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NHK芸術劇場で歌舞伎を見る

2009-08-01 08:56:16 | その他
ここのところの暑さで少々疲れ気味。今夜は涼しいので
早く寝ようかと思ったら、NHKテレビで歌舞伎をやっていた。
明日の仕事は休みだからとついつい深夜まで見てしまいま
した。

演目は「門出祝寿連獅子」で、松本幸四郎、染五郎、その
子供の4代目金太郎の初舞台。口上に続き三代共演の連
獅子でありました。歌舞伎座でこの6月に演じられたもので
あります。4歳になった金太郎ちゃんの赤獅子は愛くるしい
踊りで微笑ましくも可愛いデビューでした。

松本幸四郎も自分の孫は可愛くてしかたがないのでしょう。
連獅子で金太郎ちゃんが踊るときはきっとハラハラしてすぐ
横で見ていたに違いありません。足をバッタン、バッタンの
短い毛を一生懸命に振っての大熱演。危なかしくってドキドキ
しますねえ。当日出演した役者さん達は舞台の袖で見ていて
落ち着かなかったでしょう。

松本幸四郎一家三人の連獅子をバックで盛り立てるのは
長唄の鳥羽屋里長さんと息子さんの文五郎さん。その右側
の三味線は杵屋栄津三郎さん。里長さんもお元気そうだ。

もう随分前になるが、里長さん率いる長唄の会「伎楽会」の
催しで、浅草から屋形船を借り切っての月見の会に参加さ
せて頂いたことがあった。隅田川下りの屋形船にのって、
下座音楽を聴きながらのお月見で随分と贅沢で風情のある
江戸時代のような月見の一夜でした。

思い出しついでだがこれも結構前のこと。テレビの現代モノで
坂東三津五郎だが誰だかが主演で、事件を解いていくという
設定のドラマ。三津五郎が居合わせた殺人現場に着いたパト
カーから、刑事が降りて来る場面で、パトカーから降りて来た
のは、何と長唄の鳥羽屋文五郎。しかも鼻歌まじり。
ところが良く聞いて見るとこれがなんと「勧進帳」。思わず笑
ってしまいましたね。多分友情出演だったのでしょうけど、
ホンのちょい役でしたが印象に残っています。

テレビで見ていると、やはり歌舞伎座に行って見たくなります
ねえ。あー、播磨屋が見てえ!





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