トルファン市内のホテルに宿泊し、早朝、出発して40キロほど離れた郊外の高昌古城へ行きました。
玄奘三蔵法師像:法師も天竺(インド)へ行く途中で高昌古城を訪れたということで、法師像は施設の入口にあります。
高昌古城:面積は200万平方キロメートル、周囲は5キロメートルの広大な敷地にありました。
入り口辺りからは、荒涼とした乾いた大地が続いているだけのようにみえました。歩いて行ける距離ではないので、入り口から車高の低いトラックバスのような物に乗り、土煙をあげながら、中心遺跡まで10分余り走ったように思います。
外城上、内城、宮城の3つの部分からなり、建築物は破損が激しく、砂に埋もれそうな遺跡もありました。
高昌古城見学は1時間余りで終わり、火焔山に沿って走り、ベゼクリク千仏洞へ行きました。
火焔山:高さ500メートル、長さ98キロメートルの丘陵 。
火焔山:赤い地面に炎を思わせる模様が浮き出ています。
火焔山丘陵の途中の広場でバスを降り、ベゼクリク千仏洞を見に行きました。写真の崖の下に洞窟があって、そこに莫高窟のような壁画や仏像がありました。
ベゼクリク千仏洞:火焔山の下にある峡谷の絶壁の上にありました。
ここでも、洞窟には窟番号があって、予約してあった窟内を見ました。
ベゼクリク千仏洞見学者用の駐車場に玄奘三蔵法師と供の孫悟空、猪八戒、沙悟浄像がありました。
火焔山(トルファン)を後にして、200キロ程?西にあるウルムチ(烏魯木斉)へ向かいました。
油田
風力発電所
兎に角、広い砂漠地帯でした。この辺りはまだタクラマカン砂漠の東の端で、最近ニュースで米国軍艦の模型を作って軍事訓練をしていると言われているのは、一般道からも離れた本当の砂漠の中央部なのでしょうが、そういう施設が十分建造できるだろうと思わせる荒涼とした大地が広がっていました。
遠くに見えるのは、天山山脈のホゴダ峰、5,445m。
新疆ウイグル自治区博物館(ウルムチ・烏魯木斉)
この博物館の2Fには、古代ミイラの陳列室があり、1980年に発見された「楼蘭の美女」も見ました。タクラマカン砂漠で発見された何体ものミイラも展示されていました。
写真を撮ってもよかったような気もしますが、私は一枚も撮っていません。
こういった長閑な展示物もありました。
トルファン中心部のホテルの部屋から夕陽が当たる市内を撮りました。
どうしたことか、パッケージツアーなのに鍵を貰って部屋へ行ったら、最上階のスイートルームが当たっていました。トイレは2か所あり、お風呂とトイレは別室で、ベッドルームの他に談話室(ティールーム?)と応接室(リビングルーム?)があり、テレビも2台ありました。そんな広い部屋に泊まったことがないので、できる限りの全部のスペースを使わせて貰いました。
新彊ウイグル自治区は警察の監視が厳しいと言われています。ということは反面、観光客にとっては安全だと言えるかもしれません。ガイドさんから外出の注意がなかったので、片言の中国語で果物店を探して、ブドウや棗を買ってきて食べました。
***昨日(11月13日)、第34期竜王戦7番勝負第4局で藤井聡太三冠が勝ち、竜王のタイトルを奪取して四冠になりました。下記の写真は、最終盤の様子ですが、折れ線グラフを見ると分かるように、途中に豊島竜王に逆転された場面もあったのですが、藤井三冠は残り時間が少ない中で勝ち切りました。
ご訪問、ありがとうございました。
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