白粉花咲いて三毛っ子眠る

肌がヒリヒリ痛くなるほど猛暑だったのでシャワーを合計５回浴びた

元額縁屋の S から手伝いの呼び出しが無かったので身体が楽だ

陽が傾き始めたので夕涼みでもしようと散歩に出る

近所のスナックの前にオシロイバナが咲いていた

三毛っ子たちも猛暑疲れで眠そうにしている

呼んでも近寄って来ないので帰ることにする

帰り道にある小さな神社のケヤキの切り株にヒトヨダケが生えていたので

しゃがんで撮っていたら松浪の T 画伯から電話がかかってきた

「今日やぶ茂に行かないの？」

失念していた・・・

元額縁屋に連絡して午後７時に蕎麦屋の前で落ち合うことに決め

車を走らせ元額縁屋を拾って夕暮れの街を進んだ

かくして第５回送別会は茅ヶ崎室田の蕎麦屋やぶ茂で始まった

三人とも同じ 天せいろ９５０円也を注文　

１０分後に運ばれてきた蕎麦を見てT 画伯の瞳が輝く

普通の蕎麦屋の３倍盛りはあるボリュームに健啖家の画伯は全身で喜びを表した

アップで見る　いつもながらの見事な二八蕎麦である！

天ぷらもあいかわらず凄いボリュームだ

初夏に来た時は北海道の幌加内の蕎麦粉だったが今日は福井産だと貼り紙がしてある

どちらにしても良い蕎麦粉を使っていることは間違いないのは手繰れば判ることで

３人とも無言で蕎麦を手繰り天ぷらをむさぼり喰った

満腹である！　そして満足である！　

遅めに昼飯を摂ったという元額縁屋などは喰いきれずに残している

コストパフォーマンスにうるさい T 画伯も納得の顔付きで蕎麦湯をすすっていた

連日しゃべり続けていたので今日はこれで解散とする

元額縁屋の引っ越しは順調で特に問題は無いらしい

拍子抜けするほどすんなり時間が経っていく