国内の新たな感染者は5万5018人、感染者の累計は965万6246人
国内では9日、19日連続で前週同曜日を上回る5万5018人の感染が確認されました。
新規感染者が5万5千人を超えたのは4月14日以来です。
島根県の754人、愛媛県の654人、大分県の641人、鳥取県の289人はいずれも過去最多を更新しました。
感染者の累計は965万5534人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は965万6246人になりました。
また、新たに確認された死亡者は12人で、累計は3万1433人です。
厚労省の発表によると、療養者は27万4965人、重傷患者は3人増えて74人でした。
追加接種の遅れからリスクが高い高齢者に感染が拡がりましたが、接種が進むにつれて高齢者の感染は減少傾向にあるものの接種率が低迷している30歳未満の感染者は増加しています。
都内の新たな感染者は9716人、感染者の累計165万3218人
都内で9日、22日連続で前週同曜日を上回る9716人の感染が確認されました。
新規感染者が9千5百人を超えたのは3月30日以来です。
これで都内の感染者の累計は165万3218人になりました。
このうち、10歳未満から30代は6055人で全体のおよそ62%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は738人で全体のおよそ7.6%でした。
都の基準で確認された重症者は3人増えて10人でした。
また、新たに確認された死亡者は無く累計は4583人です。
世界の感染者5億5489万人超え、死亡者は635万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間10日6時21分の時点で5億5489万292人となりました。
また、死亡者は635万322人となりました。
新規感染者が再び急拡大-第7波襲来!
ワクチン3回目追加接種率が7月3日時点で62.0%となりました。
高齢者や持病のある方の追加接種が進むとともに、重傷者・死亡者とも緩やかに減少していましたが、3回目接種から4か月経過する高齢者が増加する今後の動向に注意する必要があります。
3回目に接種したワクチンの抗体値は接種から4か月経過すると下がり始めますので、重症化リスクが高い60歳以上の高齢者と基礎疾患のある人への4回目接種は、3回目追加接種から5カ月経過後の5月から始まりました。
オミクロンBA.5型の変異株が流行始めてから全国で新規感染者が増加しています。
ウイズコロナ時代は、感染爆発を防ぎながら社会経済活動を維持し「国民の命と暮らしを守る」ことが課題です。
このためには、ワクチンと治療薬の確保、医療体制の整備、保健所体制の整備が不可欠です。
医療体制が脆弱な地方ではとりわけこれら対策の強化が求められます。