いやはや、本日の雨と風はスゴイモノでありましたが、やむを得ない外出… 不要不急ではないはずですが、ちょいと出かけた際の世間の目線はともかく、「自粛」をせねばならないという風潮の中で自分の中でもビミョーな気分になってきます。 一方で、外出や外食が「悪」みたいな魔女狩りになるのはイカガなモノかとも思います。
ということで、前夜のネタになりますが、かつての我家のセカンドダイニングでありますが、最近の混みようでナカナカ行くことの難しくなった 1年半ぶりの平沼・田中屋 は、早めの時間帯ということもあったのでしょうが、ガラガラでした(唖)
でもって、ワシは裏横浜・ポークカレーうどんをいただきますのは、翌日の雨風を予感させるような肌寒さを感じたからでしょうか…
我妻は裏天せいろを頼みます。 この日のワシは、早朝発だったこともあり、午後を在宅勤務(=リモートワーク/ テレワーク)にしておりますが、まあノンビリと過ごしておりましたトコロ、我妻も時差出勤にて早めに帰ってきたので、久々のヲフタリサマの外食であります。
我家から田中屋まではピッチングウェッジでも大きいくらいの距離ですので、訪問の前後で「手洗い&洗顔&うがい」のクリーンアップをしています。 普段の混みようとは全く違う状況ですので、着座されている近隣の席とは 2m を超える距離のある四人掛けのテーブルに対角線で座っております。 新型コロナてざわつく中での距離を意識した外食ということで、とりあえず「壁際の外食」シリーズに入れることにいたします。
コチラでも丼モノや一品モノのテイクアウトはしておりますが、流石に蕎麦はねぇ… というトコロでの経済活性化への協力をしたのでありますが、我夫婦がほぼ食べ終わった頃にやってきたミナサン… もう少し距離を取り… マスクなしの会話の危険性を理解された方がヨロシイだろうなぁ…と思ったのは、ココだけのヒミツです。
勿論、我妻から飛んできたエビフリャーを含め、美味しくいただきましたが、最近は味が濃くなってきたのではないかというのが、我夫婦の共通の疑問でありました。
ということで、ココから先は新型コロナウィルスに関する私見がメインとなりますので、ご興味のある方のみお読みいただきたいと思います。 新型ということもあり、 不明な要素が多いので、言い訳ではありませんが、鵜呑み/ 丸呑みにするのではなく、ご自身でもちょいと考えながら読んでいただきたいと思います。
加えての注意事項というか、補足になりますすが、イロイロな方がイロイロな発信をしております中、ノーベル賞も受賞されている 山中教授の発信 は、感染症は専門外とおっしゃりつつも、ワシ達とはレベルの違う知見を持たれていますし、バランス感覚あり、引用される論文やデータも納得性の高いものと感じております。 そして、今回のネタはソチラに掲示されていて論文からピックアップしてきたモノですが、注意喚起という意味では非常に参考になると思います。 先にもお願いしましたように、真剣に受け止めていただくには、必ず元ネタを参照願います。
本日のネタ元の内容は、おおまかには感染者Aという方から感染した二次次感染者Bの組み合わせをデータベースとして接触状況をを分析するとしたところ、A群の感染者の発症日とB群の感染者の発症日の間隔が 平均 5.8日とされた一方で、感染してから発症までの潜伏期の平均が 5.2日という結果が出たということです。 ここからは類推ですし、そもそも平均同士の比較が有効かとの意見もあるのでしょうが、5.8日と5.2日の差=0.6~0.7日=1日弱ということから、B群の感染者はA群の発症者からの伝染力というものが症状が出る直前に最大となり、B群が感染したという推定が出されています。
逆を言うと、発症後ではなく発症していない&発症直前の方と「密」になったり、ソーシャルディスタンスを取らなかたりすると感染率がとても高くなる=感染力が強くなるのではないかという仮説でありますが、それ故、とにかく「接触機会を減らせ」になるのです。
このバックアップとしては、感染者の持つウイルス量は発症時がピークで、その後は直線的に低下しているというデータもあり、上記仮説との一定の相関がみられるといってよいかと思います。
この分析に対する山中教授のコメントをご紹介しておきます(原文のまま)
「SARSは発症後7日目くらいが感染力のピークであり、発症者を隔離することにより2次感染を防ぐことが出来る。
「SARSは発症後7日目くらいが感染力のピークであり、発症者を隔離することにより2次感染を防ぐことが出来る。
新型コロナウイルスは、発症前に感染力のピークがあるとすると、発症者の発見と隔離のみでは感染の封じ込めは出来ない。社会的距離の徹底が重要である。」
コレを素人がザックリと言ってしまうとですねぇ…
「感染者といっても無発症のヒトビトも多いし、無発症のヒトビトから伝染るか分からないコトも多々あるものの、いずれにしても発症しているかどうか=潜在的感染者かどうか=分からないヒトから感染するケースが極めて多いので、とにかく社会的距離の確保=ソーシャルディスタンシングを守ることが新型コロナを拡散させないためには必須!」
ということになります。
だが…しかし、横浜駅東口の某百貨店の地下を覗けば、こんな雨風の日なのにヒトビトが溢れています。
そのソーシャルディスタンシングを守るというコトの難しさ、コレは基準も含めてなのですが、明確にスタンダード=行動基準が示されていないために、都度都度、自分の行動は距離(リスクの大きさ X 面積)を保てているのか、第三者からみても適正なのかということを考えないと行けないのです。 例えば、ファミリーでスーパーを訪問するヒトビトに対して「スーパーを遊園地替りにしないこと!」と思う一方で、「買い物の効率化のために、分業して調達すべく夫婦でスーパーに行く」ことを正当化できるのかなんて悩ましいですよね(難) 逆の立場であれば、「子供たちを放置できない状況を理解して!」とか「自分の都合のいいように話を作るな!」というようなトコロがあるかもしれませんからねぇ…
ミンナが一定以上のルールを守り、粛々と自粛等々を進めていけば、「とにかく外出するな!」という諸外国のような問答無用のレベルにはならずに最低限の自由が担保される生活を続けられるのになぁ… などと、壁際の外食をいただきながらワシは考えたのでした。