為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

やろうと思えば何でもできる。できないのはやろうと思わないから。やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになる。

臨床実習指導者会議

2015-03-23 | 作業療法
ご無沙汰いたしております。


お陰様で双子の子供達も9ヶ月で歩き始めるという急成長をしております。
只今10ヶ月目を迎え、Play roomの端から端まであるけるようになりました。


日々、人の成長の凄さに驚かされ、子供達の成長に負けないように自分も成長していきたいと思っております。


さて、先日、臨床実習指導者会議(今期2度目)に参加させていただきました。
こちらは田舎なので、大都会の概念はほとんど伝わっていない現状にあります。
相変わらず、どうでもいいような内容の検討を繰り返し毎年行われていることに、ちょっとうんざりします。


ここ10年ほど前よりクリニカルクラークシップ(:臨床参加型臨床実習)ということが提唱されています。
これを希望する臨床側と今まで通りの実習スタイル(:症例基盤型臨床実習)を希望する学校側の温度差があります。


私達の作業療法の実習でも、クリニカルクラークシップの臨床実習指導を実践していますが、これってそんなに簡単なものではないんです。


なぜか臨床実習施設が希望する理由などを聞いていると、
レポートを見る時間がない
より多くの経験が必要
大抵、上記2点が言われるようです。


そのような施設に限ってきっとうまく指導できていない気がします。
クラークシップの指導ではきっと症例基盤型の実習より多くの指導時間が必要になる気がします。

実際に見て、やって経験して、1人で考えてできるようにする。

作業療法では対象者は唯一無二の存在です。
(他の職域でもそうだと思いますが…)

私達の施設では両方が必要と思っています。
(考え方はトップダウンとボトムアップに似ていますね…)


もちろん実際に見せて、経験して、改善していく。
これを繰り返すにはドンドン参加をしないといけません。

でもこれだけでは本当に1人の対象者に向かい合うことは難しいと思います。


そこで基本は症例基盤型を軸として、担当対象者に介入する前、または並行しながら他の対象者に対する介入の見学や実施を行うようにしています。

この方法で結構、うまくいっています。
紙面に書くことで頭の整理もできるし、目標や課題も明確になることが多いようです。


最近の学生は…と思っている施設にはクラークシップはきっと向きません。
学生の志が高いことでクラークシップは成立すると思っています。


実習を行う学生さんが主体的に行えるように。
実習の目的をもう一度確認して目的や目標が達成できるように。
実習を指導する人が無理せず行える方法で。
など考慮するべきだと思います。

教育は素人なのですみません。
なんとなく会議で感じたことを書いてみました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿