S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

切ない響きの言葉

2006-06-08 17:17:02 | Weblog
きのう新生姜をスーパーで見つけたので、きょうは生姜ご飯を作ろう!いつも新生姜が出回る頃につくるご飯です。
生姜を千切りにして、お米にだし汁としょうゆと少しお酒を入れて、千切りにした生姜を加えた炊き込みご飯ですが、これはおいしいです。
生姜のいい匂いとご飯がよく合って、さわやかな初夏の味がします。ぜひ作ってみんしゃい、おいしいですから。
それでも毎日毎日納豆ご飯をかかさない我が家の息子は、白飯じゃないと納豆ご飯が食べられないので、いやがりますが・・・・だけどホントよく飽きずに納豆を食べているなあ、と感心します。それでもこだわりがあって、納豆は大粒じゃなきゃだめ、ねぎを山のように入れないとだめ、糸をひくほどかきまぜたらいけないとか、どうだっていいようなことにこだわってる。反対にお父さんは小粒の納豆を仇のようにかきまぜて、ねばねばにして食べるのが好きで、最近はキムチを細かく刻んで入れたりしているが、納豆菌と乳酸菌をいっしょにとるととても体にいいんだそうで、納豆は安くて栄養もあって、日本の万能食品だなあ。そんな納豆大好き一家に、納豆大嫌いの長女がいます。彼女は側に納豆があるだけでおぞましいし、納豆の食器なんて洗うなんてもってのほかと切り捨てる。納豆は彼女の敵なのだ!でも納豆大好きな人を好きになったらどうなるかなあ?
そんなんで、我が家には大粒納豆と小粒納豆は常備食です。

ドミニカ移民訴訟で、苛酷な苦労をして生きてこられた日本人がいることを知り、どうにかして政府がその方たちを助けてあげる方向に動いてくれたらいいなあと思う。裁判のために47回も帰国された方に「時効」という二文字は残酷だった。「祖国とは一体何なのでしょうか?」という問いかけをすごく重く受け止めた。今まで、そして今の子供たちも「祖国とは?」などと考えたことさえなかったと思う。ドミニカにいった方々は、ずっと祖国のことを思って生きてこられたと思う。こういうのが本当の「愛国心」なのではないだろうか?祖国を訴えるということにずっと心を痛ませてきた方々に「時効」だけで終わることはゆるされないのでは?わたしは「棄民」という言葉を初めて聞いた。切ない響きだ。

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