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Windows11の対応状況を確認する

2021年06月26日 21時00分00秒 | PC・携帯・家電
Windows10が最後のメジャーバージョンアップだって言っていた気がしますが、今年の秋以降にWindows11が発売される予定となりました。見た感じは変わっているようですが、内部的にはWindows10の延長線上という感じ。バージョンをアップする理由は古い構成のPCや32bitのサポートを切るためでしょうか。

なお、Windows10も2025年までサポートはされますので、焦ってWindows11にする必要は現状見当たりません。Microsoftの事なのでWindows10を使っているとWindows11へのアップデートを促す様々な罠を仕込んでくる(要するにウザい)のでしょうけど。

さて、Microsoftでは利用中のPCをWindows11にアップデートできるかをチェックするツールを配布しています。

新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11
ページ最後の方にある「互換性の確認」→アプリをダウンロード

*2021/06/29追記
本日時点でPC正常性チェックツールの一時撤回がされています。
秋頃に一般公開できるようにあらためて準備するとされています。




先日組み立てた、6月時点の現行製品の自作PCでチェックしてみます。


はいアウト~
なお、詳細情報を確認しても新しいの買えや~って書かれているだけで、どこが悪いのかは教えてくれません。とても不親切です。

ネットを見るとTPM関連ではじかれている可能性が高そうなので、UEFIを起動して設定を変更します。


MSI B550M MORTAR WIFIの設定方法


UEFI→(F7詳細モード)→SETTINGS→Security


→Trusted Computing


→Security Device Support


→DisableをEnableに


→グレーアウトして選択できなかったAMD CPU fTPMが選択できるようになっていれば設定は完了(変更の必要なし)


→保存して終了


→変更を保存して再起動



なお、再起動後に当該部分を表示すると細かい設定が可能になりますが、設定をいじる必要はありません。


チェックツールで確認するとWindows11のシステム要件を満たしていると表示され、Windows11へアップデートできる環境が整いました。

この設定だけで表示が変わらない場合は、セキュアブート関連、ストレージのGPT、グラフィックカードのDirectX12対応を確認するとよいかと。

intel環境やマザーボードメーカーによって微妙に設定項目は変わりますが似たような部分を確認して変更すれば、要件を満たす機能が搭載されているなら要件満たすんじゃないかな。


Windows11のシステム最小要件は画像の通りです。
しかし、intel環境は第8世代coreプロセッサ以降、AMD環境は第2世代RYZEN以降(一部APUを除く)でないとサポートされません。製品版ではどうなるか不明ですが、intel第7世代以前・AMD初代RYZEN以前は現時点では問答無用で対象外となります。10年近く前のSandy(第2世代)・Ivy(第3世代)が外されるのは理解できますが、現役で不満なく使える性能を有しているSkyLake(第6世代)・KabyLake(第7世代)、初代RYZENあたりがサポート対象外なのは何だかなぁという感じ。WINTEL時代再来みたいな流れですねぇ。 6月29日に情報が更新され、intel第7世代(KabyLake)、AMD初代RYZENにもインストール可能となりました。

*2021/06/29追記
intel・AMDともにインストール可能な一番古いCPUが1世代古いものになりました。


家族が使っているKabyLake機は先日自作して余ったCometLakeに換装するのでWindows11対応になりますが、自分が利用しているSkyLakeノートパソコンはだめですね。仕事で利用しているのは会社がどうにかするでしょうから何も気にしません。


自作デスクトップをWindows11にして操作性などを確認してから必要に応じて買い換えですかね。個人利用のThinkPadはThinkPadで更新していく決まりになっているのですが最近のThinkPad納期が長いからタイミングに迷うんですよねぇ。性能的にも大きな不満なく使っているので買い換えるモチベもいまいち上がらないし。

なお、元から対応していないのがわかっている(Windows10すら快適に動作しない)機械も何台かありますが、アップデートのためにお金使う気はありません。

メーカー製PCをご利用の場合は、各メーカーから対応についてのアナウンスがあると思いますからメーカーの公式サイトで確認するのが手っ取り早いと思います。



最後にもう一度書きますが、Windows11へのバージョンアップを急ぐ必要はなく、自分の更新タイミング(サポートが切れる2025年頃まで)でアップデートすれば良い程度のものだと思います。


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