まちの温度計が気になる

2020-08-30 | 野良サイン以外
駅とかの近くにあるでかい温度計がなんだか好きです。どうして?わかりません……。


新宿駅東口・ダイキン・2020年1月

新宿駅をよく利用するので、ダイキンの温度計の前を通ることが多いです。ここ1〜2年くらいは会うたびに写真を撮ってしまいます。


新宿駅東口・ダイキン・2019年12月

季節の変わり目に桁数が変わったりすると「お!」となる。

ニュースや天気アプリで知る気温情報と同じ数字であっても、温度計看板が知らせてくれる数字の印象はなんだか違う感触がある気がする。いま現在・この場所の数値である……ということもありそうだし、巨大な装置が教えてくれるという点も影響ありそう。よくわかりません。

ここまでの画像は新宿駅東口のものですが、JRの線路を挟んだ反対側・西口にもう1つの温度計があります。


新宿駅西口・ダイキン・2019年10月

ダイキンの温度計はいずれも小田急百貨店新宿店の屋上にあって、ちょうど裏表になるようなかたちで設置されています。高いところから新宿の街全体を見渡す存在のようにも思えてくる。



新宿駅西口・ダイキン・2019年9月

新宿のダイキンの温度計のいいところのひとつは、すごく接近できること。小田急百貨店の屋上に登ってみると、温度計看板を間近で見ることができるのです。こんなに近づけるなんて……!


新宿駅西口・ダイキン・2019年9月
冷気をガンガン出す機械が何台も設置されていましたが、ダイキン製のものかどうかは確認しそびれました……

そういえば小田急百貨店新宿店は近々建て替えに入るという話を聞いたのですがこの温度計もなくなってしまうのでしょうか。それは寂しいな……。



赤坂見附・サトウ製薬・2019年11月

こちらは赤坂見附交差点付近にあるサトウ製薬の温度計。紀尾井町に建っているでかいビルを出たあたりから見えました。照明がすごくキラキラしてる!


赤坂見附・サトウ製薬・2019年11月

この看板は温度計専用ではなく、時刻⇔気温を交互表示するタイプ。


赤坂見附・サトウ製薬・2019年11月

わたしはどちらかといえば「現在の気温を表示するだけの機械」のほうがぐっとくるのですが、これもこれで良いです……。



撮影したことのある温度計が意外となかった……!

ほかにも「上野マルイの温度計」「新橋のサトウ製薬の温度計」も見たことがあるのですが写真が微妙だったので掲載は見送りました。

……といってもそれくらいしか見たことがないのですよね。そもそも他にどこにあるのかもあまり把握していない。もっと色々見に行きたいですね〜。


「まちの温度計」図鑑、ほしい……。

自家通販で起きたトラブル・失敗 3選

2020-08-30 | 野良サイン以外
2015年に『太子楼五體字類』を発行して以降、「自家通販」という形態で制作物を何度か頒布・販売してきましたが、そのなかでは郵便事故や発送側のミスなどのトラブルも何度か発生してしまいました。この記事ではそうしたトラブル・失敗の事例をふりかえって紹介します。

自家通販をする皆さんの参考になれば幸いです……。

前提
  • 自家通販で売ってきたもの:同人誌・ステッカー など
    • つまり一点物ではない
  • 業務として商品販売・発送作業などに従事したことはない
    • 趣味の活動としてのみやっている状態
  • メルカリの評価は良い方 (⭐️×5・30+)

#1|なぜか宛先に届かない

何が起きたか

日本郵便「スマートレター」で発送をしまくっていた時期のことなのですが、「購入から10日以上経ったが届かない」というメールをある購入者からいただきました。

発送自体は確かにしたはず……。とすると郵便事故?
購入者に早速返信し、送付先の住所が間違っていないかの再確認をお願いしつつ、郵便局にも問い合わせをかけてみる旨を伝えた。

さっそく近くの郵便局の窓口に行き相談をしたところ、調査をしてもらえることに。しかし2日後、「指定された宛先の郵便受けに投函済み」との回答。

その後、調査結果を購入者に追加でメールを送信したのだが、最初の問い合わせ以降は返信がなく、状況不明のままとなってしまいました。
便りがないのはいい便り、ということで無事届いたと信じていますが……もし届いていなかったら遠慮なくご連絡ください。(2015年7月のことですが……)

対策
  • 証跡を残す
    • 例:ポストに投函する前に、送付先の書かれた面の写真を撮る
  • 追跡可能な送付サービスを使用する
この事例では、結局何が起きていたのかの全容を把握できていないのですが、トラブルが起きてしまったときの対策としてはこのあたりかなと思います。

「スマートレター」は専用封筒を買うだけで送れるし便利なのですが、追跡機能がありません。追跡機能があれば事故が起こらない……というわけではもちろんないのですが、追跡ができると送付側も受取り側も荷物の現状を把握できてちょっと安心ではあります。(と書いておきながら、「マルシェル」では利便性優先でスマートレターを採用してしております……)

#2|発送する荷物の取り違え

何が起きたか

BOOTHの匿名配送を利用していた時期に起きた話です。当時は、BOOTHで注文がいくつかくる→コンビニで発送→注文がいくつかくる→コンビニで発送…… ということを何度か繰り返している状態でした。

また新しい注文が1件きたので、封筒にグッズを詰めて封をして、コンビニに持っていきました。

コンビニから発送する時の手続きとして、BOOTHが発行する2次元バーコードを店内端末にかざして、発送票を印刷する必要があります。
バーコードは注文ごとに生成されるので、スマホでBOOTHの画面をひらいて「一番最新の注文」の2次元バーコードから発送票を印刷しました。

この時点では気付いていなかったのですが、ここで問題が起きました。自分が封筒に詰めて準備していた注文を「注文A」とすると、これとは別の「注文B」がコンビニに向かっている間に追加で来てしまっていたのです。

コンビニで対応した時点での「一番最新の注文」は「注文B」です。つまり、わたしは「注文B」の宛先に「注文A」の荷物を発送してしまっていました。

帰宅後に「注文B」の受注メールに気づき、まもなくして取り違えてしまったことにも気付いてしまいました(「注文A」と「注文B」の注文内容が同じであればセーフ……となったのですが、残念ながら全く違う内容でした)。早速BOOTHと配送業者に相談をしましたが、匿名配送という性質もあってなのか配送を中断することは不可能……ということになってしまいました。

このミスによる影響として、「注文A」の注文者のかたにいくつか迷惑をかけてしまいました。
  • 購入者に対して「中身を開けずに当方へ返送してください」とお願いし、対応をしてもらう
  • 返送・再送は当然ながら匿名配送にならない。そのため、購入者・発送者(私)の双方が住所・氏名を明かす必要が出てしまった
対策

前提として、匿名配送では氏名の情報が見えないので個々の注文を見分けることが難しいです。識別する唯一の方法は「注文番号」(ストアシステムが発行してくれるなんらかのID)なので、これをもとに適切に管理する必要があります。
  • 封筒に「注文番号」を書いて取り違えを防ぐ
    • 付箋に書くでもいい。その場合は発送する直前まで貼っておく
  • 封を閉じる前・発送をする前などでその都度、注文番号を照合する

#3|手持ち在庫以上の注文を受け付けてしまう

何が起きたか

このブログは「マニアブログフェスタ」という催しの一環で書いているのですが、ブログ記事を書く以外にも「マルシェル」でグッズを売るということもしています。(注:2020年8月29日現在、私からの出品は一時休止しています)

このミスは、まさにそのマルシェルでやってしまったことです……。

マルシェルでは、販売開始前に商品の「在庫数」を設定することができます。私はこのとき、物理的なストック数を正確に確認せず「30部程度はあったはず!」という認識のもとで販売物の在庫数「20部」と設定していました。しかし、実際のストック数は16部しかありませんでした。

その事に気づいたのは、すでに20部の注文を受けた後でした。即、印刷会社に増刷の依頼をかけました……。

影響としては、本来設定していた発送日数よりも1週間ほど発送が遅れるという結果になりました。

今回はかなりスムーズに増刷が完了したので1週間で済んだわけですが、何らかの事情でもっと遅れたら……増刷ができなかったら……と考えると恐ろしいです。

対策
  • 在庫数を設定するときは、物理的な個数を念入りに確認する
    • 書いてて恥ずかしくなってくるレベルの杜撰さなのですが、全然起こりうることなんですよね……

ミスは起きる……

#2・#3 のミスでご迷惑をおかけしてしまった皆様には改めてお詫び申し上げます。すみません……。

もちろん私のうっかり・不注意・杜撰さが過ぎる……という話ではあるのですが、ミスを100%なくすことは難しいと思います。人間なので……。それでも、ミスが起きにくくする(起きたときの影響を軽減する)工夫をすることで、より安心した状態で自家通販に望むことができるかと思います。

とはいっても心配や不安が強い……ということであれば、委託販売・倉庫発送に対応しているサービスなどを利用するのが良いと思います。販売利益は減ってしまいますが、自分がヒューマンミスを起こす不安からは解放されます。(マルシェルも……いつか倉庫発送に対応してほしい…….)

「写真複製サイン」をなんと呼んだらいいのか

2020-08-29 | 野良サイン
事象や概念に名前を付けることがずっと苦手です。語彙が乏しいということもあるし、対象の概念をあらわす言葉を脳のなかからうまく引っ張り出してこれないという感じです。

名前がないことはそれはそれで不便なのでとりあえず名前をつけはするのですが、しばらく経ってから「あんまり良くない名前だな……」とか後悔するということもよく起こります。

名前付けがうまくできないままになっている案件のひとつに「写真複製サイン」というものがあります。

堺筋本町駅・2019年3月
工事中の駅の仮囲いに設置されていた「写真複製サイン」


日本橋駅(都営地下鉄)・2010年9月
かつて同じ場所に設置されていたのだと思われるサインの写真が掲示されている

つまり、〈掲示されているサインの写真を撮影〉→〈その写真を印刷〉→〈それを掲示〉……というものです。オフィシャルのサインを「複製」する手軽な方法として写真と印刷を用いている、とも言えますね。

この手法、なぜだか好きなんですよね。野良サインのさまざまな実装方法の中でも写真複製サイン事例を目撃したときの嬉しさは特に大きい気がします。なんでなのかはよくわかりません。

新宿三丁目駅・2012年7月
色温度がおかしな状態で掲示されていたり、養生テープが印象的

色味調整・歪み補正・適切な大きさでの印刷などができていないと見づらくなったりもします。写真複製サインは一見手軽そうなのですが、公式サインに近い機能性を持たせるには技術や手間が要る……。

撮影場所不明・2013年3月
被写体が張り紙という事例

野良サインを「複製」しているという事例もまれに見かけます。

これって同じ張り紙をもう一度出力したほうが楽だしきれいな状態で掲示できるのでは……?この例に限って言えばWordで打ち直してもすぐ作れそうだし…… と、観察者目線では思ってしまいます。実際の作業者目線だとそうもいかず「写真で撮って印刷したほうが楽」という判断になってしまうものなのでしょうか。それだけこの手法が手軽かつ身近なものとして認識されているのかもしれません。




大阪駅(JR)・2016年1月

最後に、これまで見た中で一番すごい写真複製サインを紹介したいのですが……これも写真複製サインなのか……?


大阪駅(JR)・2016年1月
こちらが本来の姿

同じ駅の他のホームを見てみると、中が見えるようにガラス窓がついているタイプのエレベーターがあるのですが、最初の写真のホームにあるエレベーターだけはなぜかガラス窓がついていない。その代わりに「窓ガラスがついている場合の様子」が写真として掲示されている……というものです。

大阪駅(JR)・2016年1月
ぼんやりした写真が印刷されている

ここで「複製」しているのは「サイン」そのものではなく「窓ガラス」なのでこれまでの事例とはタイプが違うのですが、結果的に「ここにエレベーターがある」ということを知らせるためのサインになっている(おそらく……)のですよね。




話を戻します。「写真複製サイン」以上にいい名前のアイデアをお持ちの方はコメントやツイートなどで教えてください!(これが言いたかっただけ)

[在宅・野良サイン探索]東京メトロ 茅場町駅 その2

2020-07-31 | 野良サイン以外
「その1」では茅場町駅のなかをストリートビューで散歩して野良サインを集めまくりました。今回の「その2」では、野良サインを探す中で気になった「野良サイン以外」のいろいろをふりかえっていきます。


駅員が立っているところ

Image from Gyazo 

自動改札のすぐ横の駅員が立つための空間。(名前なんていうんですか……?)

こじんまりとしていて、地下空間の構造と独立して存在している感じがかわいいですね。駅売店っぽいというか、小屋っぽいというか……。

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外向きにはパンフレット類や野良サインなどが、内向きには業務に使用するさまざまなものが狭い中にぎゅっと詰まっていてなんだか良い。上半分は仕切りなど無くオープンになっていながらも、上に屋根っぽい構造物がついているのもかわいいです。

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「その1」でも紹介した改札横の「インフォメーション」空間。こっちは事務室っぽいタイプ。

トラテープや養生など

Image from Gyazo 

トラテープで何かを塞いでいる様子。その上には「定期券うりば」サインがガムテで覆うようなかたちで封印されていますね……。

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床のシートの固定に

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ホームのタイルのところにも

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階段のはじっこなどに

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でっかく覆われているなにか

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白いテープがぐしゃぐしゃになってる柱


いい線

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あ!

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ゴムホースだ!

ニョローッとのびてホームの下に垂れていますね。作業中でしょうか。

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あ!

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水漏れ対策だ!

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チューブに高低差がつくように天井からの吊るしの高さを調節しています。そんなにごちゃごちゃしていなくて、きれいな処理。


深夜ならでは


駅の中のストリートビューはだいたい終電後〜始発前の時間帯に撮影されていることが多いみたいです。例えば、散歩をしているとメンテナンスに従事されている人びとに遭遇したりします。

Image from Gyazo 

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こんばんはー!

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人だけでなく、無造作に放置された物もよく写ってますね。

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あと深夜ならではのものといえばシャッターもそうですね。

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工事中のマーキングの様子

Image from Gyazo 

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床の柱が突き刺さっている部分の周辺に青い線がいっぱい。
リニューアル工事に先立って、調査用に引かれたマークでしょうか……?

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ウワーッ!
かなり全面的にマーキングがなされていてびっくりしてしまった。

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こういうのは一般人には読み解けない記法が使われるイメージがなんとなくあって、ここでも線や色の使い分けのルールは不明なのですが、突然「埋設物の可能性有り」と誰がどう見ても意味のわかる文章が登場したので意外〜と思った。

Image from Gyazo 

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この壁とかタイルとかってけっこうきれいで良い見た目なのに、がっつりマジックで書き込みがなされいるとちょっとウッとなってしまいますね。いずれ壊されるものではあるのですが……。

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リニューアル工事完了後の様子を横に並べて見てみたくなる……。

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この改装工事真っ只中のタイミングでストリートビューの撮影のスケジュール入れたのちょっと面白いなって思いました。



やっぱり楽しい

ストリートビュー散歩、駅構内をくまなく、かつ人目を一切意識せずに観察できるのはとても楽しいですね。終電後にしか見れない光景もある意味レア。

今回、実際の散歩に近づけるために写真をバシバシ撮れる環境を用意したのも大きかったかもしれません。これについては別記事で書こうと思います。

Image from Gyazo
 
Image from Gyazo 
全部この人が見た景色なんだよな

[在宅・野良サイン探索]東京メトロ 茅場町駅 その1

2020-07-31 | 野良サイン


以前、Googleストリートビューで大阪の本町駅に行って野良サインを探す、という記事を書きました。


この記事の投稿直後に数駅だけさらにバーチャル野良サイン探訪をしにいったのですが、そのうちのひとつである東京メトロ「茅場町駅」で見つけたいろいろを共有したいと思います。

なぜ茅場町駅か

端的に言うと、「ビーポップ」のメーカーであるマックス株式会社の本社に近い駅だから……です。


お膝元駅であればビーポップが大活躍しておりビーポップ・サインが大量に見られるのでは……?という浅はかな想像から茅場町に行ってみることにしました。それ以上の理由は特にないです。

じつは去年、茅場町駅で乗り換えたことが一度あったのですがその時にビーポップ・サインがいくつか掲示されているのを発見していて、「もしかしたらめっちゃいっぱいあるのでは……?」と思っていたのです。

というわけで、2018年頃にGoogleが撮影した茅場町駅の様子を見に行ってみましょう。

※ 画像をクリックすると「Gyazo」の画像ページが開きます。そこにGoogleストリートビューへのリンクも張ってあります。

ビーポップのサインを集めまくる

ストリートビュー上で駅構内をうろうろしてビーポップっぽいサインをとにかく集めます。

Image from Gyazo

階段の横の柱に……

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改行もある長い文章をこうやって組んでいる例はあんまり見たことがない気がする。

ビーポップではないけど、右下の「お手洗い」の矢印の曲げ方もすごい。切り貼り!

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近くに似たようなやつがあった!

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「インフォメーション」……!(インフォメーション……)

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高めの位置に「自動改札機をご利用ください」という、今となっては形骸化している呼びかけ。歴史を感じる。

その下の「精算機」は透明のシートに印字されている。

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緑色のオフィシャル寄りな「定期券うりば→」に並んで、青色で「定期券うりば→」と反復。より大きな文字で、より高い位置に掲示されている。

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エスカレーターの運転時間の案内。工事の影響でなのか、元々あった場所から剥がされて再度貼り付けられたように見える。野良サインなのに使いまわされていて、なんだかすごい。ふつうの手作りの張り紙よりも、もっと恒久的に掲示する前提で扱われているのかもしれない。

インクリボンを2色(赤・青)で切り替えて印字しているのもいい。良い見た目。

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出口への案内。

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階段の蹴込み部分にも。

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ビーポップをさがせ!(難易度:★☆☆☆☆)

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矢印の中に文字というタイプ。良い。

Image from Gyazo

1行で長く印字する、スタンダードな使い方。

Image from Gyazo
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壁に対して垂直に表示面がくるように工夫してある立体構造物。



発見できたビーポップ・サインはこれで全部。めちゃくちゃ多い、というほどでもないけど期待していたくらいの数あるな〜という感じでした。

床タイルに埋めこまれた文字

せっかく散策モードになっているので、ビーポップ以外のサイン類も観察してみましょう。

まず気になったのがこの床に埋まっている文字。

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この「連絡通路」、書体ベースのものではなさそうな独特な造形の文字で気になる。

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真上から撮った風のアングルで。そんなには似てないけど、私は「公団ゴシック」のことを想起しました。

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東西線ホームでも似たようにタイルに埋めこまれた「日比谷線」の文字を発見。これは何箇所かに埋まっていました。

日比谷線ホームにも、リニューアル前までは「東西線」の文字が埋まっていたのでしょうか……。

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非常に見えづらいのですが、ほぼ消えてしまったものも……。

インディーズ路線図・手書き地図

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オフィシャルの日比谷線の路線図を模してつくられた、横長の手作り路線図。

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お知らせ用ホワイトボードに書かれた地上のマップ。筆跡がかわいい……!

早朝・深夜にだけ登場するサイン

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改札口が終電よりも早く閉まるとか、始発より遅く開くみたいな場合がある。Googleストリートビューの駅のなかでの撮影は終電後に行われることが多いみたいなので、こうした早朝・深夜限定の野良サインを捉えてくれる。

Image from Gyazo

写真のスティッチングがうまくいってなくてグシャーッとなってしまっているが、かなり古そうなサインですね。
 
Image from Gyazo

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上半分は営団地下鉄時代のオフィシャルのサインを流用したものでしょうか。別のサインと合体していてトラテープで額装されているような状態。

いい手書き文字

Image from Gyazo

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妙にかっこいい手書き文字。最近リニューアルされた雰囲気の場所だが、この文字はもっと随分前からここにあるような感じ。大事にされている、とも思えるし、テープでがっつり固定されている感じは雑……とも言える。今も健在なのかどうか気になるし見に行ってみたい。


仮囲いにめり込んでいるサイン

Image from Gyazo

Image from Gyazo

仮囲いに隠れている部分の情報の補足は特になく、めり込みっぱなしという感じだ。



床に貼られたテープ

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3車線!?

Image from Gyazo

手前から出口に向かって伸びる青いラインと、券売機の待機列用とおもわれるオレンジのライン、色分けしてあって良い。

Image from Gyazo 

整列乗車用のサイン。柱を避けて台形状に。

Image from Gyazo 

柱を避けてより複雑な形状に……。

Image from Gyazo

狭くなった通路で左側通行をしめす表示。





つづく

茅場町駅の野良サインはまだまだもっといっぱいあるのですが、全部を載せようとするときりがないのでこのへんで終わりにします。

記事タイトルに「その1」と付けましたが、「その2」では野良サイン以外で見つけたものを紹介しています。