歌舞伎座
長い歴史を誇る歌舞伎座が今年の4月30日をもって閉場しました。
明治の頃に歌舞伎を演じる劇場として生まれ、それ以来関東大震災やら
大東亜戦争やらを経て、歌舞伎座は綿々と存在して来たのです。
戦後になって1951年に大修復をし爆撃で半ば廃墟と化した東京に新しい
歌舞伎座が誕生したのでした。爾来60年の年月が過ぎます。
現在80歳を越える老優たちはその前の、戦前の歌舞伎座を知っている
のだから今回の新築のための閉場取り壊しには、様々な思い出が巡り何
とも複雑な心境ではないでしょうか。
この歌舞伎座のドキュメンタリー映画「わが心の歌舞伎座」を見て来ました。
現在歌舞伎の大看板といえる役者さんたちが続々と登場して歌舞伎座の
思い出を語ります。役者さんたちのみならず、歌舞伎座の普段は見られ
ない地方さん達の楽屋や大道具、小道具、床山さんや衣装さんたちの動き
もカメラに収められているので非常に珍しく興味深いものがあります。
滅多に見られない歌舞伎座の内側がふんだんに出て来ます。
長唄の里長さんも写っていましたし清元の故志寿太夫も登場します。
団十郎の弁慶が飛び六方で引っ込み、自分の楽屋まで戻ってもハアハアと
息が上がり、話も出来ないくらいの激しい息使いをするシーンなどとても
リアルです。
また仮名手本忠臣蔵の四段目の判官切腹の場面では、舞台上はおろか
客席からは全く見えない舞台のそでまでも浅野家の家臣で埋め尽くされ
全員平伏している場面もあり新たな感動と切なさがつのります。
歌舞伎が好きなひとも歌舞伎を見たことがないひとも是非見て頂きたい
日本の伝統演劇の記録映画であります。
亡くなった昭和の名優たちが懐かしい。守田勘弥、市村羽左右衛門
實川 延若、中村又五郎 などなど。
貴重なドキュメンタリー映画を楽しんだ日でした。。
長い歴史を誇る歌舞伎座が今年の4月30日をもって閉場しました。
明治の頃に歌舞伎を演じる劇場として生まれ、それ以来関東大震災やら
大東亜戦争やらを経て、歌舞伎座は綿々と存在して来たのです。
戦後になって1951年に大修復をし爆撃で半ば廃墟と化した東京に新しい
歌舞伎座が誕生したのでした。爾来60年の年月が過ぎます。
現在80歳を越える老優たちはその前の、戦前の歌舞伎座を知っている
のだから今回の新築のための閉場取り壊しには、様々な思い出が巡り何
とも複雑な心境ではないでしょうか。
この歌舞伎座のドキュメンタリー映画「わが心の歌舞伎座」を見て来ました。
現在歌舞伎の大看板といえる役者さんたちが続々と登場して歌舞伎座の
思い出を語ります。役者さんたちのみならず、歌舞伎座の普段は見られ
ない地方さん達の楽屋や大道具、小道具、床山さんや衣装さんたちの動き
もカメラに収められているので非常に珍しく興味深いものがあります。
滅多に見られない歌舞伎座の内側がふんだんに出て来ます。
長唄の里長さんも写っていましたし清元の故志寿太夫も登場します。
団十郎の弁慶が飛び六方で引っ込み、自分の楽屋まで戻ってもハアハアと
息が上がり、話も出来ないくらいの激しい息使いをするシーンなどとても
リアルです。
また仮名手本忠臣蔵の四段目の判官切腹の場面では、舞台上はおろか
客席からは全く見えない舞台のそでまでも浅野家の家臣で埋め尽くされ
全員平伏している場面もあり新たな感動と切なさがつのります。
歌舞伎が好きなひとも歌舞伎を見たことがないひとも是非見て頂きたい
日本の伝統演劇の記録映画であります。
亡くなった昭和の名優たちが懐かしい。守田勘弥、市村羽左右衛門
實川 延若、中村又五郎 などなど。
貴重なドキュメンタリー映画を楽しんだ日でした。。
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