなく、書こうと思えば書くことも
出来ないわけでもないのに、つい億劫になり更新しない
まま日々が過ぎていくという有様で、何とも半分情けない
ような感じではありました。まあ、ずっと仕事が忙しかった
こともあるんですけどね。正月も5日からぶっ続けで
一週間仕事なんてスケジュールでもう疲れるだけで。

ハワイ島の溶岩はちょっと落ち着いたようですが、
何せ溶岩の島ですから、流れ出さないほうがハワイ島
らしくないです。小さな規模の山火事のようなのが続いた
ようですが、パホアに向かっている流れはひとまず
クールダウンしたようです。溶岩の流れのあっちこっちから
支流のような新たな噴出しが出来てそこからまた流れ出すと
いう状況が続いています。

さて、新年になり気分も改まったところでカミサンと二人で
久々の歌舞伎座に行って来ました。

夜の部です。

「番町更屋敷」
「女 暫」
「黒 塚」



御贔屓の播磨屋さんが演るというのでもうこれだけで充分。
玉三郎の女方の荒事「女 暫」はこれはもう気を楽にして
華やかな舞台を楽しめました。

幕外の巴御前の玉三郎と舞台番役の播磨屋とのやりとりが
華やかな舞台に花を添えました。歌舞伎ならですねえ。
笑い声と拍手が絶えないシーンです。

七之助が巴御前にギャグを飛ばす辺りなんぞいかにも歌舞伎の
ノリでしたね。まあ、ああいうギャグは良く歌舞伎の舞台では
使われますけど・・・


「番町更屋敷」の播磨屋の青山播磨、「黒塚」の猿之助
も好演でした。

しかし、歌舞伎座の三階席はちょいと狭い!
膝が前の席の背中に当たってしまいます。ちょいと足の長い
人はつらいかも知れません。

団十郎、勘三郎と相次いでこの世を去って寂しい限りの
歌舞伎界ではありましたが久しぶりの歌舞伎座、堪能いたしました。

幕が上がる前の客席のざわめき感がいつも堪りませんね。

平成中村座が4月に浅草でまた公演されます。
陽気も良い頃で是非見に行きたいですねえ。



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