再訪6:「シラツユ」(錦糸町)
チキンディアブル
毎週一度の錦糸町「シラツユ」詣。
今日ははじめからメニューを決めていた。
チキンディアブル。
ディアブルは悪魔風という意味。
悪魔チキンカツ(若しくはチキンソテー)である。
鶏肉の見た感じが悪魔がマントを開いた感じだからというのと、
スパイシーなタレが悪魔的だからという理由で
ディアブロ(悪魔風)とつくらしい。
11~15年ほど前に当時御成門にあった輸出入の書類をピックアップする仕事をしていた時に、港区役所の裏通りにあった洋食屋(今はない)に「悪魔チキンカツ」というメニューがあり、何回か食べにいったが、その時はタレがスパイシーという印象はなく、ただ「悪魔チキンカツ」という日常ではなかなかお目にかからない珍しい物を食べに行っていた。
たしか、自分一人で3回ぐらい行き、
その後、2~3人募って悪魔チキンカツ食事会を2回やった。
そのぐらいハマっていたのに10年以上食べてない。要はその悪魔チキンカツの再現、と思っている。
店に入ると…
なんと満席!!
12時台のいわゆるランチタイムは満席になるか。
流石は「シラツユ」。
新型コロナウイルスとか全く関係ない。
立って待っている間、
店内を見回し思わず客数を数える。
25人。
中でちょっと待つ。
7分ほど経つと真ん中の列の二人卓が空いた。ラッキー。
席に着き、早速、チキンディアブルを頼む。
女性店員から時間がかかる旨を伝えられるがもちろん待つ。
店内は(見える範囲で)
リーマン3人組、
リーマン&OL4人組、
70代女性二人組、
アラサーOL二人組、
40代&50代マダム風二人組、
30代男性二人組お仕事打ち合わせ風、
リーマン&OL二人組、
アラサーOL二人組×2
…といった感じ。
で、数えていた間に
30代女性お一人様が二人卓に着いた。
全体的にはAランチが人気。
迷ったらAかCランチになる。
俺みたいにチキンディアブルとかひねくれた物を頼む奴は流石にいない。
こうして原稿を書いて待っている間にも二組程客が入れ替わる。
凄い人気がある街の洋食屋さんだ。
たしかに皆が行きたくなる気持ちは分かる。
物凄いメニューがある上、居心地が良い。
今のところ頼んだことがあるメニューの中では
ロールキャベツホワイトシチューとメキシカンピラフがイケていた。
他は普通であるが、
その普通かちょっといいメニューの合間に当たりがあるので、今は一つ一つメニューを試している。
しばらくして、
チキンディアブルが配膳。
あ、「シラツユ」のチキンディアブルはデミグラスソースにつけて食べるのか?
ナイフ&フォークでチキンを切り、
一口。
美味い!!!!
チキンディアブルのディアブルのタレ(マスタードと何か)とオリジナルと思われるデミグラスソース、そしてグリルが良いジューシーな鶏肉による三重奏!!
表向きカツの衣があるのでもっとカチカチなチキンカツかと思いきや違う。
それは食べれば食べる程分かった。
チキンカツ、いやチキンソテー、
いや、
チキンステーキにカツの衣とトマトを乗せ、ベーコンを巻きディアブルソースをつけたトルネードチキンステーキ!!
それに付け合わせのニンジンが甘くて美味い。デミグラスソースにつけると尚美味い。ポテトやアスパラもだ。
チキンディアブルを食べた後、〆のコーヒーが配膳。
いやー、
10年以上前に食べた悪魔チキンカツを軽く凌ぐ、
凄いチキンディアブルだった!!
ディアブルソースとデミグラスソースとチキンステーキ。
まるで「タイガーマスク」に出てきたミラクル3のようなチキンディアブル!!
必殺の一撃だった!!!
総合:★★★★★
チキン:★★★★★
グリル:★★★★★
ディアブルソース:★★★★★
デミグラスソース:★★★★★
付け合わせ:★★★★★
雰囲気:★★★★★
居心地:★★★★★
リーズナブル:★★★★