この仁丹の広告は渋いですね。海外向けです。
「トリスを飲んでハワイへ行こう!」 昭和36年です。
これはブームになりましたよ。で、これは「トリスを飲んで
ハワイへ行きました」のポスター。柳原良平氏のイラスト。
メンソレータムーその②」でちらっとご紹介した本、
「広告キャラクター大博物館」。あらためてその内容を少し。
生活の中に当たり前のように登場していたお馴染みの
品々。この手の広告キャラは昔のほうが愉快でユニーク
だった気がします。よく見てみると面白いやら懐かしい
やら。
いくつかご紹介しましょう。
ご存知怪傑黒頭巾!、じゃない、キンチョウ蚊取り線香。
大正11年頃は「かやいらず」と称していたらしい。
そういえば蚊帳など吊っていたのがついこのあいだのよう。
昔はどこの家でも夏の夜は蚊帳だった。今のコは「蚊帳」の
字が読めない。無理もない、蚊帳を見たことがないものね。
マンション生活だから、「長押」も「上がり框」も読めない
よなあ。バリアーフリーに「上がり框」は要らないって?
そりゃそうだ。まず親も知らないものねえ。親子で時代劇
とか時代物の読み物とかで夏休みの勉強にしましょう。
ついでだ、「三和土」はタタキと読むのですよ。え、タタキが
分からないって! そうかあ。今や土間なんてないもんね。
じゃあ「へっつい」なんて、どうよ? こりゃもう現代じゃ
もはや存在しないなあ。そんじょそこらにゃないよ。分からない
だろう! え? 幽霊の出てくるやつでしょって! 博打を
させたら幽霊は強い。何て言ったって足が出ないものって。
オイオイ、そりゃ落語だぜ。まあ良いや、知ってるだけ偉いよ。
また脱線だ。
ポルトガル語で書かれているところを見るとブラジル向けか?
そーゆー訳でモスキート・キラーのキンチョウは世界レベルです。
このあたりだともう「マヨ」は口にしていたかも知れません。
でもこの宣伝は覚えていませんねえ。瓶詰めってのが良いね。
今でもアメリカモノで瓶詰めはあるけどね。「不意のご来客」
にマヨネーズねえ。
飼い主の声を聞いている犬。ビクターでお馴染みですがニッパー
という名前とは知りませんでした。実在した犬です。この犬の
主人はマーク・H・バラウド。彼の死後、画家の弟がニッパーを
引き取り蓄音機で録音した兄の声を聞かせると、ラッパの前で
聞き入っていたという。これを絵にしたものです。泣かせますね。
この他にも、不二家のペコちゃん、グリコのランニングマ-ク、
森永のエンゼル、ブルドッグソース、森下仁丹などなど懐かしい
商品キャラクターが紹介されています。
人にも歴史あり、モノにも歴史あり。やっぱ、昭和の時代ですよ。
良いですねえ、どこにも人情がありました。広告なんて愚直な
くらいシンプルですものね。人情がないとこうは行きません。
正直で素朴で芸術的。いやいや、何とも懐かしいですね。
「トリスを飲んでハワイへ行こう!」 昭和36年です。
これはブームになりましたよ。で、これは「トリスを飲んで
ハワイへ行きました」のポスター。柳原良平氏のイラスト。
メンソレータムーその②」でちらっとご紹介した本、
「広告キャラクター大博物館」。あらためてその内容を少し。
生活の中に当たり前のように登場していたお馴染みの
品々。この手の広告キャラは昔のほうが愉快でユニーク
だった気がします。よく見てみると面白いやら懐かしい
やら。
いくつかご紹介しましょう。
ご存知怪傑黒頭巾!、じゃない、キンチョウ蚊取り線香。
大正11年頃は「かやいらず」と称していたらしい。
そういえば蚊帳など吊っていたのがついこのあいだのよう。
昔はどこの家でも夏の夜は蚊帳だった。今のコは「蚊帳」の
字が読めない。無理もない、蚊帳を見たことがないものね。
マンション生活だから、「長押」も「上がり框」も読めない
よなあ。バリアーフリーに「上がり框」は要らないって?
そりゃそうだ。まず親も知らないものねえ。親子で時代劇
とか時代物の読み物とかで夏休みの勉強にしましょう。
ついでだ、「三和土」はタタキと読むのですよ。え、タタキが
分からないって! そうかあ。今や土間なんてないもんね。
じゃあ「へっつい」なんて、どうよ? こりゃもう現代じゃ
もはや存在しないなあ。そんじょそこらにゃないよ。分からない
だろう! え? 幽霊の出てくるやつでしょって! 博打を
させたら幽霊は強い。何て言ったって足が出ないものって。
オイオイ、そりゃ落語だぜ。まあ良いや、知ってるだけ偉いよ。
また脱線だ。
ポルトガル語で書かれているところを見るとブラジル向けか?
そーゆー訳でモスキート・キラーのキンチョウは世界レベルです。
このあたりだともう「マヨ」は口にしていたかも知れません。
でもこの宣伝は覚えていませんねえ。瓶詰めってのが良いね。
今でもアメリカモノで瓶詰めはあるけどね。「不意のご来客」
にマヨネーズねえ。
飼い主の声を聞いている犬。ビクターでお馴染みですがニッパー
という名前とは知りませんでした。実在した犬です。この犬の
主人はマーク・H・バラウド。彼の死後、画家の弟がニッパーを
引き取り蓄音機で録音した兄の声を聞かせると、ラッパの前で
聞き入っていたという。これを絵にしたものです。泣かせますね。
この他にも、不二家のペコちゃん、グリコのランニングマ-ク、
森永のエンゼル、ブルドッグソース、森下仁丹などなど懐かしい
商品キャラクターが紹介されています。
人にも歴史あり、モノにも歴史あり。やっぱ、昭和の時代ですよ。
良いですねえ、どこにも人情がありました。広告なんて愚直な
くらいシンプルですものね。人情がないとこうは行きません。
正直で素朴で芸術的。いやいや、何とも懐かしいですね。
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