ネタがない時は無理して書かない。それがブログを長続きさせる方法(キリッ)
さて、JR東日本より上野東京ラインの開業日が2015年3月14日(土曜日)に決定した事、平日の運行に関してのプレスリリースがありました。また、常磐線特急が3月14日より大幅に変更になる事も合わせて発表されました。
「上野東京ライン」開業により、南北の大動脈が動き出します~開業時期、直通運転の概要について~ [PDF/27KB]
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141022.pdf
上野東京ライン開業に伴い、常磐線特急はより快適に、より使いやすい特急に生まれ変わります。~新たな着席サービスを導入します~ [PDF/962KB]
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141021.pdf
元京浜東北民で都落ちした現常磐民のブログ主としては、やはり常磐線の運行についてが気になります。宇都宮?高崎?そんなの元から直通するのは分かってたんだからどうでもいいのです(笑)
常磐線の主な列車
特急E657系
普通列車E531系
快速電車E231系
で、本数は少ない(限りなく0に近いかも)と思われていた常磐線ですが朝の通勤時も直通があるようで何よりです。なお、上野駅から東京駅は山手線利用(途中3駅停車)で所要時間約8分ですので、途中停車駅が無い上野東京ラインでは5分弱で運転されると思います。品川駅までは東京駅から品川駅の東海道線所要時間が8分~9分ですので、上野駅からは15分弱といったところでしょうか。
常磐線快速電車(上野~松戸・柏・我孫子・取手)
朝:東京駅基準で概ね8時~9時に到着する上り電車5本が品川駅まで直通します。上野東京ライン開業にあわせて白紙ダイヤ改正される可能性も否定できませんが、現行ダイヤ基準での改正と仮定した場合は取手発7:05(上野7:48着)・7:18・7:29・7:35・7:47・7:57・8:14(上野8:56着)のうちのいずれか5本が品川駅直通になると思われます。他に我孫子駅から成田線直通の快速列車が設定されていますが、リリースでは成田線に触れていないため初年度の直通は無いと判断します。朝ピーク時間帯に品川発常磐線方面の電車は設定されませんので、品川駅到着後車両は田町の車庫に入庫すると想像されます。その後データイムに常磐線方面に戻るのか夕方まで待機かは不明です。上野駅8~9時台の取手駅方面快速電車は車両運用の都合上5本程度減便される可能性があります。空気輸送でしょうから大きな問題は無いように思いますが、急激な運行本数の削減は行わず、土浦方面行きの普通列車を数本増発・・ダイヤ改正毎に徐々に減便という手法をとる可能性も否定は出来ません。
昼:常磐線からの直通は土浦方面からの普通列車・特急を基本とし、快速電車の直通運転は基本的に無しと思われます。田町車庫からの出庫・夕方以降の直通列車に備えて若干数設定される可能性はあります。
夜:夕方以降品川駅発着となります。17時以降終電までの上野駅発取手駅方面の快速列車が6本~4本/時なので物理的には全電車品川駅発着も可能でしょうが、初年度は様子見で一部電車に留まるのではないでしょうか。
*未確認情報:ネット上の噂では常磐専用快速電車E231系10両編成が2編成増備(他線から転属)する模様です
なお、東京駅着8時以前は全列車上野止まりで品川方面への直通はありません。これはちょっと残念です。4時台・5時台の快速が品川駅まで直通してくれれば羽田空港の早朝便を利用するのに便利なんですけどね。また、形式上は常磐線乗入可能と思われる東海道線系統の車両の常磐線乗り入れも言及されていないため無いと判断されます。平常時は乗り入れても問題ないと思われますが、事故などでダイヤに乱れが発生した場合の対応が複雑になりますので仕方がないでしょう。
常磐線普通列車(上野~土浦・水戸方面)
朝:直通はありません。取手駅の時点で座れていれば今まで通り日暮里駅・上野駅乗換、取手駅の時点で立っているなら取手ダッシュで対応するような感じでしょうか。日暮里駅からの山手線外回り・京浜東北線南行きの混雑も多少は緩和されるでしょうから、直通は無くとも上野東京ラインのメリットは気持ち程度享受できるのではないでしょうか。
昼:データイム(10時~16時)は土浦方面からの直通列車が設定されます。朝の割当を元に常磐線を最大5本/時と考えると、特急2本+普通列車3本を直通可能ですがそれはないと思います。土浦駅発で00分(土浦始発の特快・上野着同時56分)・30分(水戸方面からの普通・上野着翌時40分)の乗り入れが土浦駅視点ではバランスがよいように見えますが、上野着視点では15分差で偏りが出てしまいます。00分発の特別快速のみの直通になる可能性も否定は出来ません。30分発も特別快速にすれば上野着時間でもバランスが取れますが、露骨な特急誘導で有名なJR東日本水戸支社が利用者目線で普通列車を改正というのは期待できないように感じます。
夜:直通はありません。全列車上野駅発着となります。
*未確認情報:E531系10両編成×1(K423)が9月に増備されました。上野東京ライン向けなのではないかと噂されていましたが、車両運用に余裕のある時間帯のみの直通にという発表がありましたので、他の用途や都合による増備なのかもしれません。
普通列車利用者はちょっとがっかりな発表ですね。色々な制約がありますので仕方ないといえばそれまでですが、上野東京ラインとは別に日中時間帯の有効列車を増やす改正は行って欲しいですね。
常磐線特急列車(上野~水戸・いわき方面)
朝:直通はありません。
昼:データイム(10時~16時)は全列車品川駅発着となります。
夜:一部列車が品川駅発着となります。
*確定情報:特急用E657系が上野東京ライン開業にあわせて増備される事が株主総会で公表されています。
特急については列車名が変更されます。現状の速達水戸・いわき方面行き”スーパーひたち”が”ひたち”に、準速達土浦・水戸方面行き”フレッシュひたち”が”ときわ”に名称変更されます。また、特急料金についても現行制度から大幅に変更されます。これについては別途記載するかもしれません。
上記はすべて平日ダイヤでの運行予定となります。土休日ダイヤでの運行予定は発表されていませんが、JR東日本社長がインタビューで新しい流動を起こす可能性について言及していましたので、特急列車やホリデー快速の横浜・鎌倉・小田原方面へ直通などの隠し球がある可能性もあります。
とりあえず、快速電車運転停車駅から都内山手線東側に通勤しているので自分は便利になる方かもしれません。朝は職場最寄駅まで直通、夜は直通or上野駅から着席帰宅の選択が出来るので沿線の中では恵まれているかも。しかし、直通電車に混雑が偏る懸念もあるので、運行が開始されてみないと何とも言えませんね。
車輌アイコンはTrain Front View 駅旅・ゆけむり研究室様よりお借りし掲載しております。当ブログからコピーしての利用はご遠慮ください。
さて、JR東日本より上野東京ラインの開業日が2015年3月14日(土曜日)に決定した事、平日の運行に関してのプレスリリースがありました。また、常磐線特急が3月14日より大幅に変更になる事も合わせて発表されました。
「上野東京ライン」開業により、南北の大動脈が動き出します~開業時期、直通運転の概要について~ [PDF/27KB]
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141022.pdf
上野東京ライン開業に伴い、常磐線特急はより快適に、より使いやすい特急に生まれ変わります。~新たな着席サービスを導入します~ [PDF/962KB]
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141021.pdf
元京浜東北民で都落ちした現常磐民のブログ主としては、やはり常磐線の運行についてが気になります。宇都宮?高崎?そんなの元から直通するのは分かってたんだからどうでもいいのです(笑)
常磐線の主な列車
特急E657系
普通列車E531系
快速電車E231系
で、本数は少ない(限りなく0に近いかも)と思われていた常磐線ですが朝の通勤時も直通があるようで何よりです。なお、上野駅から東京駅は山手線利用(途中3駅停車)で所要時間約8分ですので、途中停車駅が無い上野東京ラインでは5分弱で運転されると思います。品川駅までは東京駅から品川駅の東海道線所要時間が8分~9分ですので、上野駅からは15分弱といったところでしょうか。
常磐線快速電車(上野~松戸・柏・我孫子・取手)
朝:東京駅基準で概ね8時~9時に到着する上り電車5本が品川駅まで直通します。上野東京ライン開業にあわせて白紙ダイヤ改正される可能性も否定できませんが、現行ダイヤ基準での改正と仮定した場合は取手発7:05(上野7:48着)・7:18・7:29・7:35・7:47・7:57・8:14(上野8:56着)のうちのいずれか5本が品川駅直通になると思われます。他に我孫子駅から成田線直通の快速列車が設定されていますが、リリースでは成田線に触れていないため初年度の直通は無いと判断します。朝ピーク時間帯に品川発常磐線方面の電車は設定されませんので、品川駅到着後車両は田町の車庫に入庫すると想像されます。その後データイムに常磐線方面に戻るのか夕方まで待機かは不明です。上野駅8~9時台の取手駅方面快速電車は車両運用の都合上5本程度減便される可能性があります。空気輸送でしょうから大きな問題は無いように思いますが、急激な運行本数の削減は行わず、土浦方面行きの普通列車を数本増発・・ダイヤ改正毎に徐々に減便という手法をとる可能性も否定は出来ません。
昼:常磐線からの直通は土浦方面からの普通列車・特急を基本とし、快速電車の直通運転は基本的に無しと思われます。田町車庫からの出庫・夕方以降の直通列車に備えて若干数設定される可能性はあります。
夜:夕方以降品川駅発着となります。17時以降終電までの上野駅発取手駅方面の快速列車が6本~4本/時なので物理的には全電車品川駅発着も可能でしょうが、初年度は様子見で一部電車に留まるのではないでしょうか。
*未確認情報:ネット上の噂では常磐専用快速電車E231系10両編成が2編成増備(他線から転属)する模様です
なお、東京駅着8時以前は全列車上野止まりで品川方面への直通はありません。これはちょっと残念です。4時台・5時台の快速が品川駅まで直通してくれれば羽田空港の早朝便を利用するのに便利なんですけどね。また、形式上は常磐線乗入可能と思われる東海道線系統の車両の常磐線乗り入れも言及されていないため無いと判断されます。平常時は乗り入れても問題ないと思われますが、事故などでダイヤに乱れが発生した場合の対応が複雑になりますので仕方がないでしょう。
常磐線普通列車(上野~土浦・水戸方面)
朝:直通はありません。取手駅の時点で座れていれば今まで通り日暮里駅・上野駅乗換、取手駅の時点で立っているなら取手ダッシュで対応するような感じでしょうか。日暮里駅からの山手線外回り・京浜東北線南行きの混雑も多少は緩和されるでしょうから、直通は無くとも上野東京ラインのメリットは気持ち程度享受できるのではないでしょうか。
昼:データイム(10時~16時)は土浦方面からの直通列車が設定されます。朝の割当を元に常磐線を最大5本/時と考えると、特急2本+普通列車3本を直通可能ですがそれはないと思います。土浦駅発で00分(土浦始発の特快・上野着同時56分)・30分(水戸方面からの普通・上野着翌時40分)の乗り入れが土浦駅視点ではバランスがよいように見えますが、上野着視点では15分差で偏りが出てしまいます。00分発の特別快速のみの直通になる可能性も否定は出来ません。30分発も特別快速にすれば上野着時間でもバランスが取れますが、露骨な特急誘導で有名なJR東日本水戸支社が利用者目線で普通列車を改正というのは期待できないように感じます。
夜:直通はありません。全列車上野駅発着となります。
*未確認情報:E531系10両編成×1(K423)が9月に増備されました。上野東京ライン向けなのではないかと噂されていましたが、車両運用に余裕のある時間帯のみの直通にという発表がありましたので、他の用途や都合による増備なのかもしれません。
普通列車利用者はちょっとがっかりな発表ですね。色々な制約がありますので仕方ないといえばそれまでですが、上野東京ラインとは別に日中時間帯の有効列車を増やす改正は行って欲しいですね。
常磐線特急列車(上野~水戸・いわき方面)
朝:直通はありません。
昼:データイム(10時~16時)は全列車品川駅発着となります。
夜:一部列車が品川駅発着となります。
*確定情報:特急用E657系が上野東京ライン開業にあわせて増備される事が株主総会で公表されています。
特急については列車名が変更されます。現状の速達水戸・いわき方面行き”スーパーひたち”が”ひたち”に、準速達土浦・水戸方面行き”フレッシュひたち”が”ときわ”に名称変更されます。また、特急料金についても現行制度から大幅に変更されます。これについては別途記載するかもしれません。
上記はすべて平日ダイヤでの運行予定となります。土休日ダイヤでの運行予定は発表されていませんが、JR東日本社長がインタビューで新しい流動を起こす可能性について言及していましたので、特急列車やホリデー快速の横浜・鎌倉・小田原方面へ直通などの隠し球がある可能性もあります。
とりあえず、快速電車運転停車駅から都内山手線東側に通勤しているので自分は便利になる方かもしれません。朝は職場最寄駅まで直通、夜は直通or上野駅から着席帰宅の選択が出来るので沿線の中では恵まれているかも。しかし、直通電車に混雑が偏る懸念もあるので、運行が開始されてみないと何とも言えませんね。
車輌アイコンはTrain Front View 駅旅・ゆけむり研究室様よりお借りし掲載しております。当ブログからコピーしての利用はご遠慮ください。
先日、とある用事で、朝、湘南新宿ラインの、武蔵小杉から平塚まで(もちろんグリーン)乗りました。今まではきっと横浜辺りまで行かないと乗れなかったわけで、確かに、それそのものは便利ですよ。
ところが、乗っている最中にLED表示で、“赤羽駅で線路人立ち入り”的な文字が。
定刻通りに平塚に着き、用事を終え、1時間半くらいたった後、今度は川崎まで東海道線に乗ります。平塚で東京行きの電車を待っていると、朝の影響で、国府津行きだった湘新ラインが30分遅れて到着、しかもここで運転打ち切り→平塚始発籠原行きに変更になったようです(平塚から北方面は定刻の発車)。
私の乗ろうとした川崎行きは、定刻通りでした。
常磐線は車両そのものもが違うわけで、こういう事が起こったら、どのくらい影響するのか未知数ですが、この出来事がもし半年後だったら、川崎行きの列車も、確実に影響したんだろうなぁと。
ちなみに東上線が止まっても、東横線は全く無傷の場合が多いですが、走り始める前の時点から、相当苦情が上がったとのことです。
湘南新宿ラインに限らず、JR東日本の遅延復旧は打切+運用替が基本ですからね。現段階では湘南新宿ラインと東海道・宇都宮・高崎は車輌運用がある程度分離されているようですが(E233が湘南新宿ラインに入らないですし)、上野東京ラインも開業すれば柔軟な運用になる可能性も否定できませんので、今まで以上にトラブルが広範囲になる可能性はあるでしょうね。
上野東京ラインだけを見れば、現在の設備で上野・品川・東京で分断する事が出来ますので、復旧の複雑さは湘南新宿ラインほどではないかもしれません。常磐線は何かあったら即上野で分断されるでしょうし。しかし、駅ナカビジネス大好きな会社ですから上野駅の地平ホームは将来的に何らかの事がおこなわれ、輸送障害が起きた際の回復力に問題が出る日も来るかもしれませんね。
私鉄関連の相互直通は企業間の直通になるので、他線(他社)に影響が及ぶのを最小限に抑えるようなシステムになっているのではないでしょうか。JRの場合は自社の他路線同士の直通なので甘えがあるかもしれません。
>常磐線は車両そのものもが違う
取手までなら湘南型のE231やE233だって入れるんですよね~ 直通需要が旺盛だったり、車輌運用の効率化が出来そうなら、緑快速のE231置き換えのタイミングで、東海道・宇都宮・高崎と同一仕様の車輌に更新される可能性もあるかもしれませんね。取手以北は・・・