S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

きょうは真夏のような暑さ!

2006-06-24 16:22:16 | Weblog
いつか読んだ新聞の記事で、子供に教えなければいけない時に、教えなければいけないことを教えず、知識ばかりつめこもうとしている・・・・というようなことが書いてあった。子供が小さい頃に教えるべきことを教えず、英語だ、公文だと知識を詰め込む弊害は計り知れないと思う。奈良の家族放火殺人を犯してしまった高校生の男の子のことを考えていた。
取り返しのつかない罪をおかしてしまったのだけれど、お父さんが勉強を教え、成績が下がると殴る?というようなことを何年もしてきたのなら、その子は計り知れない重圧に押しつぶされそうな心を抱えて何年も生きてきた気がする。子供には子供の領分があり、けして親とは違う人格を持っているひとりの人間だ、親はどうしても子供を所有物と勘違いしてしまう。この子のお父さんも医者という人の命を助ける仕事をしているのだったら、どうして子供を縛りつけ、束縛してしまったのかと疑問に思う。
そしてお母さんがそれに気づいてこの子の味方になってあげていたらどんなにこの子は救われただろうか?と悔やまれる。

親だって人間だから完璧に親をこなせる人なんかいない・・・・だけど小学校のうちはやっぱり元気に遊ばせてあげたいし、自然に生まれる命への想いを自然に育ててあげるのが一番いい。子供の身体の中にも、心の中にも「自然」がいっぱい詰まっているのを、わたしも子供を育てながら感じた。この事件はほんとうに哀しい事件だった。考えなければいけないことがたくさんあるような気がする。
哀しい事件が多いな・・・・・愛国心の前にもっと大切なことがたくさんある。

きょうはひどい暑さ!ああ、夏はいやだなあ、夏の太陽は大嫌い・・・負けてしまいそう・・・