自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

断食生活_2011-2012 (2日目)

年末年始恒例の断食生活も今年で5年連続になりますので大した解説もなしにスタートさせてしまいましたが、この1年で若干の新規読者の方も(多分)増えたはずですのでちょこっと補足説明などしておきます。

1週間の断食といっても、水と酵母液(酢みたいなもんです)、健康茶のみで過ごす完全断食3日間の後に、重湯から始まる回復食を3日続け、最終日に普通食に戻すという流れです。
また、断食期間は激しい運動などが禁止されるほかはほぼ自由(買い食いだけは絶対禁止!)で、散歩とかスパ、美術館巡りとかいろいろなトコロにでかけるし、本とかもじっくり読めるのでヒマを持て余すこともありません。

ワシの場合の目的ですが、ダイエットのためではございません。 年に1回でも1週間ばかり健康的に酒精を含む食物(一部の飲み物を除く)、煙草を抜くことで1年間の毒を抜くとか、胃や肝臓を休ませるとかができます。 加えて断食を理由にダラダラ&ノンビリと過ごしたり、整体や鍼治療で身体のリフォームをするとかのダイエット以外にも理由があります。 言い方を変えると、ほぼ1週間身体と頭をあまり使わないことで全体としてすっかり軽くなる感じがヨイのです。



センターのホスピタリティもかなり高く快適に過ごせます。 ヘビーユーザーというか、毎年複数回訪れるヒトも多いので珍奇すぎないけれどイロイロな工夫で退屈しないようにしてくれています。



断食はツライでしょうとか言われますが、ワシの場合は何のストレスも辛さもありません。 ひとによっては断食反応といって頭痛、吐き気、怠さ、眠気、めまいなどの不快な症状に襲われることがありまして、我妻なんか結構ツライようです。
細かいことを説明し出すと延々と続きますので、この辺りにしときますが、もう少し詳しく知りたい方は、拙ブログの過去記事をご参照くださいませ♪

 断食生活 (07-08) 6日間コース
 断食生活 08-09   7日間コース
 断食生活・2009秋 5日間コース
 断食生活 09-10   7日間コース
 断食生活 10-11 6日間コース

続く…

=== おまけ ===

B級グルメに思うこと

ちょっと前になりますが、姫路でB-1グランプリが開催されております。 B-1グランプリの正式名称は「B級ご当地グルメの祭典!B-1グランプリ」とやらで、微妙に「B級」と「ご当地」がダブっております。
HPにその趣旨の説明もありますが、主催者側の思うトコロは
料理を通じて「地域をPRする」ことで、一人でも多くのお客さんに現地に足を運んでもらおうという、地域活性化を目的とした「まちおこしイベント」
ということだそうです。
既にイベントとしてプレも含めての定期開催が定着してきており、一応の成功というか、いささか加熱気味なのが気になりますが地域の活性化に貢献しているので、これはこれでよいと思っております。

だが…しかし…昨今の「B級グルメ」という言葉の濫用には、いささか辟易しているというのもワシの中にはあります。
実は、発売された直後に「B級ご当地グルメ」シリーズ全6冊を大人買いしてパラパラとは見ていたのですが、拙ブログで中断中のとあるシリーズ見直しのために断食中にもかかわらずザクッと読み返してみました。 そのその中身をツラツラ読むにあまりの自制の無さというか、何でもアリという姿が見えすぎて少々ゲンナリしてしまったのです。



そもそも『B級グルメ』という言葉がいつからあるかはピンポイントで特定しづらいのですが、広まったのは1980年代半ばの文春文庫ビジュアル版での『B級グルメ』シリーズが刊行された頃からになります。 そして、当初の目指すトコロは東京を中心とした都会のやたら高い=高いコトを自慢するようなバブル的色彩の強くなった=食へのアンチテーゼだったと理解しております。 この場合、A級とB級の比較とかBよりAがエライとか区別しようとしたつもりはなく、「高くで旨いは当たり前なのだから、1000円以下で食べられるというシバリを入れて美味しいモノを探しましょう♪」といった思いが背景にあったのだと思います。

一方で、2000年くらいから地方の活性化が叫ばれる中、いわゆるご当地グルメを町興しの起爆剤にしようとした動きが出てきました。 その端的な例がB-1グランプリと呼ばれる大会で 2006年に青森県八戸市で第1回が開催されてから毎年行われるようになり、今ではすっかりメジャーなイベントになってています。 ワシとしては、発足当初からこのイベントを応援しているつもりですし、今回も姫路遠征をするか結構迷っていたくらいです。

しかし、昨今エントリーされる品ですが、B-1グランプリの知名度が上昇するのに比例して、2008年頃からはグランプリに出場するためにご当地B級グルメを無理矢理に創作する傾向も見られておりまして、ご当地焼きそば&ご当地カレーの乱立や、単にその地域特産の食材を無理やり詰め込んだだけのモノも混じってきているような気がします。
そのことを全面否定はしませんが、ワシは「ご当地メニューは現地で食べてナンボ」と考えているので、バイクで何百キロも走って辿り着いた先で、お目当ての店を探している時に地元のヒトから「あれねぇ、去年あたりからゴチャゴチャやっているけど、地元じゃ誰も食べないよ」と言われた日には哀しくなります(微)

モロモロ書きましたが、要はワシの都合や好みで「こうあってほしい」ということです。
そうはいいましても、拙ブログのキャッチで「旅(ツーリング)と食(B級グルメ)の記録と記憶、願望を現在・過去・未来とつらつらと書いています。」とありますし、勝手に「ビーグル(B級グルメ)」とか「ローカルビー(地方でいただご当地モノのB級グルメ)」とか適当に使ってもいるので、一応は自分の中で、
「ビーグル(B級グルメ)」は
『付帯する夾雑物をできるだけ排除し、ピンポイントでなんらかの特徴に狙いを定めた比較的安価な食事』
「ローカルビー(ご当地B級グルメ)」は
『歴史の長さは問わないけれど、時間をかけてなんとなく限定された地域で食べられようになってきた比較的安価な食事』
ということにしておきたいと思います。

年の瀬ということで、来年の抱負(食べたいモノ&行きたいトコロ)でも書こうとしたのがいつのまにやらB級グルメ論みたいになってしまいまして、ご面倒に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。
でも、まあ、来年もイロイロなトコロでイロイロなモノを食べたいなぁ!

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

とも2
こちらこそ
> SS-Kサン

来年もよろしくお願いいたします。

さてさてSS-Kサンの恒例弾丸ツアーはドコに行かれるのでしょうか?

そうそう、忘年会は残念なことになってしまったので、早々に新年会の企画をいたしましょう!
SS-K
これからも
お世話になります。
恒例?の弾丸ツーリングの際には、いつもにいさんの記事を参考にさせていただいております。

ちょうど、ご当地グルメ狙いをしていたところだったのですが、今回も雪次第でしょうか?

来年もお世話になります。
どうぞよいお年をお迎え下さい。


とも2
ありがとうございます
> いそのサン

長文にお付き合いいただけたようで、ありがとうございました(笑)
ブログはねっ、お互いに好きに書いてヨシということにしましょう。

いそのサンにもイロイロあった1年のようですが、まあ無事に年が越せたということでヨシとしましょう。
よい年をお迎えくださいませ♪
いその爺
今年は 正直体力的な階段を大きく登ってしまった一年になってしまった気がしています。
身体のリセットに興味が少しわいて来ています・・笑

B級グルメの氾濫は少し考え、整理する必要は大きく感じる処があります。
街興しには賛成なのですが、流行に便乗している感の歪めない御品は・・・どうかな? って思いますよね。
この辺りを私自身も反芻しながら、来年は少し健康と懐に気を遣いながらブログを継続する事をきめました。(笑

稚拙なものとなりそうですが、来年も宜しくお願いいたします。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「食生活&断食生活」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事