目的だった息長一族ゆかりの場所は予定よりも早くまわれたので
湖東三山はやはり訪れておかなくてはなるまいと彦根を通り過ぎる
国宝だらけの寺である西明寺は琵琶湖の東の山懐にあった
細い陸橋で北陸道を越えて駐車場に向かう
拝観料600円也を払って黄土色の壁も美しい中門を潜る
手入れの行き届いた庭園を通って山門に至る
苔むした庭のあちこちにはショウジョウバカマが咲いている
ゆるやかにカーブした石段を上り詰めると本殿が見えてくる
見事な演出である
国宝の本殿と三重塔が並んでいる
三重塔内部は金銀を用い極彩色に彩られた阿弥陀堂になっているが観ることは出来ない
以下のリンクを参照していただきたい → http://www.saimyouji.com/temple/up/open3.html
本殿は国宝指定第一号で桧皮葺と釘を使わない飛騨の匠の手になるものである
残念だが内部は撮影出来ない
以下のリンクを見てもらえれば幸いである → http://www.saimyouji.com/temple/index.html
とにかく本尊の阿弥陀如来にせよ脇時の日光月光両菩薩にせよ十二神将にせよ素晴らしいものである
なにも言うことは無い
仏教には謎が無い
ひるがえって神道と呼ばれている我が国土着の宗教は謎だらけなのが面白い
いや宗教ですら無いのかもしれない
続いて湖東三山の金剛輪寺と百済寺を目指す
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