2016年末に公開募集がされた”ASUS ZenTour年末年始大感謝祭!”の東京会場に当選しましたので参加してきました。今回は後編です。
ASUS ZenTour年末年始大感謝祭! 東京に参加してきた~前編~
http://nomayu.blog.so-net.ne.jp/2017-01-21
ZenFoneアクセサリーの新しい試みであるDESIGN for ZenFone
サードパーティー製ZenFoneアクセサリーでASUSが認定した製品に付与されるものとなります。ASUSとサードパーティーが共同してZenFoneを広めていく取り組みとなります。某林檎社のスマートフォンはもちろん、有名なS○NYやSAMS○NGに比べ、ASUS製のスマートフォン向けのアクセサリーはお世辞にも豊富とは言えないのが現状です。林檎社端末並の品揃えは無理でも、端末メーカーとサードパーティーが協力する事でアクセサリーが増えれば、ZenFone購入への新たな動機付けにもなり得ると思います。
今回は一例としてray-out製のZenFone3ケースが紹介されました
ZenFone3向けray-out製HYBRID CASE。TPUとハードケースのハイブリッド使用で、背面はクリア素材のためZenFone3のデザインも崩れません。ZenFone3のプレゼンでは裸で使って欲しいという話もありましたが、これならASUSも許してくれるのかなw というわけで、ASUSの粋な計らいで参加者にこのケースもお土産としてプレゼントされました!
スマートフォン以外のZenシリーズの紹介も
ZenBook3
薄型のハイパフォーマンスPC。ASUSの培った技術を惜しみなく投入し薄型筐体にintel Corei7、i5プロセッサを搭載したPCです。背面ASUSロゴはゴールド仕様!個人的にはAPPLEに対抗してレインボーに光るとかでも面白かったかも。最近ではPC業界ではマザーボードをキラキラ光らせるのが流行ってるみたいですし。ZenBook3 AURAとかどうっすかねw
TransBook Mini T102HA
ASUS Pen入力対応の2in1ポータブルPC。
ZenBeam E1(日本未発売)
ポケットサイズの筐体307g薄さ2.9cmで、WVGA(854×480)解像度で120インチまでの表示が可能です。バッテリー搭載で最大5時間の駆動が可能。モバイルバッテリーとしても利用可能です。端子はHDMIとHML対応でスマホやディスクプレーヤーなどを接続できます。スティックPCを接続するとプロジェクター一体型小型PCにもなりますね。
この3製品はレビュー希望者に貸し出しもおこなわれます。特に最後のZenBeamは東京会場参加者限定となっています。タッチアンドトライでレビューどうですかとお誘いを受けましたが私の場合はレビュー環境的に微妙なのが気がかりです。ただ、3製品の中で一番興味を持った製品でもありますので、ZenFone3レビュー後、時間が許せばレビューに応募してみたいと思っています。
サプライズの大抽選会
サプライズと言っても、入場したときからチラチラ見えていましたがw 禅太郎ぬいぐるみや日本未発売のタグ、禅ディスク、トートバック、再利用可能タイプのホッカイロなどがプレゼントされました。私に何が当たったか気になりますか?私のくじ運を考慮すれば何が当たったかなんて書くまでもないですorz
つづいて、タッチアンドトライと質疑応答の時間にうつりります。
質疑応答
質疑応答ではKnightさんやタッチアンドトライコーナーの社員さんに色々と話が聞けて、ASUSへの期待がさらに膨らみました。
一部オフレコの内容があるのですべては書けませんが、公にしても大丈夫な内容だけ書かせていただくと・・・
Q1.例の新製品の日本での発売など話せる事は?
A1.・・・・・
Q2.ZenFone3の価格設定に関して
A2.日本発売に関連するコストを考慮し、他メーカー端末とのスペックやデザインを考えるとお求めやすい価格に設定(当初はもう少し高い価格になる予定だった)できたと自負している。日本発表後の価格に関する批判が多いのは認識しているが、説明をすれば理解していただけると考えている。
Q3.ZenFone3の売れ行きに関して
A3.ZE520KLは予想通りの順調な売れ行き、ZS570KLは値段も高いので売れるかどうか半信半疑だったが予想以上に売れてびっくりしている、ZS550KLは逆にあまり振るっていない。
Q4.NFC搭載について
A4.コストと利用者の利便性が見合うなら搭載をしていく方向になると思う
Q5.禅太郎グッズの販売などは?
A5.いまのところ予定はないですね~
他にも何点か質問・・・というか半ば雑談しましたが、ASUSという会社は動きが速い会社であるという事が興味深かったです。他社に比べるASUSの強みは、デザイン部門を自社で持っている事、PCのマザーボードなどで培った技術力がある事、ユーザーからのフィードバックを会社で共有する仕組みがある事だと感じました。そういう社風故に時々時代を先取りしすぎた端末も発表してしまって販売に苦戦する事もあるようですが、プレゼンの最初にもあったように、ユーザーの使い方を理解しより便利になるような製品を作りたいという心意気が伝わってきましたし、これからのASUSにも期待できるように感じました。
タッチアンドトライコーナー
タッチアンドトライコーナーにはZen3シリーズ各種やアクセサリー
ZenFone3 Deluxe(ZS570KL)
日本に投入されているZenFone3のフラッグシップモデルです。他のZenFone3シリーズを凌駕するハイスペックモデルで、価格も9万円超とASUSとしては初めてのチャレンジとなる価格帯への投入となりました。予想以上に予約が集まり一時販売休止になってしまったのは営業的にマイナスですが、ASUSとしてはこの価格帯でも満足のいくスペックのモデルであれば売れる事が確認でき、次作以降のモデル選定の参考になったのではないでしょうか。
ZenFone3 Deluxe(ZS550KL)
こちらはDeluxeの5.5インチモデル。5.7インチに比べるとスペックが大幅に見劣りし、どちらかというと無印のZenFone3に近い性能となっています。デザインはDeluxeと同じテイストなのですが所々コスト削減の爪痕も見られ、なんとも中途半端なモデルとなってしまいました。販売に苦戦しているのも仕方がないのかなと思います。
ZenFone3 ULTRA(ZU680KL)
こちらはSONYのXperia Z Ultraの再来とも言われる6.8インチのファブレット端末です。このサイズになると欲しい人にはすごく興味があるし、いらない人には何あれって感じの端末にうつると思います。スペックは無印より少し上くらいで実用上問題ありません。
ZenFone3 Laser(ZC551KL)
前モデルの2Laserは日本では5インチモデルでしたが、3Laserは5.5インチと一回り巨大になりました。前面は3シリーズ共通のデザインに、背面はアルミパネルで2Laserに比べ高級感もあります。スペックも確実にアップしていて、普通にスマホを使うユーザー向けとしては個人的にオススメできる機種です。このスペックで3万円を切るプライスは価格競争力があります。
ZenFone3 MAX(ZC520TL)
一部で東京会場のレビュー機ではないかと噂された3MAX。1月14日に発売されたばかりの新製品です。ZenFoneといえば画面外にナビゲーションキーを搭載し、画面を少しでも広く使えるのが特徴だと勝手に思っていますが、この機種は他社同様オンスクリーンタイプになります。どちらが良いかは好みの問題ですが、私の感想としてはこの機種に関してはZenFoneらしさが薄くて興味を持てなかったです。日本ではMAXの売れ行きはそれほどでもないようですが、海外では人気機種のようです。
ZenPad3S 10
4:3のディスプレイを搭載した10インチタブレットです。この画面サイズと縦横比ですと電子書籍を読むのに便利です。ただ、昨今の個人向けタブレット市場は縮小傾向なので、この機種ならではという特徴がないと他製品に埋もれてしまうかもしれませんね。個人的にはこの縦横比のタブレットは時々無性に欲しくなります・・・実勢価格は4万円前後です。
ZenWatch3
スマートウォッチです。写真では若干安っぽい雰囲気でしたが、実物はそれなりの高級感がありました。スマートウォッチには興味がありますが、電池性能や耐水性能を考えると踏み切れない自分がいます。耐水はまだしも、電池の持ちは何らかのブレイクスルーがないと厳しいのかなと思います。
ZenFone3関連のアクセサリー各種
穴あきのビューフリップカバーはLaser、無印、DX用。大きい穴のないカバーはULTRA用です。
液晶保護フィルムは・・・2.5Dガラスだと全面保護できないから製品選択にとても難儀します。純正品もDX対応品のみ展示がありましたがASUS純正品はSelfieの時の苦い経験からオススメしかねます。ASUS的にはゴリラガラスなど強化されたガラスを使っているので保護フィルム無しでの運用を想定しているようですが、細かい事を気にする典型的な日本人である私はどうしても保護フィルム貼りたくなっちゃいます。
ASUS S1モバイルプロジェクター
こちらは日本でも発売済みのモバイルプロジェクター。実勢価格は4万円前後といった感じで、コンパクトかつバッテリー内蔵という事で、手軽に持ち運んでの利用が想定されます。バッテリー接続時は明るさが落ちるので注意が必要ですが、利用シーンによっては便利だと思わせます。
ZenBeam E1(日本未発売)+TransBook Mini T102HA
この機器の周りはあまり参加者がいなかったので、ASUSの方と少しお話する時間がありました。プロジェクターというと業務での利用という印象が強いですが、バッテリー内蔵で持ち運びが手軽にできるコンパクトサイズを生かして、アウトドアでの利用もオススメできるという話でした。この時期のアウトドアは厳しいですが、夏場ならキャンプ場で大人数で映画などの鑑賞をしたり、旅行先で撮影した写真などをホテルの部屋でプロジェクターで投影し楽しむと言った利用シーンは考えられますね。業務で利用しなくても家族連れやリア充にオススメできるかも。
ZenBook3
内容はプレゼンの部分をご参照ください。
最初はこの手のガジェットに関して決して詳しいわけでもない私のような人間がこのようなイベントに参加させていただくのは場違いではないかとほんの少しだけ悩みましたが、このようなイベントで製造側の生の声や様々なお話をお聞きする事ができ、大変有意義かつ楽しい時間をすごせました。また、ガジェットフリークの方々とも知り合う事ができいろいろなお話をさせていただく機会にも恵まれました。このような機会を設けていただいたASUSジャパンの皆様に感謝するとともに、ASUSやZenFoneに興味のある方はこのようなイベントがあるときは躊躇せず応募されるといつもとは違ったとても楽しい時間をすごせると思いますよ!
次回開催はまだ決定していませんが、今後も同様のイベントを開催していきたいとの事でした。イベント開催時の最新モデルや話題のモデルのタッチアンドトライや製造者のプレゼンは大変魅力的ですので、チャンスがあれば是非参加させていただきたいと思います。
*個人的には次回以降も参加させていただきたい=応募者が増えて抽選倍率が上がるのは勘弁して欲しかったりしますけど(ォィ
次回はレビュー用にお借りしているZenFone3(ZE520KL)を素人目線でレビューしていきたいと思います。
つづきます
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