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2015年ハワイ島旅行記 - DAY 3 KILAUEA PART 1

2015-06-20 09:24:25 | 2015年ハワイ島旅行記

Hilo Big Island Candies


2015年5月16日(土)

午前7時に起きる。今日も青空。気持ちの良い朝です。
パンにベーコンにフルーツで朝ごはん。お米も炊けるし
新鮮な野菜もそのまま。キッチンに冷蔵庫があるとホント
便利です。

今日はツアーに行く。我々と甥夫婦は何回かレンタカーで
回っているが、今回は6人なのでツアー会社にガイドを
頼むことにした。4人くらいなら乗用車のレンタカーでも
小回りが利くのでどうにでもなるのですが、6人ともなると
ちょっと大変だし、今回は距離が長く夜遅くなるコース
なのでツアーのガイドの方にお願いしちゃいました。
ちょっと少し休みたかったところだからちょうど良いや。

とにかくハワイ島は広大ですので、車がないと全く身動きが
とれません。レンタカーは必要ですよ。あるいはガイド付きの
ツアーで観光するとかね。何をするにも車です。

ワイコロアに住むカミサンの友人T子さんから、お友達が
働いている旅行社、Big Island CREST社を紹介して
もらいましたので日本から事前に予約を入れてキラウエア
火山と星空観測のツアーを申し込んでおきました。


ベイ・ホテルのロビーからの眺め。プールにビーチが目の前。

12時過ぎにマウナ・ラニ・ベイホテルでピックアップして
もらうため、我々6人は身支度をしてThe Islandから
もっと海よりのベイホテルまで車で移動しホテルの駐車場に
車を置いてホテルのロビーで待機。

予定通りにクレスト社の車が来てくれ、ガイド兼ドライバーの
スーさん(多分SUEという英語のネイミングだと思うけど京都
出身の日本人女性の方です)が案内してくれ6人全員乗車し
て出発です。


島内ツアーはこういうクルマで迎えに来てくれます。

我々の他は先に乗っていた日本人の方がたしか4人でした
か、僕は助手席に乗せて頂きました。

まずまた19号線に出てノースコハラを北上。マウナ・ケア・
リゾートを越えたあたりで19号線は右へワイメア方面へと
曲がります。まっすぐ海岸沿いに進むと270号線となり
カメハメハ大王の像のあるハヴィ方向に進みます。
ハヴィも行った事がありますがあの海岸線は風景も変わり
町も静かで良いところです。

ワイメアへの道はカワイハエ・ロードと言いますが、それまでの
どこまでも続く溶岩帯の19号線とは一変して、牧草地が見え
始め、建物が多くなりパーカーランチの地域へと入り道もやや
狭くなります。緑も多くなり人家も道路の両側に増え始めます。

ひとくちにパーカーランチと言いますが、その面積は東京23区
の約1・5倍もあります。全く牧場の大きさの想像がつきません。
ですからワイメアの町はパーカーランチの中の一部として
考えたほうが良いですね。それほど広大な牧場なんですよ。
パーカーランチの歴史はカメハメハ王朝と密接な歴史がありま
すが長くなるのでここでは省いておきましょう。

ワイメアのショッピングタウンには日系のスーパーマーケット
KTAがあります。過去にヒロからコナに移動する旅行のときは
いつもワイメアのKTAでレンタカーを止めて食料を買い込んで
ました。特にワイメアは野菜が新鮮なので嬉しいですね。


12時半くらいにワイメア・タウンを抜けます。懐かしい光景が
続きます。煙がモクモクあがるフリフリチキンが出ていました。
一時停止してフリフリチキン買いたかったな。美味しいんですよ、
これが。信号のところの角に左右にガスステーションがあったの
ですが左側の方は営業してませんでした。以前コナへ向かう時
にどちらかで給油したような記憶があるような。

これから先はホノカアの老舗ドライブイン、テックスドライブインに
寄りトイレ休憩、その後ホノムの150m以上の落差のあるアカカ・
フォール、そしてヒロへ寄りお定まりのビッグ・アイランド・クッキーズ
でお土産の買い物をして、その後ボルケーノに上りハレマウマウ
火口を見物。さらに暗くなってからはいよいよ星空観察をしてツアー
終了というコースです。500~600kmくらいは走るかな。

緑がだんだん多くなり背の高い木々も見受けられるようになり
風景がだんだんと変わっていくのが車窓からも分かります。

スーさんは運転しながらこと細かくガイドをしてくれます。以前他の
会社のマウナケア山頂でサンセットを見るツアーに参加したことが
ありますがその時のドライバーさんよりもいろいろなことを話してくれ
ます。やはり女性だからでしょうかね、細かいことまで気を配り休む
暇がないくらい、ありとあらゆることをガイドしてくれます。

メモを取るのが追いつきません。



テックスドライブインに到着。定番の四角いマラサダがここの名物
です。何度も食べてますけど、ファンの方には申し訳ありませんが
特別に美味しいという感じはありません。普通のマラサダです。
プレートランチを食べてみたいのですがいつも時間がありません。
高台にありますのでホノカアのこじんまりとした町が見えますよ。

あまり知られてませんがその昔ホノカアにはたくさんの日本人が
住んでいました。ホノムの町にはもっと多くの日本人が住んでいた
のですよ。酒屋、宿屋、雑貨屋に食堂に寺院に教会に学校と普通
の日本人の町がホノムにはあったのです。伐採したサトウキビを
鉄道を使いヒロの港まで荷出しをしていた地域で、ヒロは港町として
発展してホノルルを抜く勢いで大きくなっていったのでした。

住民の多くは移民した日本人ですが、トラブルも多く見捨てられた
子供たちなども多く現れ、そういう子供たちの世話をしたのが、
後にホノムの聖人といわれた同志社出身の牧師曾加部四郎です。

彼や彼の奥さんであったシカさんについてはあまり知られていません
が当時数多くあった日本人学校の不遇の境遇にあった子供たちを
引き取り自ら子供たちの施設「ホノム義塾」を建て、シカさんとともに
世話をしたのでした。

この話はNHKの大河ドラマ「八重の桜」に登場した同志社の新島襄
にも関わり、かなり長くなるのでこの辺にしますが、ホノムにはそう
いう日本人がいたということは是非記憶しておきたいことです。

さて午後2時過ぎにはホノムの町に入りアカカフォールに到着。
以前はここの駐車場は無料だったのですが、現在は有料になっている
ようです。何度も観ている滝ですけど凄いですね。スピリチュアルな
雰囲気が漂いイオンたっぷりです。



ホノムからヒロまでは下り車線がずっと続きます。自分で運転する
ときはエンジン・ブレーキを良く使うほどの下り坂が多いところです。

3時前にはヒロ湾が見えヒロのダウンタウンに入りました。
海岸通り沿いのヒロベイビルディングが見えて懐かしい光景が続き、
何度来てもヒロはどこか懐かしさの溢れる街だということを再認識
します。

カメハメハ大王の像が見えます。この辺りの芝生は地元の子供らが
よくサッカーをしているところですね。ハワイでは三番目の銅像です。
アメリカ本土にももうひとつあるはずです。

ビッグ・アイランド・キャンディーズには午後3時頃に着きました。
トイレ休憩と定番ショート・ブレッド・キャンディーを買いましょう。
相変わらず買い物客の多いお店でツアーバスなどが必ず立ち寄る
場所です。美味しいので日本へのお土産には最適だと思います。



道路隔てて食堂のミヨズと竹の子寿司が店を構えてます。
この辺りは前は何があった一帯でしたっけ? 新しい佇まいになると
前にあった建物なんか忘れてしまいますね。

ミヨズは以前はラグーンのそばにあって夕方なぞすごくムードのある
食堂でしたのでそちらの印象が強く残っています。天ぷらが美味しかった
ですね。竹の子寿司については良く知りませんが何でも大変な人気の
あるお寿司屋さんらしいです。表に止めてある金ピカのポルシェを
見れば何となくイメージできますけど。どうなんでしょうね。


午後3時15分。さてこれからいよいよボルケーノに向かいます。

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