noriba-ba's garden

令和の始めにメイプルレインボー

いよいよ令和の時代が始まった。

昨夜の天皇陛下の最後のお姿、そしてお言葉から

国の象徴として生きることの意味

その難しさについて改めて考えさせられた。

たまたま天皇家に生まれたというだけで

このような重要な立場と責任を背負わされた人生を

歩まねばならなかったことを思うと

同じ人間としてとても気の毒に感じる。

だが、本当によく頑張られたと思う。

私ごときが言うのも何だが…。

これからはその重い荷を下ろしてゆっくりと

皇后さまと余生を楽しんでほしいと願うばかりだ。


さて、令和の時代の幕開けにふさわしく

こんな樹はどうだろうか。


街路樹などでよく見かけるトウカエデの改良品種で

ハナチルサト(花散里)と言う名前の樹だ。


この樹は新芽の色が緑色ではなく珍しい白色で

新緑に包まれたこの時期にあってひときわ目立つ。


今は白色だが、季節とともに葉の色が

ピンクから白、黄緑、緑、そして紅色と美しく変化するので

別名メイプルレインボーと呼ばれている。


新元号令和の時代もこの樹のように

真っ白な気持ちでスタートし

やがて時代とともに様々な色合いに変化しながら

美しく輝いていって欲しいものだ。


令和の出典が日本古来の万葉集からというのも

これまでの国の在りようやこれからの在り方を考えた時

何かとても大きな意味があるように感じる。

国民全員が今いちど原点に立ち返り

この国の成り立ちや歴史、風土、文化について

改めて思いを馳せることで

日本の良さを見直していく時期が来ているのではないか。

そんな意味が込められているように思うのだが…。


ちなみに、令和の英訳は

Beautiful Harmony(ビューティフル・ハーモニー)で

美しい調和ということになるそうだ。

和をもって貴しとする美しい国、日本。

令和の時代は本当にそんな国になればいいなと思う。


この歴史的な改元の時期に合わせるように

真っ白な美しい若葉をつけたトウカエデ、花散里。

このメイプルレインボーを見ながら

さて、私自身は新しい時代をどう生きるか…

いつになく厳粛な気持ちで迎えた令和の初日だ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ガーデニング」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事