「あきない世伝 金と銀」13巻を読んだ。
テレビのシリーズは終了してしまったが、13巻まであるのだ。
大阪のあきないと江戸のあきないの商取引の違いや、呉服商の組合のしきたりなど、へえと思うような話がたくさんある。
繁盛して、お上に目をつけられると、借り上げ金を申し込まれたりして、返済さえしてもらえない事があったらしい。昔から庶民はいじめられていたんだなと思う。
もうひとつ 「ペガサスの記憶」を読んだ。
桐島洋子は、2014年にはアルツハイマーと診断されて、今は横浜のマンションに暮らしているらしい。
これは、完結することなく終わってしまった連載物を、3人の子どもと編集者で書き上げたものだ。桐島洋子の切れ味のいい文章はすきだった。
あとがきに
「完結していれば母のマスターピースとなったであろう『ペガサスの記憶』。」と二女のノエルが書いているが、3人の未婚の母となったいきさつや、20年間結婚していた男性がいたことなどはじめて明らかなった事が書いてある。
「深い教養と、超人的な集中力、底なしのエネルギーと行動力をもっています。
そして、母はとことん欲張りに、全力で、どこまでも本気に人生を生きてきました。」(ノエル)
不倫をものともせず情熱のままつらぬいた生き方にも、結婚という形を望んだ時期もあったのかと不思議だが、そういうものなのかもしれない。
おもしろかった!
昔雑誌に桐島洋子の手巻き寿司 バンクーバーロールの作り方が載っていて、私は恵方巻の代わりにいつもバンクーバーロール(BCロール)を作っている。
少しアレンジしているが、
まず巻きすの上にラップをひく。のりを一枚置いて、ごはんを乗せ、とびっこというオレンジ色のをちらす。
その上にもう一枚ラップをひいて、2枚のラップごとひっくりかえす。
ひっくりかえして上のラップを取り、サーモンに塩コショウして焼いたもの・きゅうり・カイワレ大根などを乗せて巻く。ラップを巻き込まないように巻く。
切る時は、ラップのまま切り、ラップをはがす。
私は米2合を炊いて3本作る。今回は、たくあんも入れてみました。おいしいです!