午前6時に起床する
蒸し暑くて寝苦しい夜だった
微熱はあるがキノコの森を歩けたので気分は良い
半割にした茄子と姿のままのピーマンを胡麻油で炒め煮にして茹でたそうめんに乗せる
熱々の煮汁をまわしかけ青ネギを散らし針生姜を茄子の上に天盛りする
冷やして引き締めていないので煮浸しの旨味がみるみるそうめんに沁みていくのが判る
夏から秋にかけていったい何本の茄子を焼いたり煮たりするのだろう?
計算すると頭がおかしくなりそうなのでそれはやめておくけれど
今日も明日も茄子を喰い続けていくのだと思うと笑えてくる
茄子の料理で思い出したのは・・・学食に茄子の鴫焼きというメニューがあって
鴫焼きなどと洒落た名前がつけられているものの
半割に切った茄子を油で炒めて味噌だれを垂らしただけの・・・要は茄子田楽だったが
何の工夫も無いそれを好んで喰っている人が結構いたのに驚いたのを覚えている
学食・・・といっても美校にあったのは「大浦食堂」という民営のもので
本当の意味での学食は音校側にあった「キャッスル」だけだった はずだ 違うかな?
学校を出てからいっさい近づいていないので今どうなっているのかは判らないが
大浦食堂があったところに美術館を建ててその1階に大浦食堂が入っていると噂に聞いた
だからといって また行ってみたいという気持ちにならないのは私はキャッスル派だったからで
それは単にキャッスルのほうが安くて盛りが良かったからというのが理由で
どっちのメニューが美味いとか好きだとか嫌いだという訳ではなかった
学生時代はとにかく金が無かった
金が無いうえに絵の具代がかかった
だから昼飯はほぼキャッスルで蕎麦だった
考えてみれば新宿の予備校時代も昼飯はほぼ立ち喰い蕎麦だったし
学校に入って院に進んで出るまでの6年間も昼飯は蕎麦だったし
そして今も・・・と思うと笑える
今朝はそうめんで良かったとしみじみ想う
でも昼飯はきっと蕎麦だろう
いただいた二八蕎麦があるので盛りにしよう
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